DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

内山、強し

2010年09月22日 04時48分49秒 | 日本ボクシング
一昨日、さいたまスーパーアリーナで行われた試合結果です。
WBAスーパーフェザー級戦:
王者内山 高志(ワタナベ)TKO5回2分27秒 挑戦者ロイ ムクリス(インドネシア)

*試合ごとに安定度、強さを増している内山。この2度目の防衛戦も例外ではありませんでした。
試合開始早々から丁寧で力強い左ジャブ、そしてそれに続く右ボディーで試合をコントロール。打ち分けも多彩で的確。打たれ弱い選手では内山に対抗できないでしょう。
右はボディーに加え、クロス気味の打ち方も有効でした。しかし純粋なストレートパンチは少々狙いすぎの嫌いがありました。

攻撃も然ることながら、防御にもしっかりと意識がいっていました。内山の防御はブロッキングとスウェー・バックの2段式。時折それにダッキングが加わっていました。

常に冷静、そしていいコンディションで試合に臨む内山。そこが一番の強みではないでしょうか。3度目の防衛戦は来年1月に予定しています。


WBCスーパーフライ級王座決定戦:
トーマス ロハス(メキシコ)3対0(118-109、116-111x2)河野 公平(ワタナベ)

OPBF(東洋太平洋)スーパーフェザー級王座決定戦:
アラン タナダ(比)KO3回1分47秒 福原 力也(ワタナベ)

OPBFライト級戦:
王者三垣 龍次(M・T)TKO6回1分11秒 挑戦者金井 アキノリ(姫路木下)

*持ち味を十分に発揮した河野。しかしロハスが常に一歩リードし世界奪取ならず。まだまだ続けてほしい選手です。
これまでひ弱なイメージがあったロハスですが、このロハスを2回で仕留めたビック ダルチニアン(豪)が強すぎたのかもしれません。見た目同様打たれ弱い選手ですが、そう簡単には敗れないでしょう。

王座奪取確実と思われていた福原。伏兵タナダにKO負けを喫しています。

7ヶ月ぶりの試合で初防衛に成功した三垣。2回にダウンを奪われるも3回にダウンを奪い返ています。

内山が牽引するワタナベ軍団。最近、興行が豪華+内容が伴っており、今後もさらなる躍進に期待が持てそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする