大きな危機を2人で乗り越え、同じ方向を見つめ始めた薫と小鳥遊。
そしていよいよ2人は入籍!
友人たちに囲まれ、ささやかながらも
幸せいっぱいの結婚式が開催されてーー。
だが、フランスからやってきたある人物が予想外の事態を巻き起こす!
巻き込まれるのか、抗うのか、やり過ごすのか、向かい立つのか。
薫と小鳥遊はどうする・・・!?
ひとつ問題解決すると、またひとつ問題が出てくる。
子供は小鳥遊の子じゃなかったけど・・・まさか置いて行った?
それはダメだよ!!
いやこれどうなるんだ?
マリオンちゃんと戻ってくるよね?
東京の高円寺南商店街で小さな仕立て屋を営む桐ヶ谷京介は、
美術解剖学と服飾の深い知識によって、
服を見ればその人の受けた暴力や病気まで推測できる技術を持っていた。
そんな京介が偶然テレビの公開捜査番組を目にする。
10年前に起きた少女殺害事件で、
犯人はおろか少女の身元さえわかっていないという。
さらに、遺留品として映し出された奇妙な柄のワンピースが京介の心を捉える。
10年前とは言え、あまりにデザインが時代遅れ過ぎるのだ。
京介は翌日、同じ商店街にあるヴィンテージショップを訪ねる。
1人で店を切り盛りする水森小春に公開捜査の動画を見せて、
ワンピースのことを確かめるために。
そして事件解明に繋がりそうな事実がわかり、
京介は警察への接触を試みるが……。
う~ん・・・なんか自分には合わなかった。
設定とかは面白いと思ったけどイマイチしっくりこなかったな~。
事件の真相はなんともやるせない物悲しいものだった。
子供の命の方を大事にしてほしかった。
『昆虫学シリーズ』の方が好み。