最近(2017年8月4日ごろ)のニュースです。
1)4月に英国のリングで凄まじい試合を行ったヘビー級のアンソニー ジョシュア(英)とウラジミール クリチコ(ウクライナ)。その試合の結果、ジョシュアはそれまで保持していたIBF王座の3度目の防衛に成功するとともに、空位だったWBAスーパー王座とマイナー団体IBO王座を獲得しています。両者は11月11日、場所を米国・ネバダ州に変えて即再戦を行うようです。新旧交代の波が荒れくれているここ最近の世界ボクシング。このままジョシュアはウラジに引導を渡すことが出来るのか。それともこの10年最強のヘビー級選手として君臨してきたウクライナ人が、もう一花咲かせるのか?注目です。
2)4月にWBCクルーザー級王座に就いているマイリス ブリエディス(ラトビア)が来月30日、地元ラトビアのリングにヘビー級を主戦場にしていたキューバ人マイク ペレスを迎えて初防衛戦を行います。
3)その一週間前の23日、WBAライト級王者ホルヘ リナレス(ベネズエラ/帝拳)が米国・カリフォルニア州のリングに登場。指名挑戦者ルーク キャンベル(英)を迎え保持する王座の2度目の防衛戦を行います。リナレスが米国のリングで試合を行うのは2014年8月以来となります。
4)日本でもお馴染みの元WBOバンタム級、WBCフェザー級(2度)王者のジョニー ゴンザレス(メキシコ)が先月22日、地元メキシコのリングに登場。比国のジェシー ロサレスを5分4秒で沈め、3月に獲得しているWBCスーパーフェザー級のラテン王座の初防衛に成功しています。
5)その翌日、WBAスーパーフライ級王座を2度獲得してきた河野 公平(ワタナベ)が東京の大田区総合体育館に登場。格下選手ラムボー ゴーラットスポーツスクール(タイ)にいい内容の5回TKO勝利を収め再起に成功。10月7日に香港で予定されるWBOスーパーフライ級インターナショナル王者レクソン ツォ戦へ向け大きな前進を果たしています。
6)今月26日にIBFスーパーフェザー級王座の防衛戦を予定しているジェルボンテ デービス(米)。挑戦者がこれまでに3度同級のWBO王座を獲得してきたローマン マルティネス(プエルトリコ)に決定しています。