コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

こころのビタミンいい話「ありがとうカード」

2006-08-25 20:12:43 | Weblog
プチ紳士からの手紙 2006 夏号の
心にビタミンいい話のコーナーには
ありがとうカードの話題が載っています。

ホームページからは 音声も聞こえます。

神谷和宏 教育コーチkazu

プチ紳士


-------------------------------------------------
「ありがとうカード」
-------------------------------------------------

この世で、一番力のある言葉。それは、

「ありがとう」

だと思っています。

自分が何かをしてもらって嬉しい時、「ありがとう」と言います。
それだけで、相手と心がつながります。

私はお店で買い物をしても、タクシーに乗っても、「ありがとう」
と言うようにしています。「お金を支払う側なのに、なぜ?」とおっ
しゃる方もいるかもしれません。

でも「良いものを売ってくれて、ありがとう」「ここまで乗せてく
れて、ありがとう」なのです。そう考えると、毎日の生活の中でも、
「ありがとう」だらけになります。

さて、賛否両論あるとは思いますが、子供は褒められて伸びるもの
と信じています。それを教育の現場で実践されている方に出会いまし
た。愛知県刈谷市立刈谷南中学校校の神谷和宏先生です。

 神谷先生は名刺サイズの「ありがとうカード」
なるものを作っておられます。それは、こんなふうに使うのだそう
です。 いつも掃除をきちんとしている生徒がいる。ポケットから
「ありがとうカード」を取り出して、「○○さん、掃除の時、一生懸
命にやってくれてありがとう」とサラサラッと書いて本人に手渡す。

またある時は、「○○さん、先生が両手に教材かいっぱいの時に、教
室の戸を開けてくれてありがとう」とカードを渡す。

 生徒たちは、このカードを受け取ると、大喜びしてくれるといいま
す。大喜びするということば、あまり褒められた経験がないからかも
しれません。

 「掃除をやって、当たり前」
 「人の手伝いをして、当たり前」

という考え力もあるでしょう。「でも、褒められたら、それも「ありが
とう」と言われたら、誰だって気分がいいに決まっています。気分が
よければ、また褒められるようなことをしようとし主す

それは、大人も子どもも関係ありません。なかには、先生にお礼の手紙
を書いてくれる生徒もいるといいます。

「先生があの時、優しく声をかけてくれて婿しかったよ。
ありかとう」

 こんな話も伺いました。ある日、授業が始まる前に、廊下に給食の
プリンが落ちていることに気づいたそうです。クラスの皆に、

「誰か私と一緒に掃除してくれないか」

と呼びかけました。でも、残念ながら誰も手があがりませんでした。
先年は、仕方なく一人で片付けて授業を始めました。

 授業が終って、一人の生徒がやってきました。神妙な顔つきをして
います。そして、ポツリと言いました。

「ごめんなさい。僕がやりました」

と。先生は「ありがとうカード」を手渡しました。

「えらいね。
やったことはいけないけど、名乗り出る勇気がえらい」

と書いて。褒めるのも大変だろうな、と想像しています。いつも生
徒の姿を見続けていなければならないから。
褒めることは、叱ることよりも難しいのです。