榛名山の噴火で埋もれた災害遺構から出土した千両箱が行方不明に。
独自に調査していた萌絵は「強心隊」と名乗る集団に行きつくが、
なんと根城に軟禁されてしまう。
彼らの目的は一体――?
一方〈鬼の手〉を失った無量は、遺物の声を聞くこともできず、
無力さを噛みしめていた。
さくらとミゲル、建設会社棟方組の面々も揃って千両箱の捜索にあたるが、
「高屋敷」という男をリーダーとする謎の集団に阻まれてしまう。
頼りの忍も、千両箱盗難の参考人として警察に連行されてしまい……。
天才発掘師は、このピンチをどう切り抜ける?
「開ければ山が噴火する」という千両箱を奪取せよ!
神の眠る火山をめぐる、壮大な歴史大河ミステリ。
シリーズ第16弾は前巻の続きから。
鬼の手が使えないまま事件に巻き込まれる無量。
忍も警察に連れて行かれたり、萌絵は軟禁。
毎度毎度危険な目に遭ってばかりの3人だなと思いながらも、
最終的には解決してホント良かったよ。
無量の鬼の手も戻ったってことでいいのかな。
初心を思い出し、自信も取り戻したようで何よりです。
にしても一体いつになったらJK問題解決するのかな。
そこが解決しないと安心して読めないわ~。
最終回
五十宮倫子(小芝風花)は、松島の局(栗山千明)から
徳川家治(亀梨和也)が倒れたことを聞かされる。
高熱にうなされる家治の容体を、御匙が必死に診ていた。
松平武元(橋本じゅん)から家治の子細を聞いた松平定信(宮舘涼太)は、
ようやく自分たちの出番がきたと笑う。
そして、定信は新たな手立てを思いついたと言い…。
そんな折、浅間山が噴火し、江戸にも火山灰が舞い降りた。
さながら黒い雪のような火山灰に、お知保(森川葵)らは思わず驚く。
暗雲立ち込める幕府、そして倫子も不吉な予兆を感じずにはいられない。
この事態を何とかせねばと考えた家治は、
自ら蟄居閉門を命じた田沼意次(安田顕)を呼び寄せ――。
【公式HPより引用】
公式HPは ☆ コチラ ☆ から。
やっぱり貞次郎生きてた~。
徳川家紋の三つ葉葵のように、
御台、お品、お知保の3人で育ててほしいとの家治の思いが良かった。
とはいえ、最終回はなんだか駆け足に色々起こったね。
浅間山が噴火し、事態収拾のため田沼を呼び戻し政を任せたけど、
家治崩御となり定信がここはチャンスと田沼を失脚させ、
自らが老中になり質素倹約を目指すも貧しくなるばかり。
庶民から不満が起こり、家治が作った学問所で学んだ学生たちが声を上げ、
大御台となった倫子が大奥の声を取りまとめ、
徳川御三家・御三卿の同意を得て定信を罷免。
定信はかつての想い人だった倫子から首を言い渡されたわけだ。
なんとも皮肉なもんですね。
ドロドロの陰湿なイジメばかりで辟易してましたけど、
最後は大奥の中も倫子に絆され続けた結果なのか分からないけど、
みんなでまとまってるようで良かったですよ。
舘様、撮影お疲れさまでした。
4月から舞台が始まるので怪我なく
無事に千穐楽を迎えることを祈っております。
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