また残業を押し付けられてしまった。
OL・玲奈は今日も寂しくコンビニに立ち寄り帰路につくと、
路地裏で耀く看板に気づく。そこはレンガ調の小さな宝石店だった。
扉を開けた玲奈を迎えてくれたのは、
ぬいぐるみのようにふわふわなユキヒョウだ。
温かな料理を振舞われ、玲奈は思わず悩みを打ち明けると、
ユキヒョウは玲奈にピッタリの宝石を見せてくれた。
「貴方への預かり物が届くから、またおいで」という言葉に、
玲奈が後日再び店を訪れると――?
奇跡の出逢いが、最終章でひとつに繋がる――涙を紡ぐ物語。
ユキヒョウとペンギンのじいやが営んでいる宝石店。
悩みがある人が辿り着けるお店のようで、
『コンビニたそがれ堂』を思い出した。
けどここは宝石店なので宝石が出てきて導いてくれる。
短編集のようでいて実は繋がっていたことに驚きもあるし切なくもあった。
とにかくユキヒョウが可愛くて癒された。
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