DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

2005年の象徴

2006年01月04日 09時07分57秒 | ボクシングネタ、その他雑談
年間を通して、1番話題が多かったクラスがミドル級。大変面白かった伝統のクラス。流石!!

1)何といっても同階級の一番のニュースはバーナード ホプキンスの王座転落。10年間、IBF王座のみ数えると20連続防衛を果たしていたホプキンスが、新鋭ジャーメーン テーラーに敗退する番狂わせ。しかも7月の初戦に続き、12月の再戦でもテーラーが勝利(共に米)。

2)そしてホプキンスが統一した4本のベルトが、年末には3本に。

3)その分離したベルト、IBFの新王座に就いたのがこれまた新鋭のアーサー アブラハム(アルメニア/独)。アブラハムは王座獲得前に、これまで欧州ミドル級を牽引してきたハワード イーストマン(英)に引導を渡す。

4)テーラー、アブラハムに続くミドル級の次世代、元WBO王者フェリックス シュトルム(独)。怪我のために、WBAレギュラー王者マセリノ マスー(ニュージーランド)挑戦は今春に一時延期。

5)新鋭3人組みを脅かす存在は、元統一スーパーウェルター級王者のロナルド ライト(米)。ライトは5月にプエルトリコの英雄フェリックス トリニダードを一蹴。そして先月には、長らくIBF1位に位置していた南太平洋の実力者サム ソリマン(豪)にも勝利。新統一王者テーラー挑戦を待つのみ。

6)最後に、2月に達成されたホプキンスの20連続防衛は大偉業。ボクシング界に新たな歴史が刻まれたことに。

もちろん同階級の今年の目玉は「テーラー対ライト」。注目の1戦は、早ければ4月頃に行われる予定。そしてアブラハムの防衛記録がどこまで伸びるのかにも期待。シュトルムの王座復帰も待ち遠しい。
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