ウェルター級（10‐03‐08）

2008年10月3日現在のウェルター王者たちです。

WBAスーパー：アントニオ　マルガリート（メキシコ）
WBAレギュラー：ユーリ　ヌズネンコ（ウクライナ）
WBC：アンドレ　バート（米）
IBF：ジョシュア　クロッティー（ガーナ）
WBO：ポール ウィリアムス（米）
OPBF（東洋太平洋）：佐々木　基樹（帝拳）
日本：沼田 康司（トクホン真闘）

一度は王座を失ったウィリアムスを含め、今年の2月から全王者交代劇がおこったウェルター級。フロイド　メイウェザー（米）の引退、ミゲル　コット（プエルトリコ）の敗北と、常に話題が多い階級です。12月には「デラホーヤ対パッキャオ」戦も同級で予定されています。
世間では同級NO1と噂されるマルガリート。先日衝撃的なTKO勝利をおさめたシェーン　モズレー（米）が対戦を熱望しています。
そのマルガリートとの対戦（再戦）が噂されていた技師クロッティー。両者共に今後の予定は決まっていません。
現在行われているWBA総会で、マルガリートが特例としてスーパー王者に昇格。それに伴い、これまで同暫定王者だったヌズネンコがレギュラー王者に格上げされています。どうもこのヌズネンコを忘れがちにしてしまいます。
昨年、マルガリートに黒星をつけ、WBO王座から引きずり下ろしたのが長身サウスポーのウィリアムス。先日ミドル級でのテスト試合に勝利しています。11月29日には再び同級に戻り、防衛戦（挑戦者は未定）を予定しています。
世界王者としては現段階同級最年少のバート。先日初防衛に成功しています。王者として進化が問われるのはこれからでしょう。
意外性がある東洋太平洋王者の佐々木は、前王者レブ　サンティリャン（比）と12月6日に再戦を予定しています。湯場、山口と日本国内の実力者を立て続けに打ち破り、一気に国内No1の座についた沼田との一騎打ちが待たれます。
佐々木、ウィリアムス以外の王者達は、最近防衛戦（試合）を行ったばかり。今後の王者達の動向が決定するのはしばらく先になるでしょう。