ここ串本は今から125年余り前、目の前の大島近傍でトルコ海軍のエルトゥールル号が沈没、遭難する事故がありました。
ホテルのフロアーに当時の様子がわかる資料が展示してあります。
事故の際、島民総出で救助にあたったそうです。
時は変わり1985年、イランイラク戦争が勃発し、多くの日本人がイランに取り残されて脱出の術が無く困っていたとき、トルコ航空機が日本人を迎えに来てくれた事は有名な話です。ウィキペディアによれば、当時は法律の関係で自衛隊機は救助に迎えず、航路を持っていた日本航空は救助を拒否したため、時のイラン大使がトルコ大使に窮状を訴えた事により、トルコ航空機での救助につながったそうです。
こんな話を知ると、日本航空に乗りたくないなぁ~
ホテルのロビーには大きなトルコランプもあります。
串本はトルコと友好都市になっています。