ガンジーが遺した言葉、『七つの社会的罪』

2011年05月24日 | 風の旅人日乗
雨だれの音で目覚める朝も、いいものだな。

今日も、セーリングのことに没頭する前に、
福島原発事故の正確な情報を得るためと、
日本の原子力発電政策の実態について、
自分に強いている勉強をするために、
天災と人災』を訪問する。

ふーむ。
大手マスコミが行政や東京電力の発表を
そのまま垂れ流しにしただけの、ここのところの
『なんとなく事態が収集に向かっている』
ような空気に包まれた、ぬるーい情報とは、
まったく異なる極寒の事態が、
現実の日本列島では現在も進行中の様子。

そのブログで紹介されている記録動画の中で、
京都大学原子炉研究所の小出裕章氏が紹介した、
ガンジーが遺した『七つの社会的罪』のうち5つが、
束になって日本国民を苦しめる今回の人災を起こし、
そして悪化させたのだということを
本日お勉強したこととして、心にとどめ、
時期が来たら、子どもたちにも伝えたいと思う。

七つの社会的罪

理念無き政治
人間性無き科学
道徳無き商業
良心無き快楽
人格無き知識
(以下2つ略)

はい、今日の原子力と原発事故汚染の勉強は終わり。
ではセーリングと仕事のことに頭のスイッチを切り替えます。
空気も、土も、海も、
放射能物質による汚染が進行中だという
事実はきちんと認識しつつも、
現実的には子どもたちを日本から逃がすこともできない自分としては、
ほとんどの日本国民の皆様とともに
ここ日本列島での生活に前向きに取り組んでいくしかないのでね。

今日はこれから、夜明けを待って浜名湖へ。



明日はレーザーをクルマの屋根に積んで葉山に帰ってくる予定。
15年以上ぶりに、レーザー・セーリングに復帰しよっかなぁ、
なんて、ゆるゆると考えている。

でもその前に、
14年前に劇症ヘルニアを発症する事故に遭ったワタクシの腰が
レーザーに乗ってもいいくらいまで回復できているのか、
新逗子の『ひだか治療院』の日高先生に診てもらわなきゃ。
日高先生は元セーリングのオリンピック代表だから、
セーリング選手の肉体的故障について
とても理解が深いし、
とても正確に診断して、治療してくれる。