プチ紳士からの手紙 2006 夏号の
心にビタミンいい話のコーナーには
ありがとうカードの話題が載っています。
ホームページからは 音声も聞こえます。
神谷和宏 教育コーチkazu
プチ紳士

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「ありがとうカード」
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この世で、一番力のある言葉。それは、
「ありがとう」
だと思っています。
自分が何かをしてもらって嬉しい時、「ありがとう」と言います。
それだけで、相手と心がつながります。
私はお店で買い物をしても、タクシーに乗っても、「ありがとう」
と言うようにしています。「お金を支払う側なのに、なぜ?」とおっ
しゃる方もいるかもしれません。
でも「良いものを売ってくれて、ありがとう」「ここまで乗せてく
れて、ありがとう」なのです。そう考えると、毎日の生活の中でも、
「ありがとう」だらけになります。
さて、賛否両論あるとは思いますが、子供は褒められて伸びるもの
と信じています。それを教育の現場で実践されている方に出会いまし
た。愛知県刈谷市立刈谷南中学校校の神谷和宏先生です。
神谷先生は名刺サイズの「ありがとうカード」
なるものを作っておられます。それは、こんなふうに使うのだそう
です。 いつも掃除をきちんとしている生徒がいる。ポケットから
「ありがとうカード」を取り出して、「○○さん、掃除の時、一生懸
命にやってくれてありがとう」とサラサラッと書いて本人に手渡す。
またある時は、「○○さん、先生が両手に教材かいっぱいの時に、教
室の戸を開けてくれてありがとう」とカードを渡す。
生徒たちは、このカードを受け取ると、大喜びしてくれるといいま
す。大喜びするということば、あまり褒められた経験がないからかも
しれません。
「掃除をやって、当たり前」
「人の手伝いをして、当たり前」
という考え力もあるでしょう。「でも、褒められたら、それも「ありが
とう」と言われたら、誰だって気分がいいに決まっています。気分が
よければ、また褒められるようなことをしようとし主す
それは、大人も子どもも関係ありません。なかには、先生にお礼の手紙
を書いてくれる生徒もいるといいます。
「先生があの時、優しく声をかけてくれて婿しかったよ。
ありかとう」
こんな話も伺いました。ある日、授業が始まる前に、廊下に給食の
プリンが落ちていることに気づいたそうです。クラスの皆に、
「誰か私と一緒に掃除してくれないか」
と呼びかけました。でも、残念ながら誰も手があがりませんでした。
先年は、仕方なく一人で片付けて授業を始めました。
授業が終って、一人の生徒がやってきました。神妙な顔つきをして
います。そして、ポツリと言いました。
「ごめんなさい。僕がやりました」
と。先生は「ありがとうカード」を手渡しました。
「えらいね。
やったことはいけないけど、名乗り出る勇気がえらい」
と書いて。褒めるのも大変だろうな、と想像しています。いつも生
徒の姿を見続けていなければならないから。
褒めることは、叱ることよりも難しいのです。

心にビタミンいい話のコーナーには
ありがとうカードの話題が載っています。
ホームページからは 音声も聞こえます。
神谷和宏 教育コーチkazu
プチ紳士

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「ありがとうカード」
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この世で、一番力のある言葉。それは、
「ありがとう」
だと思っています。
自分が何かをしてもらって嬉しい時、「ありがとう」と言います。
それだけで、相手と心がつながります。
私はお店で買い物をしても、タクシーに乗っても、「ありがとう」
と言うようにしています。「お金を支払う側なのに、なぜ?」とおっ
しゃる方もいるかもしれません。
でも「良いものを売ってくれて、ありがとう」「ここまで乗せてく
れて、ありがとう」なのです。そう考えると、毎日の生活の中でも、
「ありがとう」だらけになります。
さて、賛否両論あるとは思いますが、子供は褒められて伸びるもの
と信じています。それを教育の現場で実践されている方に出会いまし
た。愛知県刈谷市立刈谷南中学校校の神谷和宏先生です。
神谷先生は名刺サイズの「ありがとうカード」
なるものを作っておられます。それは、こんなふうに使うのだそう
です。 いつも掃除をきちんとしている生徒がいる。ポケットから
「ありがとうカード」を取り出して、「○○さん、掃除の時、一生懸
命にやってくれてありがとう」とサラサラッと書いて本人に手渡す。
またある時は、「○○さん、先生が両手に教材かいっぱいの時に、教
室の戸を開けてくれてありがとう」とカードを渡す。
生徒たちは、このカードを受け取ると、大喜びしてくれるといいま
す。大喜びするということば、あまり褒められた経験がないからかも
しれません。
「掃除をやって、当たり前」
「人の手伝いをして、当たり前」
という考え力もあるでしょう。「でも、褒められたら、それも「ありが
とう」と言われたら、誰だって気分がいいに決まっています。気分が
よければ、また褒められるようなことをしようとし主す
それは、大人も子どもも関係ありません。なかには、先生にお礼の手紙
を書いてくれる生徒もいるといいます。
「先生があの時、優しく声をかけてくれて婿しかったよ。
ありかとう」
こんな話も伺いました。ある日、授業が始まる前に、廊下に給食の
プリンが落ちていることに気づいたそうです。クラスの皆に、
「誰か私と一緒に掃除してくれないか」
と呼びかけました。でも、残念ながら誰も手があがりませんでした。
先年は、仕方なく一人で片付けて授業を始めました。
授業が終って、一人の生徒がやってきました。神妙な顔つきをして
います。そして、ポツリと言いました。
「ごめんなさい。僕がやりました」
と。先生は「ありがとうカード」を手渡しました。
「えらいね。
やったことはいけないけど、名乗り出る勇気がえらい」
と書いて。褒めるのも大変だろうな、と想像しています。いつも生
徒の姿を見続けていなければならないから。
褒めることは、叱ることよりも難しいのです。
