先週末17日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBOインターナショナル・ウェルター級王座決定戦:
ファン マヌエル マルケス(メキシコ)判定3対0(117-109x2、119-108)マイク アルバラード(米)
*9回に足が揃った所に右のショートパンチを当てられダウンを喫したマルケス。その回以外はすべてマルケスが抑えたまったくの一方的な試合でした。
5回まで(特に最初の3回)、極端に萎縮していたアルバラードはまったくパンチが出ません。
6回終了間際に観衆が喜ぶような打ち合いを演じた両者。後半戦に突入するとようやく試合らしくなってきました。
8回、見事なワン・ツーでアルバラードからダウンを奪ったマルケス。米国人は吹っ飛び、崩れるようにダウンを喫します。
自身がダウンを喫した9回も、ダウン後は反撃に転じたマルケス。試合全体を通し、スピードのある左ジャブと鋭いボディを中心にしたコンビネーションが冴え渡り、40歳の年齢を感じさせないボクシングを披露しました。
戦績を56勝(40KO)7敗1引き分けに伸ばしたマルケス。試合の出来は素晴らしいものがありましたが、個人的にはウェルターに留まらず、一つしたのスーパーライト、あるいはもう一つしたのライト級で世界王座復帰を目指して貰いたいものです。
強豪相手にダウンを奪うも完封負けを喫したアルバラード。「マルケスの再起戦の格好の相手」のみで終わってしまうには惜しい選手ではないでしょうか。
WBOインターナショナル・ウェルター級王座決定戦:
ファン マヌエル マルケス(メキシコ)判定3対0(117-109x2、119-108)マイク アルバラード(米)
*9回に足が揃った所に右のショートパンチを当てられダウンを喫したマルケス。その回以外はすべてマルケスが抑えたまったくの一方的な試合でした。
5回まで(特に最初の3回)、極端に萎縮していたアルバラードはまったくパンチが出ません。
6回終了間際に観衆が喜ぶような打ち合いを演じた両者。後半戦に突入するとようやく試合らしくなってきました。
8回、見事なワン・ツーでアルバラードからダウンを奪ったマルケス。米国人は吹っ飛び、崩れるようにダウンを喫します。
自身がダウンを喫した9回も、ダウン後は反撃に転じたマルケス。試合全体を通し、スピードのある左ジャブと鋭いボディを中心にしたコンビネーションが冴え渡り、40歳の年齢を感じさせないボクシングを披露しました。
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戦績を56勝(40KO)7敗1引き分けに伸ばしたマルケス。試合の出来は素晴らしいものがありましたが、個人的にはウェルターに留まらず、一つしたのスーパーライト、あるいはもう一つしたのライト級で世界王座復帰を目指して貰いたいものです。
強豪相手にダウンを奪うも完封負けを喫したアルバラード。「マルケスの再起戦の格好の相手」のみで終わってしまうには惜しい選手ではないでしょうか。