DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

末吉、苦しんでV4(日本スーパーフェザー級)

2019年05月15日 00時39分44秒 | 日本ボクシング
今月4日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本スーパーフェザー級戦:
王者末吉 大(帝拳)判定2対0(97-93、96-95、95-95)挑戦者大里 拳(大鵬)

*昨年2月に対戦している両者。その時は末吉が3回にダウンを喫するも、それ以外の場面では左ジャブを中心にしたボクシングで大里をコントロール。最終的には大里の左目の負傷がひどくなり8回で試合は終了。末吉は2017年10月に獲得した王座の初防衛に成功しました。その後末吉は2度の防衛を重ねますが、そのうちの一つのはOPBF(東洋太平洋)王者三代 大訓(ワタナベ)と引き分けており、タイトル獲得後、何となくスランプに陥っているという印象があります。

両者の初戦から1年3ヶ月。同じ立場で再戦を迎えた両者ですが、前回以上に競った試合内容になりました。末吉が得意の左ジャブでリードしようと試みるも、大里がそれに食い下がる試合展開に。最後の最後まで粘りを見せた挑戦者でしたが、そこは王者というべきでしょうか。僅差ながらも大里を上回ることに成功すると共に、防衛回数を伸ばすことにも成功しています。

現在の日本国内スーパーフェザー級戦線を見てみると、やはり他をリードしている感のある末吉。そろそろ国内ライバルたちに圧倒的な力量差を見せつける時期が来ていると思います。末吉にはさらなる躍進を期待しましょう。
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