米国のリング誌が不定期的に行っている「Best I faced」というコーナーがあります。これまで自分が対戦した相手で誰が一番強かったか、というインタビュー形式のものです。これまでに元WBCフライ級王者ポンサックレック ウォンジョンカム(タイ)、2つの暫定王座を含め世界4階級制覇を遂げたロバート ゲレロ(米)、そしてマニー パッキャオ(比)を掲載してきました。今回登場するのは先日引退を表明した長谷川 穂積(真正)になります。
長谷川は次の選手たちをそれぞれの分野のベストと挙げています。
ジャブの名手(Best Jab):
ウィラポン ナコンルアンプロモーション(タイ)。2005年4月にウィラポンからWBCバンタム級王座を奪取した長谷川。翌年3月に、会心のTKO勝利で2度目の防衛に成功しています。長谷川曰く、「数種類のジャブを織り交ぜてきた」そうです。
防御の技術(Best Defence):
フェルナンド モンティエル(メキシコ)。2010年4月に対戦。WBC王者長谷川にWBO王者モンティエルが挑戦するという事実上の王座統一戦。「パンチを非常に当てずらかった」そうです。
頑丈なアゴ(Best Chin):
ファン カルロス ブルゴス(メキシコ)。2010年11月に当時空位だったWBCフェザー級王座を争い大差判定。採点は差が開きましたが、モンティエルに敗れ僅か7ヵ月。2階級の違いを大いに感じたようです。
パンチのスピード(Fastest Hands):
モンティエル。モンティエルはパンチをノーモーションで放つため(肘を後ろに戻さず、その位置からそのまま)、非常に予測しずらかったとの事。スピードとは若干違うような気もしないでもないです、はい。
足の速さ(Fastest Feet):
シンピウィ ベトイェカ(南ア)。2007年5月に、WBCバンタム級王座の4度目の防衛戦で対戦。フットワークのスピードに加え、距離の取り方が非常にうまかったと褒めています。ベトイェカは2013年師走に、2階級上のWBA王者クリス ジョン(インドネシア)の長期政権に終止符を打っています。
賢さ(Smartest):
ウィラポン。
強さ(Strongest):
キコ マルティネス(スペイン)。2014年4月に、長谷川がマルティエスの保持するIBFスーパーバンタム級王座に挑戦。激戦の末、長谷川は7回で敗れています。特にスペイン人のプレッシャーがきつかったようです。
パンチ力(Best Puncher):
ジョニー ゴンザレス(メキシコ)。2011年4月にWBCフェザー級王座の初防衛戦で対戦。パンチのスピードはそれほどでもなかったが、とにかく固かったそうです。またジョニゴンの左フックは意外な角度から飛んできたとか。
技術者(Best Skills):
モンティエル。このメキシカンの経験値を称賛。
総合(Overall):
ウィラポン。
*このインタビューは、長谷川の最終戦であったウーゴ ルイス(メキシコ)戦の直前に行われたもの。そのため、当然の如くルイスは省かれています。
10日前の9日に、見事な勇退発表をした長谷川。当然の事になりますが、日本の戦士は凄い面々と対戦してきましたね。
長谷川は次の選手たちをそれぞれの分野のベストと挙げています。
ジャブの名手(Best Jab):
ウィラポン ナコンルアンプロモーション(タイ)。2005年4月にウィラポンからWBCバンタム級王座を奪取した長谷川。翌年3月に、会心のTKO勝利で2度目の防衛に成功しています。長谷川曰く、「数種類のジャブを織り交ぜてきた」そうです。
防御の技術(Best Defence):
フェルナンド モンティエル(メキシコ)。2010年4月に対戦。WBC王者長谷川にWBO王者モンティエルが挑戦するという事実上の王座統一戦。「パンチを非常に当てずらかった」そうです。
頑丈なアゴ(Best Chin):
ファン カルロス ブルゴス(メキシコ)。2010年11月に当時空位だったWBCフェザー級王座を争い大差判定。採点は差が開きましたが、モンティエルに敗れ僅か7ヵ月。2階級の違いを大いに感じたようです。
パンチのスピード(Fastest Hands):
モンティエル。モンティエルはパンチをノーモーションで放つため(肘を後ろに戻さず、その位置からそのまま)、非常に予測しずらかったとの事。スピードとは若干違うような気もしないでもないです、はい。
足の速さ(Fastest Feet):
シンピウィ ベトイェカ(南ア)。2007年5月に、WBCバンタム級王座の4度目の防衛戦で対戦。フットワークのスピードに加え、距離の取り方が非常にうまかったと褒めています。ベトイェカは2013年師走に、2階級上のWBA王者クリス ジョン(インドネシア)の長期政権に終止符を打っています。
賢さ(Smartest):
ウィラポン。
強さ(Strongest):
キコ マルティネス(スペイン)。2014年4月に、長谷川がマルティエスの保持するIBFスーパーバンタム級王座に挑戦。激戦の末、長谷川は7回で敗れています。特にスペイン人のプレッシャーがきつかったようです。
パンチ力(Best Puncher):
ジョニー ゴンザレス(メキシコ)。2011年4月にWBCフェザー級王座の初防衛戦で対戦。パンチのスピードはそれほどでもなかったが、とにかく固かったそうです。またジョニゴンの左フックは意外な角度から飛んできたとか。
技術者(Best Skills):
モンティエル。このメキシカンの経験値を称賛。
総合(Overall):
ウィラポン。
*このインタビューは、長谷川の最終戦であったウーゴ ルイス(メキシコ)戦の直前に行われたもの。そのため、当然の如くルイスは省かれています。
10日前の9日に、見事な勇退発表をした長谷川。当然の事になりますが、日本の戦士は凄い面々と対戦してきましたね。