階級別に2005年を振り返るコラムとして今回登場するのはライト級。今後は昨年を振り返ると共に、2006年展望も付け足させていただきたいと思います。
ディエゴ コラレス(米)とホセ ルイス カスティーリョ(メキシコ)が話題を牛耳った昨年の同階級。両者による2連戦がライト級の中心でした。
1)WBCは両者による5月の第1戦、そしてカスティーリョ対元IBF王者フリオ ディアス(メキシコ)による事実上の統一戦が前半期に集中。WBOは5月の第1戦のみ。秋に行われたリターン・マッチは、カスティーリョが体重を絞りきれなかったためにノンタイトル戦として行われています。ちなみに第1戦は年間最高試合候補の1つに上げられた大激闘でした。早くも両者による決着戦が4月にも予定されています。その試合はWBC王座のみ賭けられることに。
2)将来性No1と見られていたWBA王者ファン ディアス(米)は、自身の怪我のために防衛戦は1つのみ。その後、怪我も順調に回復。ノンタイトル戦でのリング復帰を果しています。次戦は3月、対前王者のラクバ シン(モンゴル)。
3)波乱含みのIBF王座。3月に当時王者だったフリオ ディアスがリング外で王座を損失。そして決定戦を制したのがベテラン、リーベンダー ジョンソン(米)。そのジョンソンも初防衛戦でしぶとい元WBCスーパーフェザー級王者ヘスス チャベス(メキシコ)に王座を明け渡しています。ジョンソンは不幸にも、この試合後帰らぬ人に。ご冥福を。
4)日本国内最強を証明した嶋田 雄大(ヨネクラ)の世界挑戦は昨年実現せず。ラクバ シン、シリモンコン シンワンチャー(タイ)と元世界王者のアジア勢が本場アメリカで堂々と世界挑戦権を獲得。マニー パッキャオ(比)に続かんとばかりに頑張っています。
コラレスもカスティーリョも第3戦の結果に関係なくスーパーライト級に転向するでしょう。そのWBC王座にシリモンコン、そして嶋田、稲田 千賢(帝拳)の日本勢が絡んでくる筈。残念ながらマルコ アントニオ バレラ(メキシコ)の同級転向は非現実的。代わってエリック モラレス(メキシコ)を破ったザヒール ラヒーム(米)、そしてWBA王者ディアスの飛躍に期待。意外に面白い階級に転身する可能性があるライト級です。
ディエゴ コラレス(米)とホセ ルイス カスティーリョ(メキシコ)が話題を牛耳った昨年の同階級。両者による2連戦がライト級の中心でした。
1)WBCは両者による5月の第1戦、そしてカスティーリョ対元IBF王者フリオ ディアス(メキシコ)による事実上の統一戦が前半期に集中。WBOは5月の第1戦のみ。秋に行われたリターン・マッチは、カスティーリョが体重を絞りきれなかったためにノンタイトル戦として行われています。ちなみに第1戦は年間最高試合候補の1つに上げられた大激闘でした。早くも両者による決着戦が4月にも予定されています。その試合はWBC王座のみ賭けられることに。
2)将来性No1と見られていたWBA王者ファン ディアス(米)は、自身の怪我のために防衛戦は1つのみ。その後、怪我も順調に回復。ノンタイトル戦でのリング復帰を果しています。次戦は3月、対前王者のラクバ シン(モンゴル)。
3)波乱含みのIBF王座。3月に当時王者だったフリオ ディアスがリング外で王座を損失。そして決定戦を制したのがベテラン、リーベンダー ジョンソン(米)。そのジョンソンも初防衛戦でしぶとい元WBCスーパーフェザー級王者ヘスス チャベス(メキシコ)に王座を明け渡しています。ジョンソンは不幸にも、この試合後帰らぬ人に。ご冥福を。
4)日本国内最強を証明した嶋田 雄大(ヨネクラ)の世界挑戦は昨年実現せず。ラクバ シン、シリモンコン シンワンチャー(タイ)と元世界王者のアジア勢が本場アメリカで堂々と世界挑戦権を獲得。マニー パッキャオ(比)に続かんとばかりに頑張っています。
コラレスもカスティーリョも第3戦の結果に関係なくスーパーライト級に転向するでしょう。そのWBC王座にシリモンコン、そして嶋田、稲田 千賢(帝拳)の日本勢が絡んでくる筈。残念ながらマルコ アントニオ バレラ(メキシコ)の同級転向は非現実的。代わってエリック モラレス(メキシコ)を破ったザヒール ラヒーム(米)、そしてWBA王者ディアスの飛躍に期待。意外に面白い階級に転身する可能性があるライト級です。