DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

あれ?コットは?

2006年01月17日 10時16分00秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2006年も半月が過ぎてしまいました。早く階級別の昨年レビューを終わらせないと...

今回は実力王者を量産し続けるスーパーライト級です。

1)意外な気がします。専門家の評価はいまだに上昇中のWBO王者ミゲル コット(プエルトリコ)。昨年は、元王者、金メダリスト、強打の指名挑戦者を退けました。安定度に加え、勝負強さ、試合の面白さが加わってきたにも関わらず意外に地味な存在に甘んじています。3月に予定される次期防衛戦の相手も欧州の(地味な)実力者ジャンルカ ブランコ(伊)。

2)超特急フロイド メイウェザー(米)の同階級停車時間は極端に短いものになりそう。1月のノンタイトル戦、そして6月の3階級制覇の試合、対アルツロ ガッティー(米/カナダ)戦を経て現役最強の称号を揺るぎないものにしたメイウェザー。既にウェルター級でのテスト試合を終え、同階級WBC王座返上は時間の問題。

3)コンスタンチン チュー(豪/露)を破って勢いにのるリッキー ハットン(英)。IBF王座に加え、WBA王座を曲者カルロス マウサ(コロンビア)から吸収。昨年はこのハットンが同階級のMVPのような印象を受けます。

さて、問題はコットの減量苦。それさえなければ今年も敵なし、防衛記録を順当に伸ばしていくでしょう。ハットンは下積み生活が長かった分、意外に疲れ、ダメージが蓄積されているような気が。マウサ戦では目を負傷。半年のブランクはハットンにとり良い休養になると思います。ハットンのライバル、ジュニア ウィッター(英)が空位になると予想されるWBC王座に絡んでくるとまた面白くなりそうです。
コメント
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