今から30年前の昨日となる1994年11月18日、米国ネバダ州で行われた試合結果です。
WBOライト級戦:
王者オスカー デラホーヤ(米)TKO3回1分2秒 挑戦者カール グリフィス(米)
*一戦ごとに逞しさを加えていった当時のデラホーヤ。その表情からも自信が伺えるようになりました。
7月にマイナー団体ながらも、世界2階級制覇を達成したデラホーヤが初防衛戦に迎えたのは中堅選手グリフィス。28勝(12KO)3敗2引き分けと中々の戦績の持ち主でしたが、実力はグリフィスが獲得した経験のあるUSBA(全米)タイトルが相当する中堅選手。デラホーヤを抱えるトップランク社のマッチメークの上手さが目立ちます。
(デラホーヤに一蹴されたグリフィス)/ Photo: Youtube
力強い左ジャブからのコンビネーションでグリフィスを圧倒していったデラホーヤ。初回終了間際に右、左、左フックの連打からダウンを奪う幸先のいいスタートを切ります。その後も挑戦者に付け入る隙を与えなかったデラホーヤは、3回に左アッパーを交えたコンビネーションでダウンを奪いそのままストップ勝利。世界的には無名選手たちとの試合が続いていますが、一戦ごとに確実に成長している姿を見せています。
NABFスーパーフライ級戦:
王者ダニー ロメロ(米)TKO初回67秒 挑戦者ドミンゴ ソーサ(ドミニカ)
*これまでに2階級下のライトフライ級で2度世界王座への挑戦経験を持つソーサ。キャリアを活かし、上昇気流に乗るロメロにどこまで食い下がれるかに注目があつまりました。しかし、結果はロメロの強打の餌食となり僅か1分ほどで仕留められてしまいました。
(試合開始早々から、打ち気満々のロメロ(背中))/ Photo: Youtube
ビックイベントの前座で名のある選手を秒殺したロメロ。全勝記録を20(18KO)の伸ばすと同時に、「世界奪取間違いなし!」の太鼓判を押されています。
(デラホーヤ同様、一戦ごとにたくましさを増していたロメロ)/ Photo: Youtube
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