まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~ / 三上延

2013-06-22 23:27:21 | 小説・その他本

   

鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。
そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。
残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。
接客業を営む者として心配になる女性だった。
だが、古書の知識は並大低ではない。
人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、
いわくつきの古書が持ち込まれることも、
彼女は古書にまつわる謎と秘密を、
まるで見てきたかのように解き明かしていく。
これは“古書と秘密”の物語。





発売当初に買っていたがず~っと積読中だった本。


やっと手を出したよ!!



古書堂というから小難しい話も出て来るかと思ったけど、


意外とサクサク読めたかな。


本の話になると急に饒舌になる栞子さん。


普段の会話ももうちょっとスムーズに


話してくれるといいんだけど・・・(‐∀‐;)


でもそれが栞子さんなんだよな。


五浦くんもなかなかいいキャラです。


栞子さんの相手は五浦くんにしか勤まらないかもね。


燃やした本は絶対偽物だと思ったよ。

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TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~ TAKE10(最終回)

2013-06-22 22:58:33 | ドラマ

TAKE10(最終回)

『愛する人の命を救え 裏切り者は誰』





笹原が何者かに襲われ連れ去られた。

笹原を捜していた矢野は、笹原が落とした腕時計を見つける。



矢野はTAKE FIVEがいるバーへやって来て、

笹原を隠しているだろと詰め寄るが、

勿論TAKE FIVEが連れ去った訳ではないので

メンバーは何を言われているのか分からない。

それを聞いた新見はバーを飛び出して行った。

矢野は店を確認するとドアを開けると、

隆が着替えてるところで古堀のことはなんとか誤魔化せた。



笹原の足取りが掴めず焦る警察内。

帆村なら何か知ってるかもと取り調べをする増田。

仲間が拉致したんだろうと言うが、帆村が知る訳はない。

その様子を岩月が別室から見ていた。


帆村は『ルクレツィア』を見せて欲しいと言う。

当然保管庫にはあるが見せる訳にはいかないと増田。

だがその言葉に、帆村はその『ルクレッツィア』は偽物だと。

本物ならそんな場所で管理している訳がないと言った。

笹原の行方は分からないが、自分が必ず見つけると帆村。


「一体どうやって。」


「例えばこうやって。」


帆村は手錠を外して見せた!!

次の瞬間、増田と矢野をかわし逃走。


帆村は以前岩月が話していた洗濯物のシュートボックスへ。

その下にはマットが敷かれていた。

そこには新美と南が待ち構えていた。

帆村と岩月の話を聞いていた隆が、

きっとここだろうと教えてくれたそう。



バーに戻った帆村はメンバーに警察にある『ルクレツィア』は偽物だと。

誰かが絵をすり替えたと教える。


犯人をXと仮定し話をする帆村。

犯人は20年前、その絵が贋作と知らずに盗んだ。

それをブラックマーケットで本物として売り、高値で買い取られた。

多額の金を手にしたX。

しかし20年経った今、事件の真相の手がかりとなるものが

『ルクレツィア』の中にあることを古堀が見つけた。

もしかしたらXは古堀からそのことを気づかされたのかもしれない。

だから証拠となる絵を取り返そうと後藤を使い、

本物を手に入れさせ、その後、後藤を殺した。

が、手に入れた絵には証拠はなかった。

更に本物が現れ戸惑ったX。

そこで本物と偽物を入れ替えた。

それを笹原が気づいてしまった。

絵を取り替えられるのは警察内部の人間しかいないと!!



その頃、笹原は低酸素室へと運ばれてしまう。

薄れる意識の中、犯人を見た笹原。



笹原の命が危ないと新美。

帆村は新美に車の移動場所を追うよう指示。

すると古賀美術館辺りで車が停まったのを確認した。

すぐに笹原救出へ向かう帆村と新美。



帆村が脱走したためバーに駆けつけた矢野。

しかし既にそこにはいなかった。

小百合が歌い始めると、その歌に古堀が反応し目を覚ます。



帆村と新美。

初めて会った時と同じく2人だけ。

だが、あの時は何も盗めなかったと帆村。

新美は今は出来ると。


「あん時の俺とは違う。 今の俺には覚悟がある。

愛って覚悟がな。 教授はどうなんだよ。」


「言っとくが、お前以上にある。」



一方、警察には古賀美術館近くに不審者の

目撃情報が出たと報告が入る。

それを聞き、現場へ向かう増田と矢野。


岩月は香川と一緒に車に乗っていた。

どこに行くんだと香川。

係長の指示に従っているだけだと車を運転する岩月。

香川は何を隠しているのかと岩月に詰め寄る。

自分たちは問題を起こしてこの部署へ飛ばされた。

そのままにしてていいのか?と。


「僕はね、なんでもきちんとしたいタチなんですよ。」



帆村と新美は無事美術館に忍び込んだ。

しかしすぐに南から警察が通報でそこへ向かっているとの報告が入る。

自分が警察を引きつけると新美。

絶対に笹原を助け出すよう帆村に託す。


新美は走り出し、警察を引きつける。

そして警察に追い詰められたところ・・・

後ろにあったマンホールから逃走し、

待機していた車に乗り込んだ。

運転手は隆。

そこには古堀の姿も。



美術館へやって来た増田は、笹原が中にいるかもと矢野と中へ。

帆村は低酸素室内で倒れている笹原を発見。

心マをして呼びかける。


「目を覚ませ、瑠衣!!」


あの時と同じようにキスをする帆村。


そして目を覚ました笹原は、何故帆村がここにいるのかと驚く。

その時、前にも同じように助けてくれた人がいて、

それが帆村だったと思い出す。


「どうして何度も私を助けてくれるんですか?」


父を殺した罪滅ぼしかと。

前はそうだったが今は違うと帆村。


「真実が色んなことを教えてくれた。」


そこへ増田と矢野がやって来た。

手を上げろと迫り、笹原に離れろと命じる。

すると岩月も現れ、悪を捕まえに来たと言う。

最後に帆村の言い分を聞いてみたらどうかと岩月。

増田はそんな必要はないと。

しかし岩月に同意した笹原。


「聞かせて下さい。

私は、私が信じたいと思うものを信じます。

聞かせて下さい。 貴方が言う真実を。」


「最後の晩餐。」


帆村が真実を語りだす。

最後の晩餐は父が残した最後の言葉。

それは、仲間の中に裏切り者がいると告げたダ・ヴィンチの絵。

父は後藤が裏切り者だと知っていた。

後藤が金目当てに仲間を裏切り、

『ルクレツィア』を盗もうとしていたことを事前に察知したと。

だが後藤は慎重な男。

1人ではやらないはず。

恐らく後藤を手引きした警官がいたはずだと。


それが父なのかと笹原。

しかしそれは違った。

そこにも別の裏切り者がいたと帆村。


絵を盗もうとした後藤を説得しようとした帆村父。

そこへ居合わせてしまった笹原父。

笹原父と行動を共にしていたはずの仲間こそが裏切り者だと!!


笹原父を殺したX。

それを助けようとしていた帆村父。

そこへ本物の『ルクレツィア』と取替えるために

絵を持って現れた古堀。

帆村父はその本物の絵を持って逃げろと古堀に言った。


「警察を信じるな。 裏切り者がいる。」


古堀にそう言った帆村父。

古堀のことは誰にも話さないから早く逃げろと。


そして逮捕された帆村父。

Xを特定しようとしてあえて捕まったのではないか帆村。

だが帆村父はXを特定する前に殺された。

自殺ではなかった。

その裏切り者はまだのうのうと生きている。


笹原父の腕時計は警視総監賞をもらった時に受け取ったもの。

その時、パートナーも同じく表彰され、同じ腕時計をもらったはず。

そのパートナーは増田だった!!


「あなたのお父さんを殺した、裏切り者です!!」


証拠はないだろうと余裕の増田。


「証拠ならあるぜ。」


そう言い新美が連れて来たのは古堀だった。

古堀が生きていることに戸惑いを隠せない増田に、

殺したはずなのに?と古堀。


写真の通り、『ルクレツィア』の額に残されていた指紋。

岩月は『ルクレツィア』に聞いてみようと絵を出した!!

この絵は偽物。

それを見抜いたのは笹原と帆村父だと古堀。

そして『ルクレツィア』の胸元を削る。

そこには自分が書いたという証拠があると古堀。

すると古堀の印が押されていた。


増田が20年前に盗んだのは、この贋作。

だが、増田の指紋がついていたのは本物の方。

認めないと喚き散らす増田に、南が証拠の写真を取り出した。

それはトランクに絵を隠そうとしていた増田の姿。


古堀が『最後の晩餐』と呟いたのは、

警察内部の犯行だと知らせるため。

その裏切り者を調べるために、あえて捕まったと帆村。


自分を今の部署に追い込んだのは誰なのか。

最初から増田をマークしていたと岩月。

香川の処分を軽くしたのは、岩月を見張るための駒にするため。

そんな悪人を捕らえるためには、

まず増田に信用されるしかなかったと岩月。


「これが、プランBです。」


全ては絵に隠され真実。


笹原は増田に憎しみで人を裁くなと自分に言ったと。

それは自分自身に言い聞かせていた言葉だったのだと言う。

笹原の父が気づかなければ上手くいっていたと増田。


「逮捕します。」


増田に手錠をかけた笹原。


全ては帆村父と笹原父のためだったと古堀。


「20年。 やっとこの日が来たよ。

あんたたちのお父さんは、私を助けてくれた。

感謝してるよ。 ありがとう。」


そう言い、自分が描いた贋作を持って出て行く古堀。

連行される増田。



笹原は帆村に感謝する。


「真実を教えてくれた。 2度も私を救ってくれた。

愛を・・・・・教えてくれた。」



そんな笹原にもうひとつやるべきことが残っているはずだと帆村。

『TAKE FIVE』を逮捕すること。

立派な警察官だった父と同じように犯罪を見過ごしてはならないと。


「あなたは私を逮捕しなければならない。」


「本当にあなたは、私を困らせるようなことばかりする。」


「すいません。」


笑顔で言う帆村。


「帆村正義。 あなたを逮捕します。」



帆村は逮捕され、笹原に連行される。

が、・・・・・帆村が手錠を残し消えた。



『盗みは人を不幸にする。

盗むことを決断するなら、そこに必要なのは、傷つく覚悟。

そして何より、愛がなければならない。』



本物の『ルクレツィア』は無事に戻り、

ダ・ヴィンチ展で飾られることになったよう。



バーにやって来た笹原は隆に

帆村は何処に行ったのかと聞く。

が、隆も知らないよう。

しかし妹に聞けば分かるかもしれないと言った。

帆村に妹がいたのかと笹原。


「週末だけここで歌ってますよ。

お父さんが好きだった歌『TAKE FIVE』を。」


隆は笹原に帆村からだと言い封筒を渡す。

中にはダ・ヴィンチ展のチケットが2枚。



妹と一緒に観に行った笹原は、

父が守ろうとした『ルクレツィア』を並んで観た。

展覧会で古堀の姿を見かけた笹原。

彼女を救うために彼らは盗んだんだと思ったが・・・


「いや、きっと救われたのは・・・私たち。」


そんな姉妹の姿を見ていたメンバー。

お尋ね者になった帆村は教授をやめるよう。


笹原の腕からは父の時計が消えていた。

新しい時計は新美が贈ったのでは?と。

そうだけど、やめたらしい。

時計などに縛られず生きて欲しいからと。



時間だと言う南。

また金にならない盗みだと言う新美に、

愛のある盗みですと岩月。

その言葉に笑みを浮かべ、頷く5人。



『彼らと出会い、私は知った。

この世には、愛のある盗みがあると言うことを。

私はこれからも追い続けるだろう。

その愛すべき泥棒たちを・・・・・』





20年前の真実が分かったのはいいんだけど、


現在の真実は?


帆村は指名手配ってことなの?


メンバーは逮捕されないの?


笹原だけならなんとかなるかもしれないけど、


矢野や香川だってTAKE FIVEのこと知っちゃった訳だし、


捕まった増田だって黙ってるとは思えない。


なんかいまいちスッキリしな終わり方だなぁ~。





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スペイン10得点!!

2013-06-21 23:41:53 | スペイン代表【コンフェデ他】

■ コンフェデレーションズカップ2013
  グループリーグ・グループB 第2戦


スペイン  タヒチ

ブラジル、リオデジャネイロ・マラカナンで対戦。



【出場選手】

GK : レイナ

DF : セルヒオ・ラモス(46分、ナバス)、アルビオル、

    アスピリクエタ、ナチョ

MF : マルティネス、マタ(69分、セスク)、

    カソルラ(76分、イニエスタ)

FW : ビジャ、トーレス、ダビド・シルバ



【控え選手】

カシージャス、バルデス(GK)、アルベロア、ピケ、アルバ、

イニエスタ、シャビ、セスク、ブスケツ、ペドロ、ソルダード、ナバス



【結果】

スペイン 10-0 タヒチ



【得点】

1-0  5分  トーレス

シャビのCKからペドロがシュートを打ち、ルガーノに当たってゴール。


2-0  31分  ダビド・シルバ

ビジャのパスからダビド・シルバがシュート。


3-0  33分  トーレス

マタのスルーパスから最終ラインを抜け出したトーレスがシュート。


4-0  38分  ビジャ

シルバの折り返しに反応したビジャがシュート。


5-0  49分  ビジャ

マタのスルーパスからモンレアルが左サイドを突破し、

その折り返しをビジャが押し込む。


6-0  57分  トーレス

ナバスのクロスからトーレスがシュート。


7-0  63分  ビジャ

飛び出したGKがボールをこぼし、

こぼれ球をビジャが拾ってシュート。


8-0  66分  マタ

シルバとのワン・ツーからマタがシュート。


9-0  79分  トーレス

トーレスがボックス内に切れ込みシュート。


10-0  87分  シルバ

ナバスのパスからダビド・シルバがシュート。



【グループB 順位表】 

1 スペイン                勝ち点 6

2 ナイジェリア                勝ち点 3

3 ウルグアイ                勝ち点 3

4 タヒチ                  勝ち点 0



【グループB 第3戦】

6/24   ナイジェリア

ブラジル、フォルタレザで対戦。






トーレス4得点、ビジャ3得点。


トータルでは10得点。


スタメン入れ替えても凄いスコアに。


タヒチは素晴らしい試合をしたよ!!


なんとしても1点を取りに行くという姿勢はホント素晴らしいよ。


得点出来なくて残念ではあったけど・・・


これぞスポーツマンシップ!!


いい試合を観た。

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ラスト・シンデレラ 最終回

2013-06-21 22:40:12 | ドラマ

最終回

『最終回完結スペシャル 私の選ぶ王子様』

美容室の支店を出すため、
米ニューヨークへ行くことになった凛太郎は、
一緒に来ないか、と桜を誘う。
そのころ、広斗は、自転車競技の全国大会の日を迎えていた。
桜は、広斗と凛太郎の間で心が揺れる。
一方、あらためて美樹にプロポーズをした公平、
見合いで卓と出会った志麻たちは、それぞれが転機を迎えていた。





結局広斗かよ。


まぁ、それはそれで良かったけど・・・


なんかイマイチしっくりこないのは何故?


最後まで凛太郎がいい人だったな~。


そして千代子は最後に急に物分りのいい人に。


最終回、上手いとこまとめたでしょ?感が・・・(‐∀‐;)


なんか視聴率良かったようだけど、


私的にはそうでもなかった。


やっぱ三浦春馬くん効果だったのかな?





第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話

第8話 第9話 第10話

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潜入探偵トカゲ 最終話

2013-06-21 21:51:09 | ドラマ

最終話

『真犯人はお前だ!!

隠された絆と衝撃の真相』

現金輸送車を襲った犯人を追っていた織部(通称トカゲ)と寺島は、
情報屋の篠崎が、裏社会の情報網を操る「クモ」だと知り驚く。
篠崎は、黒沢を使って茂手木の息子・蒼太を
監視しているとトカゲを脅し、抵抗する隙を与えなかった。
銃を捨て丸腰になったトカゲと寺島は、篠崎に捕らわれる。
さらに、篠崎はトカゲに、
なぜ防弾チョッキや銃を持っていたのかを問い詰める。
もし答えなければ、二人を2年前の茂手木とトカゲにしたように
海に沈めた後、蒼太にも危害を加えるという。
絶体絶命のトカゲは篠崎に、ある取引を持ち掛ける。





不安的中。


やっぱり岸森がスパイかよ!!


警視総監になりそうな人がスパイって・・・


ちょっとどうなの?って感じです。


これから岸森の妻と娘は大変だな(-_-;)


可哀想に・・・


毎回松田翔太くんのコスプレを見るのが楽しかった♪





第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話

第8話 第9話

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家族ゲーム 最終話

2013-06-20 23:34:54 | ドラマ

最終話

『あの男が家庭教師になった理由

~彼は誰を殺したのか?』





公衆サウナにいた吉本。


「いいねえ~。」



沼田家では佳代子が離婚届を出す。

必死に止める茂之に対し、慎一は冷めた態度。


「別にいいんじゃない? 父さんが納得出来んなら。

今更家族ぶって止めんのも違うと思うし。」


今のままでは修復は不可能との佳代子の言葉に、

一茂も離婚届にサインすることに。

それをなんとか止めようとする茂之。

そこへ吉本が現れた。


「は~い!

呼ばれてないのにジャジャジャジャ~ン!!

いいねえ。 派手にやらかしましたねえ。」


「二度と顔を見せるなと言っただろ!」


「僕だってみなさんの顔なんて見たくなかったんですけど

どうしても回収しないといけなくて。」


「回収?」


「これとか。 これとか。」


盗聴器と小型カメラだった。


「レンタルなんですよ~。」


色々なところに仕掛けられていた。


「そんなとこにもあったのか?」


「はい。 全部で10個くらい。

あっ、お構いなく。 すぐに終わりますんで。」


「君ねえ、警察に通報したっていいんだよ?」


「そういうことは100万返してから言ってもらえます?

大目に見て下さいよぉ~。 どうせ、この家も売るんだし。」


「なんでそれを・・・」


「だからこれですって!!」


「そうか。」


「1階はこれで全部かな? あと2階か。」


「ちょっと、2階にもあるの?」


「あっ、安心して下さい。

茂之くんと慎一くんの部屋だけなんで。」



茂之の部屋からも回収。

そこへ茂之が入って来た。


「虐めは楽しいか?

散々虐められてきた相手だもんなあ。

同じ目に遭わせて清々するだろ?」


「そんな訳ないじゃないですか。

でももしやらなかったらまた1人になるかもしれないし。

怖いんですよ。 もう戻りたくないから。」


「お前の友達はその程度の奴らなのか?

その程度の奴らでも友達でいて欲しいのか?

お前一体何を見てきたんだよ!」



慎一の部屋からも回収。


「プライバシーも何もあったもんじゃありませんね。」


「俺を刺すなら今だぞ~。」


「俺の殺意がそのカメラに映ってたんですか?」


「ビンビン伝わってきたよ。 ハハハ。」


「水上沙良。 彼女から聞きましたよ。 8年前の真相。

想像を絶するものでした。」


「同情してくれるのぉ~?

俺より自分のこと心配したらどうだ? 優等生~。

高校辞めて親が離婚のホームレス。 お前の人生昼ドラかよ。」



リビングへ下りて行った吉本。


「100万円の振り込み先です。

この家売れたらお願いしますね。

本気で別れる気あるんですか?

これをきっかけにみんなで話し合って

家族の絆を再確認しようとした・・・とか?

でも残念~。 この家に絆なんてないんですよ。」


「用が済んだらなさっさと帰れ!!」


「はぁ~い!!

あっ、振り込み手数料はそちらでお願いしますね。」


吉本は沼田家を出て行った。

2階の部屋から吉本を上から見ていた慎一。

吉本が見上げて慎一に言った。


「そうだ。 高校辞めたから

俺の言うこと1つ聞いてくれんだよね?」


「飛び降りて死ねばいいですか?」


「そ~んな簡単なことじゃないよぉ~。 家族を再生させろ。」



廃校で待つ慎一の元へ沙良がやって来た。

慎一はこの前の続きを聞きたいと。


「教えて欲しいんです。

何故、田子雄大が吉本荒野になったのか。

普通なら自分を不幸に追いやった人間に

成り済ましたりなんかしないでしょ?」


「それが・・・家庭教師になった理由よ。

今回の依頼を受ける時に教えてくれたの。」



吉本と沙良。


「なんで家庭教師になんか?」


「俺の教育は学校の教師じゃ出来ないからだ。

俺は今・・・吉本荒野を名乗ってる。

悪意の体現者として

世の中のあらゆる悪を生徒にぶつけるためだ。」


「どうしてそんなこと?」


「真田が自ら命を絶った後、俺は自分を責めた。

どうして吉本の虐めから目を背けてしまったんだろう。

どうして・・・真田を救ってあげられなかったんだろう。

でも一方でこうも思ったんだ。

もし俺が虐めを防いでいたら、真田はどうなっていたんだろうって。

その時は助けてやれたかもしれない。

でも、中学を卒業したら俺はあいつの側にいてやれない。

もしも高校で、大学で、社会で同じような目に遭っても、

俺はあいつを守ってやることが出来ないんだ。

そのことで教師に限界を感じて俺は学校を辞めた。

それから2年ほど世界を回った。

心のどこかで死んでもいいと思っていたのかもしれない。

わざわざ危険な国や地域を訪れて・・・実際何度も死にかけた。

でもそこで、自分が強くなるしかないってことを知った。

それで思ったんだ。

世の中の悪意を全て断ち切ることは出来ない。

でも悪意に立ち向かっていける人間を

育てることは出来るんじゃないかって。

最期に真田が言ったんだ。 強くなりたかったって。

二度とあの悲劇を繰り返してはいけない。

真田のように純粋で優しい人間でも

たくましく生きていけるように・・・

俺は・・・吉本荒野になる。」



沙良と慎一。


「実際先生はその時までに3人の生徒を更生させていた。

自分が悪意の体現者となって向き合った結果よ。

どうして今回だけ私が手伝ったか分かる?

先生は沼田家を調査していくうちに

茂之くんという第2の真田宗多になり得る生徒の他に、

もう1人・・・第2の吉本荒野がいることに気づいたの。

君のことよ。

吉本荒野は挫折を知らずに育って

人の痛みが分からない怪物になった。

だから先生はあなたに色んな経験を積ませようとしたんだと思う。」


「だから俺にあなたを近づけた。」


「こんなやり方が正しいとは思わない。

でも罪の意識もなく平気で他人を傷つける人間が多い世の中で、

それは必要悪とも思えた。 ここが宗多の机。」


机の中からノートを取り出した沙良。


「これは先生が綴ったあなたたちの記録。

先生はこの廃校に来て、

吉本荒野になるために自分を追い込んでいったの。」



「教師が務まんのか!! また新たな・・・

また新たな犠牲者を生むだけじゃないのか!!

俺は社会の悪だ! 悪意の体現者だ!

怒りをぶちまけろ!! もっと! もっと! もっと!」



「人を殺したことがある。 先生あなたにそう言ったんでしょ?

それを聞いた時、あの人の覚悟がやっと分かった。

先生が殺したって言った相手は・・・」


沙良の言葉を聞いて涙を流す慎一。



吉本は本物の吉本荒野の病室に来ていた。


「沼田慎一の教育は終了しました。

彼が吉本荒野になることはないでしょう。」


「息子を悪の代名詞のように言うのやめて下さい。」


「そうですね。 彼だけが悪い訳じゃない。 あなたも同罪です。

8年前・・・彼が搬送された時のことを思い出しますよ。

あなたは警察に犯人を捕まえるように喚き散らしていたくせに、

真相を知った途端、今度は虐めの事実を

隠蔽して欲しいと俺に泣きついた。」


「それの何がいけないんですか?

どんな手を使ってでも自分の子供を守るのが親でしょ?」


「本当は自分を守るためだったんじゃないんですか?

犯罪者の親だと周りから非難されたくなかったから

隠したかったんじゃないんですか?

人間にはルーツがある。

親からそのまた親から受け継がれた教育によって今の自分がある。

つまり多くの怪物は突発的には生まれない。

吉本荒野というモンスターを作り出したのは

他ならぬあなたなんですよ。」


「そんなことある訳ないじゃないですか。」


「彼もまた被害者なのかもしれません。」



その夜、家族が揃ったところで、

慎一が見せたいものがあると言い、

沙良から受け取った吉本が書いていた

家庭教師記録を出し読み上げ始める。


「家庭教師記録。 生徒名、沼田茂之。

初日の家族面談を迎えた。

事前に調査した通り沼田茂之は

第2の真田宗多になる可能性がある。」


「真田宗多って・・・あっ。」


「自殺した田子の生徒だよ。」


「家庭教師記録。 生徒名、沼田茂之。

担当して3日が経過した。

茂之の他にも家族の問題が浮き彫りになってきた。

家庭を顧みない父親、家族に遠慮して踏み込めない母親、

そして他人を傷つけることに罪の意識を感じていない長男。

本当の問題児はこの長男、慎一だ。

彼は第2の吉本荒野になる可能性がある。

慎一を更生させるには家族の意識改革が急務であり、

そのためには最悪の場合、家族を崩壊させるところまで

追い込まなければならないかもしれない。

家庭教師記録。 生徒名、沼田茂之。」


ここから吉本ボイスに。


「担当して10日が経過した。

茂之には極限の痛みを与えることで

死を意識させて生きている実感を味わわせる。

またその姿を慎一に直視させることで

慎一自身が虐めている側の人間だと認識させる。


家庭教師記録。 担当して23日が経過した。

茂之に誕生会を開かせる。

そこで自分には友達がいない、

親から見放されているという現実を思い知らせる。


家庭教師記録。

本当の友人を手に入れた茂之は

学校生活も安定して受験に集中出来ることだろう。

暫く経過を見守りつつ、ここでもう1人新しい生徒を受け持つ。

生徒の名は沼田慎一。 全ては計画通りだ。


家庭教師記録。

予想通り、慎一は8年前の真相を追い始めた。

まだ真希が信頼出来る人間だと思い込んでいるようだ。」


慎一ボイスに戻る。


「家庭教師記録。 最悪の事態が起きた。

佳代子が再び株に手を出して1,000万を損失し自殺を図った。

対象者が死に追い込まれた場合、先に命を絶つと決めていたが

彼女は思いとどまったようだ。

この件が家族と向き合えるきっかけになって欲しいと切に願う。


家庭教師記録。 いよいよ全て打ち明ける時が来た。

一茂と佳代子は思わぬ真相に驚くだろうが、

慎一は俺と真希の関係に薄々感づいているはずだ。

しかしそれを問いただせない程、真希に信頼を寄せている。

つまり、このネタバラしこそが慎一の最後の試練になる。

次で最後。 家庭教師記録。

生徒名、沼田茂之、沼田慎一。 総評。」


教壇に立つ吉本の姿がリビングに。


「沼田家はこれまで受け持った中で最低の家族だった。

その印象は今でも変わらない。

自分を悲劇の主人公だと勘違いしている登校拒否児の次男。

優等生を演じながら裏で他人を傷つけている長男。

家庭を顧みず面子が全ての父親。

反抗期の息子を恐れて育児放棄した世間知らずの母親。

この家にいるのは家族じゃない。

ルームシェアしているただの同居人だよ。

絆って言葉が気軽に手軽に使われている世の中だ。

家族の絆だって自然に存在するもんだと思ってたんだよなあ?

そんな訳ねえだろ!!

互いに膝を突き合わせて自分の思いを口で、手で、目で、

心で伝えてこそ、初めて存在するもんなんだよ。

それを何度も繰り返して築き上げていかなきゃ強くならない

めんどくさいもんなんだよ!!

虐められてることも、自分を偽ってることも、

家に居場所がないことも、

息子が何を考えているのか分からないことも、

相手に伝える努力もしないで、

家族だから言わなくても分かるなんてお前らエスパーかよ!!

そんなもんは単なる幻想なんだよ。

残念ながら沼田家は最後まで自分たちを

超能力集団と勘違いしていたらしい。

お互いに責任をなすりつけ合う姿は怒りを通り越して笑えたよ。

家を壊す時でさえみんな背を向け合ってたもんな~。

破壊の後に再生があると信じてるなら教えてやるよ。

絆のない家族に再生なんてある訳がない。

お前らは俺が仕掛けたゲームに負けたんだよ。

こんな家族・・・消えてなくなればいい。」


読み終えノートを閉じる慎一。


「聞かなきゃ良かったわね。」


「このままあいつの思惑通りになってもいいのか?」


「絆のない家族に再生はない。 その通りだ。」


立ち上がり2階に行く一茂。



慎一が倉庫にやって来ると佳代子も来ていた。

茂之に呼び出されたよう。

一茂もやって来た。

3人が見たものは虐めの現場。

みんなが虐めているのを見ていた茂之が、

もうやめようと言い出した。


「確かに山尾には散々虐められてきた。

でもだからってこんなの間違ってるよ。

俺は誰かを傷つけたくて

虐めから解放されたかった訳じゃないんだよ。」


山尾を殴るなら自分を殴ってと茂之。

すると園田も自分も一緒に殴れと。

分かったと納得する友達。

そして倒れている山尾に茂之は言った。


「ある人に言われたんだ。

死を意識して初めて生きている実感が湧く。

生きている実感があって、初めて人に優しくなれる。

俺も、君も優しくなれるはずでしょ?」


それを見ていた沼田家の3人は・・・


「あいつ、あんなに強かったか?」


「俺たちも変われるんじゃないかな?」



一茂は面接に行く。

家に戻って来た慎一と佳代子。

椅子に座りぼんやりしていた佳代子が突然声を上げた。

そして家の片付けを始める。

それを見て手伝う慎一。


「万引きした本はとってあるの?」


「うん。」


「じゃあ、後で一緒に謝りに行きましょう。 ねっ?」


「うん。」



一茂はクビを切った榎本の再就職先の面接だったらしく、

榎本が一茂のところへやって来た。

面接はダメだったよう。


「もう一度上に掛け合ってやろうか?」


「いや、もういいよ。 きっと罰が当たったんだ。

お前のクビを切った時、内心ざまあみろって思ったんだ。

お前だけじゃない。 俺は営業部の奴らが憎かった。

どうして俺だけ異動させられなきゃいけないんだって。

みんな同じことしてるのに。 でも今は分かる。

そんな俺だから営業から外されクビにまでなったんだって。

すまなかった。」


「沼田。 今のお前ならきっと見つかるよ。」



一茂が家に帰って来ると、お風呂沸いてると佳代子。

サウナに入っていると慎一がジュースを持って入って来た。

なんとか話をしようとする慎一に、無理するなと一茂。


「少しずつでいい。 少しずつ築き上げていこう。」



慎一と茂之。

万引きした本を佳代子と返しに行ったよう。

佳代子が嬉しそうに話してたと言う茂之に、

怒られたけど最後になんとか許してもらったと慎一。


「良かったじゃん。 家族なんていらないんだって思ってた。」


「思ってた。」


「じゃあなんで?」


「あいつに、間違ってるって言ってやりたくて。」


「俺さぁ・・・不思議と先生のこと嫌いになれないんだよね~。

なんでだろ?」


「俺もだよ。 だから言ってやりたいんだよ。」



佳代子は一茂に離婚届は処分したと、

子供たちが成人するまでは別れないと一茂に言う。

そして家族揃って久々に食卓を囲む沼田家。

一茂が乾杯しようと言い出す。

今日は家族記念日だと。

失笑されるが取り敢えず乾杯する。

そこでチャイムが鳴った。

車が引き取られて行く。



そして引っ越しの日。

沙良がやって来て、慎一にちょっといい?と。


「引っ越すんだ。」


「別れの挨拶って訳じゃなさそうですね。」


「実は田子先生について1つ思い出したことがあったの。

5月26日なら会えるかもしれない。

その日は宗多の命日なの。

去年、宗多が命を絶った山小屋に行ってみたら

お花が置いてあったの。」


「教えてくれてありがとう。」


「じゃ、またね。」



一茂は飲食店で仕事を始めた。

慎一は飛鳥に謝り、よりを戻す。

そして高校の編入試験を受け合格した。


茂之は慎一に勉強を見てもらっていた。

その後、無事に合格。


茂之は高校へ。

一茂は仕事に。

佳代子はパートに出始めた。


5月26日。


慎一はナイフを手に取った。

真田が亡くなった山小屋へ。

中を覗くと、吉本が花を供え手を合わせていた。


「よっ!」


吉本にナイフを突きつけた慎一だったが、

ナイフを投げ捨てました。


「あんたを殴りに来た。」


「いいねえ。」


吉本に殴りかかる慎一。

しかしあっさりかわされる。


「沙良さんから、あんたが吉本荒野になった理由を聞いたよ。

あんた言ったよな? 人を殺したことがあるって。」


慎一と沙良。


「先生が殺したって言ってた相手は真田宗多のことよ。」


「でも彼を追い詰めたのは吉本荒野ですよね?」


「その言葉は吉本荒野として言ったものよ。」


慎一と吉本。


「真田宗多の死をそんな風に平然と口に出来るのは、

あんたがそれだけ吉本荒野として生きてるってことだ!

それが何を意味するのか。

彼女が悲しそうに言ってたよ。

あんたがホントに殺したのは・・・

田子雄大! あんた自身だよ!!

あんたは第2の真田宗多。

吉本荒野を生まないために、8年前ここで自分を殺した!!

そして悪意の体現者として俺たちの前に現れた。

そして俺たちを容赦なく壊していった。

家族を崩壊させといて、それが今更俺たちのためだなんて

納得が出来ると思うか!?

あんたのやり方は間違ってんだよ!

あんたのやり方は間違ってる!! 間違ってんだよ!

あんたのやり方は間違ってんだよ!!

なんでそこまでするんだよ。

なんでそこまで自分を犠牲にすんだよ!!」


また吉本に殴りかかりに行く慎一。

しかし振り払われる。


「贖罪のつもりか?

それで罪を償ってんのかよ! 間違ってんだよ!!

全部あんたのせいなんだよ。 全部あんたのせいだ。

あんたのせいで家を失った。

あんたのせいで俺は高校を辞めることになった。

あんたのせいで家族が壊れた。

あんたのせいで・・・あんたのせいで・・・

家族に・・・家族に絆が生まれました。

ありがとうございました!!」


吉本に頭を下げる慎一。


『吉本荒野。 昭和57年1月17日生まれ。 AB型。

悪意の体現者として生徒と向き合う。

ずっとそうして生きてきた。

けど今日久し振りに笑った。

田子雄大として・・・心から笑った。』



吉本と一緒に山を下りてくる慎一。


「あの・・・どうしても腑に落ちないことががあります。

沙良さんに会えたのはあなたの部屋に置いてあった

劇団のチラシがきっかけでした。

それで想像力を働かせてみたんです。

もしあなたがワザとチラシを置いてったとしたら・・・

俺が8年前のあの胸を打つエピソードに共感して 

家族の再生に乗り出すところまで予測出来たんじゃないかって。

彼女が教えてくれた8年前の真相は本当に真実なんですか?」


「いいねえ。」





面白かった!!


全部のドラマ終わってないけど、


あたしの中で今クール1番のドラマだったよ~(゜▽゜*)



ラストは何やら意味深な感じで終わったね。


8年前の真相は本当なのか嘘なのか。


「想像力だよ~、視聴者さ~ん」って感じですかね?(笑)


本当だと思いたい。



そして本物の吉本は目覚めず終了に。


あの母親もなかなかでしたね。


あんな母親だから子供もダメになったのかな。



しかしよく沼田家は再生出来たな(‐∀‐;)


慎一は飛鳥とよりを戻さなくても良かったのでは?


よりを戻すほど好きだったとは思えなかったし。


あたしはここが腑に落ちないよ、慎一くん!!(笑)



翔くん、お疲れ様でした。


毎回と言っていい程のサウナシーンもご馳走様でした♪


今度は執事として劇場ですね。


お嬢様よりも可愛い執事姿を大画面で堪能です!!(笑)





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ガリレオ 第10話

2013-06-18 23:45:54 | ドラマ

第10話

『最終章・聖女の救済-前編-』





美砂が湯川の研究室に来て、

いつものことながら勝手に事件について話し始める。


被害者の会社社長・真柴義之。

事件当日、自宅で仕事をしていた真柴は、

朝のテレビ電話での会議までは元気だったが、

夕方の会議の際に連絡が取れず、

北海道に帰省していた妻・綾音に電話。

綾音が警備会社に連絡し、警備会社の人が

自宅に確認しに行くとダイニングで倒れていた。


真柴が飲んでいたコーヒーから亜ヒ酸が検出されたことから、

計画殺人の可能性があると。

その日の午後、死亡推定時刻前後に、

紫の傘を差した女性が真柴の家を訪ねて来ていた。

女性の顔は傘で隠れていて分からなかった。


湯川は傘の女性を探せばいいだけだと、

物理とは関係ないと言うが、

美砂が湯川にも関係があると強引に話を進める。


真柴綾音、旧姓三田綾音は湯川の中学の同級生だと。


真柴の葬儀会場に現れた湯川は、20数年振りに綾音と再会。

物理とは全く関係ないけど捜査協力をすることになった湯川は、

そのことを綾音に告げる。



綾音は真柴が亡くなった時は北海道にいてアリバイはある。

午前中、テレビ会議で社員と会話する姿を目撃されている真柴。

その時のコーヒーを飲んでいたが大丈夫だった。

が、午後に飲んだコーヒーに亜ヒ酸が入っていた。

その間に綾音が毒を入れることは不可能。



湯川は美砂と綾音の家へ。

そこでバラの花が咲いていて気になった湯川は、

誰が育てているのかと聞くと、自分が育てていると綾音。

その後、家の中で色々検証。



綾音には子供がおらず、

『ひまわり会』という子供たちの施設を手伝っていたよう。

その会の先生である晴美に綾音がどんな人かを聞く美砂。

綾音が真柴と結婚したのは妊娠したからだった。

けど、女性から背後から自転車でぶつかられ流産。

晴美はその女はワザとぶつかったのではないかと、

犯人は真柴の前の彼女かもと言う。



前の彼女は津久井ということが判明。

どうやら綾音と同時期に付き合っていたようで、

綾音に子供が出来たから別れたとのこと。

が、その後、津久井は1年前に亡くなっていたことが判明。



綾音は1年以内に子供が出来なかったら、

離婚するという約束を真柴としていた。



一方、湯川の研究室を訪ねて来た綾音。

湯川に子供たちに何か実験を見せて欲しいと言う綾音。

しかし子供が苦手な湯川には無理。

でも栗林に説得され、実験をすることに。



湯川が子供たちに実験を披露。

電子ポットにミネラルウォーターを沸かし、ビーカーに注ぐ。

勿論、色は透明。

また同じことをするが、2回目は色が赤。

そして3回目は色が紫に。

子供たちは興味津々。

それを見ていた綾音や晴美も驚きを隠せない。


湯川は実験の種明かし。

厚さの違うゼラチンでポットの上部に赤と青の絵の具を固めて、

熱で順番に溶けるようにしていた。

最初に沸騰させた時はゼラチンが溶けずに透明のお湯が、

2回目の時は赤い絵の具のゼラチンが溶けて赤いお湯。

そして3回目は青い絵の具のゼラチンが溶けて、

赤と青の絵の具が混ざり合って紫のお湯になった。

分かりやすく説明したが当然子供たちにはさっぱり分からない。



綾音は中学の時、湯川を好きだったと。

アプローチしたが全然気づいてくれなかったと言う。

教会の日曜礼拝に誘って振られたそう。


「あの時、湯川君こう言ったのよ。

ガリレオ・ガリレイが唱えた地動説を未だに認めていない宗教を

僕は受け入れる訳にはいかない。 ビックリしちゃった。」


「それは正しい理屈だ。

ローマカトリック教会がガリレオに謝罪したのは1992年。

そして地動説を公式に認めたのは、なんと2008年だ。

ガリレオが死んでから350年もの時間がかかってしまった。」


「でもガリレオは救済されたわ。 時間はかかったけど。

救済には時間がかかるの。」


「救済?」


「どうして子供たちにあの実験を見せたの?」


「僕が今最も興味のあることを題材にしただけだ。」


「それは私の夫が亡くなった事件?」


「ああ。」


「あの電気ポットの実験は

事前に仕込まれていた絵の具が時間が経って

水に溶け出したってことよね?」


「その通り。」


「つまり絵の具を夫を殺した毒物と置き換えると―」


「犯人がヤカンにヒ素を仕込んだのは

君のご主人がテレビ会議で

元気な姿を見せていた午前10時すぎから

連絡が取れなくなった午後4時すぎまでの間。

警察はそう考えている。

しかし本当にそう決めつけていいのだろうか?

ヒ素がそれ以前に仕込まれていた可能性はないのか?

僕が最初に立てた仮説はあのゼラチンを使ったトリックだ。

しかし犯人はあの方法を使ってはいない。

何故ならゼラチンの成分が必ずヤカンに残ってしまうからだ。

ではどうしたら2杯目のコーヒーだけに

ヒ素が溶けだす仕掛けが出来るのか?」


「私がそんな仕掛けをしたって? 私を疑ってるの?

私が夫を殺す理由がないわ。」


「僕は犯人にも犯行動機にも全く興味はない。 ただ・・・」


「ただ?」


「あれは確か中学3年のクリスマス直前だった。

君が僕を日曜礼拝に誘った時こんな話をしたんだ。

私はバラの花が嫌いだ。

どんなに奇麗な花でも棘がある花は好きにはなれないと。

そう言ったんだ。

ところが今は君の家には沢山のバラが咲いている。」


「今は好きになったのよ。」


「棘だらけの花を?」


「それが私を疑う理由になるの?」


「ならない。

バラは嫌いだったが夫が好きだから今は自分も 好きになった。

そういうこともあるだろう。

だが僕たち科学者は

目の前で起こっている事象に違和感を感じたら

その違和感の正体を突き止めたくなる。

その根本を疑ってみたくなるんだ。

妻が愛する夫を殺されて悲しみに暮れている。

その構図さえも。 根本から。」


十字架を見つめる湯川。


「美しい。 この十字架の縦横の比率はほぼ黄金比に等しい。

もし美しい完全犯罪というものが存在するのなら、

その美しさはこの十字架に近いのかもしれない。」



綾音の家のベランダで栽培されていた

バラの1鉢だけが枯れていた・・・





うわっ!! ∑(゜Д゜;)


設定変えられた~。


草薙と内海じゃないから多少は致し方ないと思ってたけど、


湯川と綾音が同級生って設定だけはやめて欲しかった!!


萎えるぅ・・・(´Д`;)


子供たちに向けた実験も微妙。


そしてやっぱり天海祐希は綾音のイメージじゃないなぁ・・・


ま、最終回どうなるか見届けましょう。





【ガリレオ】

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第7章 第8章 第9章 最終章

ガリレオΦ(エピソードゼロ)


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ちはやふる 21巻

2013-06-18 22:07:25 | マンガ

   

畳の上の挑戦者たちが夢を追う、名人戦・クイーン戦予選。
だれしもが特別な思いで臨んだこの日、
千早は修学旅行先の京都にいた。
大切な友人と恩師がくれた、もう一つの夢を叶えるために——。
一方、体調不良を理由に姿を見せずにいた太一、
そして新は、東西の予選会場へ。
努力、希望、信念。
それぞれが描く未来への道とは——?





表紙が全てを物語っていた。


原田先生~!!


そして新も頑張った!!


2人の戦いがどうなるのか楽しみだ。


太一は残念だったなぁ・・・


頑張っているけど何故か損な役回りが多い。


でもこれでまた一回り成長したはず。


次の活躍に期待したい。


なりきり周防名人&なりきり新に笑った。


「かるたしよっさ」って!!(笑)

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空飛ぶ広報室 第10話

2013-06-17 23:12:38 | ドラマ

第10話

『君の隣で見えた景色』





2011年2月。 半年後。


空井は歩哨犬管理官の取材現場。

何故か犬に追いかけられる役をやっている。



広報室では空自をモデルにした碓氷のマンガが連載開始。

そして空自のPRページも掲載された。

そこへ鷺坂が来て、

『報道記者、走る! シーズン4』が決定したと告げる。


「前に『報道記者、走る!』に

うちのヘリ飛ばした時、盛り上がったね。」


「ドラマの撮影の時、稲葉さんかっこよかったんですよ。

無茶なこと言った帝都テレビのディレクターさんに、

何ぬかしてるんですか!

話が繋がらなくたって今撮るのが筋でしょ!

空井二尉もポカ~ンとしちゃって。

正直言って・・・・・面白かったです。」


「私、稲葉のこと好きだったなぁ。」


「柚木三佐もあれから?」


「空井が会ってないのに会えないでしょ。」


「今頃またガツガツやってんのかな、稲ぴょん。」



リカは会議で新しい企画を提案中。

視聴率取れんの?と聞かれ、言葉に詰まるリカ。



再び広報室。


「俺は稲ぴょんと空井はうまくいくと思ってたんだよ。

でもまさか稲ぴょんが空井よりも

あのチャラチャラした藤枝アナを選ぶとはね~。」


「そう思ってたの!?」


「えっ?」


「驚愕の事実ですね。」


「いいよいいよ片山。 お前はずっとそのままでいなさい。」


「なんすか!? そのままでいてはいけないような空気。

えっ、何!?」


そこへ空井が戻って来たが、

また別のアポが取れたとすぐに出て行く。


「ここんとこ飛ばしてんな。」


「時間がないって思ってるんでしょうね。

あと1ヶ月切りましたから。」


カレンダーの3月5日に二重丸がついていた。



阿久津がリカに言う。


「ああ、そうだ稲葉。 お前あれ聞いたか?

空幕広報室の鷺坂さん。 3月の頭に退官だそうだ。

誕生日の前日が任期の終わり。

一等空佐の場合56が定年だそうだ。」



テレビ局にやって来た空井は広報活動。

その帰りにキリーを見かける。


リカはダンボール箱を開けた。

そこには自衛隊関係の取材の物と、

空井からもらったボールペンが入っていた。

空井のことを思い出すリカ。

中からDVDを取り出した。



空井が歩いていたら、

後ろからドラマ撮影の時の人が追いかけて来た。

キリーの元へ案内された空井。

キリーは空井のことを覚えていてた。


「僕、人の顔は忘れないんですよ。

それに去年航空祭行ったんですよ。

11月の入間の。 変装してこっそり。」


「ああ、そうなんですか。」


「ドラマでヘリのチヌークの迫力にやられちゃって。

あれから空自さんのホームページ―」


興奮して話すキリーを止めるマネージャー。

本題に入るキリー。


「乗せてもらえませんか? ブルーインパルス。」


「はっ?」



広報室へ戻った空井はキリーの話をする。

『あなたの夢かなえちゃおうかなスペシャル』という特番に、

キリーが番宣もかねて出演するとのこと。


「番組からはカリブ海でダイビングはどうかって

提案されていたんです。」


「イルカと泳いじゃう?みたいな。」


「でもどこかで見たような企画で。 そこへ空井さんですよ。」


「キリーが今の空自の人じゃない?って言ったもんで、

それで空自さんの企画書を思い出したんです。」


「で、海のイルカと戯れるよりも―」


「空の・・・」


「ド・・・ドルフィン!?」


「ライト!」



「つまりブルーインパルス!

あっ、あっ、 あっ、ただ、ただ急な話なんで

突貫工事になっちゃいますけど。」


「なんのなんの。 ゴールデン大人気特番。 大人気俳優。

これを取らずして何が空幕広報室か。

勇猛果敢、支離滅裂の名に恥じぬよう

何がなんでもブルーインパルス・・・飛ばすぞ~!!」


広報室は大喜び。

早速幕長に話をする鷺坂。


空井は電話をしていた。


「松島の飛行隊、なんて?」


「う~ん・・・渋ってます。 でも絶対に説得してみせます。」


「ラストチャンスだもんな。 室長のはなむけにするには。」


「はい。」



リカと藤枝、そして珠輝はバーに。

藤枝にチョコを渡すリカ。


「わお! 稲葉もついに俺の魅力に気づいちゃった?」


マスターにも同じ物を渡すリカ。

街角グルメの余り物らしい。

チョコの入っていた紙袋を見て藤枝が言う。


「入ってないの、それ。 本命。」


「ないに決まってんでしょ。 誰にあげんの。」


「そっか。」


「当分いいかな、そういうのは。」


「当分てどれぐらい?」


「空を見ても何も思わなくなるくらい。」


何も言えない藤枝と珠輝。


「なんてな!」



松島基地。

空井はブルーインパルスが止まっているところへ向かう。


「スカイ!」


「島崎三佐!」


「元気そうじゃねえか、スカイ。」


「空井でいいです。 ウイングマークはとっくに返したんで。」


「TACネームまで返した訳じゃねえだろ。」


「乗りたくなって困っちゃいますから。」


「残念だったな。 お前はホントにセンスがあった。

30手前でブルーに抜擢されるなんて滅多にない話だぞ。」


「せめて一度くらい乗りたかったですけど、

もう大分吹っ切れました。」


「そうか。」


「はい。」


空井は松島の隊長に説明をする。


「航空祭に足を運んでくれる人だけじゃなく、

テレビの前の一般の人たちにも興味を持ってもらいたいんです。

ブルーインパルスにはその力があります。」


「隊長、こいつは昔からブルーには

異常なほど執着心を持ってます。

悪いようにはしないと思いますよ。」


「ブルーは自分の夢でした。 絶対に安い扱いはさせません。」



帝都テレビにやって来た片山、比嘉、空井は、

キリーの番組の打ち合わせをする。

収録前に低圧訓練を受けなくてはいけないと。


「これだけは絶対に省けません。

航空生理学実習を受けていただかないと。 丸一日かかりますが。」


その丸一日を渋る。

そして貸し切りでやって欲しいと言われる。

キリーと一般人を一緒にいさせるのは困ると

事務所サイドが言ってきていると。

難航する中、空井が訓練風景も番組で紹介してもらえないかと。

撮影が入れば他の人がいない日の方が都合がいいはずと。



打ち合わせを終えて出て来た空井たちは大喜び。

そこへ番組ディレクターが来て、助かったと声をかけた。


「こちらこそ助かりました。

帝都さんとはもう半年も仕事してなかったのに。」


「テレビ局って一口に言っても部署も人も色々ですし、

色んな考えの人間が働いてます。

個人だと上手くいくのにどうして大きい単位になると

対立したり争ったりしちゃうんでしょうね。」



数日後。

入間にやって来た坂手は大興奮。


「帰って来たぞ~、入間~!!

アイルビーバッ~~~~~ク!!」


空井が迎えに来た。


「坂手さん、お久し振りです。」


「久しぶり。 推薦ありがとうな、空井くん。」


握手をする2人。


「うちを一番良く撮れるの、坂手さんですから。」


嬉しそうに笑う坂手。


そしてキリーの訓練風景の撮影が始まった。



空井たちが広報室に戻って来て撮影の報告。

残るはブルーインパルスを飛ばすだけだと。

でもその前に、鷺坂の退官日を前に送別パーティーをすると柚木。



坂手たちがテレビ局に戻って来た。

リカを見つけ声をかける坂手。


「おお、稲ぴょん!」


「テンション高っ。」


「明後日ブルーインパルスだからな。」


「えっ?」


「初めてのブルー・・・インパル~ス!!」


「はっ?」


「あれ? 聞いてない? 特番。 キリーが乗るの。」


「空井さんの企画です。」


「ああ・・・」


「密着取材出来てたら良かったのにな。」


「うん。」


坂手が打ち合わせに呼ばれ行ってしまう。

近くのテーブルで空井と話したことを思い出すリカ。



広報室に宅配便が届き、

差出人の名前が変だと柚木に渡す石橋。

それを見た柚木は・・・



夜、鷺坂の送別会が行われた。

全員が驚愕する事実をと片山が言う。


「柚木三佐と槙三佐はできている。」


全員驚愕どころかシレ~っとしてしまう。

そして全員知っていたことに片山が驚愕。


いじけた片山。


「教えてあげれば良かったのに。」


「宣言しても変でしょう。」


「さすがに気づいているとは思ったんですけど。」


「情報のエアポケットは時に発生するものですよ。」


「さっ、片山のことはほっといて。」


そう言い、PCを取り出しDVDを出す柚木。


「鷺坂室長にって。」


「俺に?」


「何か作ったんですか?」


「あたしじゃない。」


再生すると広報室の映像が映り出した。

それはリカが密着取材していた時のものだった。

柚木は宅配便の封筒を鷺坂に見せる。

送り主は因幡の白兎と書いてあった。


「因幡の白兎なんて

この期に及んで立場気にして仮名使って。

ホント、バカなんだから。」


「お前が泣いてどうすんの。」


柚木にハンカチを渡す槇。


「いや、稲葉がどんな気持ちで

これ見ながら編集してたのかって思ったら・・・」


空井の目にも薄っすらと涙が。

差出人の欄を見つめる空井。



リカの所にも宅配便が。

その中にSKYからの郵便があり、急いで開けるリカ。

ブルーインパルスの撮影のお知らせと、

仙台までの新幹線の乗車券。

そして『見に来てください。約束です。』と書かれた手紙が。



松島基地。

準備するキリーと隊員たち。


松島基地にやって来たリカを迎えに来る鷺坂。

もう最後だからと空井が鷺坂を現場に呼んだよう。

退官後は暫くのんびりすると鷺坂。


「因幡の白兎。」


「ああ。 すみません。 いきなり送りつけるようなまねして。」


「ミステリアスな演出だったな。」


「単なる気まずさです。

あの時はきちんとご挨拶もせずに担当を外れてしまったんで。」


「嬉しかった。 贈り物ありがとう。

愛しいものが沢山映ってた。

稲ぴょん、あれからどうしてたの?」


「変わらず『街角グルメ』とか『あしたキラリ』とか、

あと最近新しいコーナーを立ち上げました。」


「へえ~。 頑張ってたんだ。 空井も頑張ってたよ。

稲ぴょんが走ってるのを感じて、

空井も一緒に走ってたんだと思う。」



キリ―がブルーインパルスに搭乗。

それを見ている空井。

そこへリカがやって来た。

鷺坂が空井に声をかけ、リカが来たことに気づく。

空井に近づいて隣に並んだリカ。

2人は一緒にブルーインパルスを眺める。


「飛びます。」


「キレ~。」


「美しいから飛べるんです。 飛行機は。」


飛行機雲でハートマークが描かれる。


「空井さんの夢が沢山の人に伝わりますね。」


「はい。 もうあの空にはいられないけど、

広報は飛ばすことが出来る。 この景色を世間の風に。

ありがとう。 来てくれて。

稲葉さんと一緒に見られて、ホントに、ホントに良かった。」


「私も、空井さんの隣で見られて良かった。」


2人の様子を見て笑顔になる鷺坂。



鷺坂が退職の日。

帽子を被り、部屋を見渡して出る鷺坂。

そこには花束を抱えた空井が待っていた。


「お疲れ様でした。」


「ありがとう。」


空井と一緒に歩いて外に出ると全員整列していた。


「航空自衛隊航空幕僚監部広報室

鷺坂室長に敬礼!」


広報室のみんなには涙が・・・



その時間、防衛省の方向に向かって頭を下げるリカ。


「ありがとうございました。」



キリ―念願のブルーインパルスで大空への特番が放送された。

視聴率も良かったようで、問い合わせの電話が入ってる。



リカに声をかける阿久津。


「以前撮った例の空幕広報室の密着取材。

あの素材のことなんだけどな。」


「横流しなんてことは決して。」


「ああ? あれ、放送用に30分程度にまとめろ。

キリーのブルーインパルス特番が当たったもんでな、

上が空自の特集何かないかって。

来週の頭を目処にざっくりまとめて

俺んとこへ持って来て下さ~い! あいつは・・・」


阿久津の言葉を最後まで聞かずに出て行くリカ。

そして空井に電話する。


「はい。 空井です。」


「空井さん! 放送出来ます。

お蔵入りになってた広報室の密着取材。

放送出来ることになったんです。 帝都イブニングで。」


「ホントですか!?」


「ご挨拶に今から広報室に伺います。」


「困ります。 来ないで下さい。 やめて下さい。」


空井の言葉に戸惑うリカ。


「あの・・・」


「今、松島なんで。」


「はっ?」


「松島基地に来てるんで、なので、来るなら明日で。

明日には帰るんで。」


「もう空井さん。 空井さんはどうしてそう話の順番を―」


「今日来られちゃったら、

僕が稲葉さんに会えないじゃないですか。

だから、明日来て下さい。 もしもし聞いてます?」


「聞いてます。 明日行けばいいんですね?」


「はい。 待ってます。」


「じゃあ明日。」


「明日。」



戻ったリカは打ち合わせ中。

空井も松島基地で広報活動中。


今日は3月11日。

そして2:46―地震発生。





地震の時のことか・・・


空井は松島にいて飛行機ダメになったの見ちゃうのかな?


当分東京に帰れないのでは?



鷺坂の退官の場面は感動的だったなぁ。


いい上司がいなくなるのは寂しいね。



最終回、リカと空井はどうなるのか。


ハッピーエンドだといいんだけどね~。





第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話

第8話 第9話

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スペイン、コンフェデ初戦白星スタート

2013-06-17 19:35:59 | スペイン代表【コンフェデ他】

■ コンフェデレーションズカップ2013
  グループリーグ・グループB 第1戦


スペイン  ウルグアイ

ブラジル、レシフェで対戦。



【出場選手】

GK : カシージャス

DF : セルヒオ・ラモス、ピケ、アルベロア、アルバ

MF : イニエスタ、シャビ(77分、ハビ・マルティネス)、

    セスク(65分、カソルラ)、ブスケツ

FW : ペドロ(81分、マタ)、ソルダード



【控え選手】

バルデス、レイナ(GK)、アルビオル、アスピリクエタ、ハビ・マルティネス、

ナチョ、カソルラ、ビジャ、トーレス、シルバ、マタ、ナバス



【結果】

スペイン 2-1 ウルグアイ



【得点】

1-0  20分  ペドロ

シャビのCKからペドロがシュートを打ち、ルガーノに当たってゴール。


2-0  32分  ソルダード

セスクのパスからソルダードがシュート。


2-1  88分  スアレス(直接FK)



【グループB 順位表】 暫定順位

1 スペイン                勝ち点 3

2 タヒチ                  勝ち点 0

3 ナイジェリア                勝ち点 0

4 ウルグアイ                勝ち点 0



【グループB 第2戦】

6/21   タヒチ

ブラジル、リオデジャネイロで対戦。





スペイン白星発進~!! ヽ(´▽`)/


前半はスペインらしさが出ていたけど後半は失速したかな。


もう少し得点入ってても良かったけど、


それはまぁ、ウルグアイが上手く抑えたってことかな。


ウルグアイはFK以外チャンスがなかった。


それでもそのFKで得点するのはさすが。


2点目のセスクの溜めてからのパスが上手かった!!


次の試合も頑張って!!

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