今週末の試合予定

9月第3週末の試合予定です。

20日　土曜日
アルゼンチン
WBOフライ級戦：
王者オマール　ナルバエス（亜）対　挑戦者アレハンドロ　エルナンデス（メキシコ）

メキシコ
WBCライト級挑戦者決定戦：
ホセ　アルマンド　サンタクルス（米）対　アントニオ　ピタルア（コロンビア）

後楽園ホール
OPBF（東洋太平洋）ライト級戦：
王者ランディー　スイコ（比）対　挑戦者荒川　仁人（八王子中屋）

OPBFスーパーフライ級戦：
王者冨山　浩之助（ワタナベ）対　挑戦者相澤　国之（三迫）


22日　月曜日
大阪府立体育会館
スーパーウェルター10回戦：
石田　順裕（金沢）対　マルコ　アベンダーニョ（ベネズエラ）

ライトフライ級10回戦：
高山　勝成（真正）対　ファン　ランダエタ（ベネズエラ）

日本スーパーウェルター級王座決定戦：
古川　明裕（ワールド日立）対　野中　悠樹（尼崎）

次は名城対アルセ？

メキシコで行われた試合結果です。
WBAスーパーフライ級暫定王座戦：
挑戦者ホルへ　アルセ（メキシコ）TKO9回終了　王者ラファエル　コンセプション（パナマ）

試合の方は久しぶりにアルセの試合らしい展開だった模様。
王者が10回の開始ゴングに応じられず、そこで試合終了。アルセが暫定ながらも3階級制覇に成功しています。（ちなみにフライ級王座も暫定でした。）
同日、日本で同レギュラー王座を獲得したのが名城　信男（六島）。両者の対戦が12月に実現する可能性があるそうです。

バロイ、ガルシア

南アフリカで行われた試合結果です。
IBFスーパーフェザー級戦：
王者キャシアス　バロイ（南ア）TKO3回28秒　挑戦者ハビエル　アルバレス（亜）

メキシコで行われた試合結果です。
IBFミニマム級戦：
王者ラウル　ガルシア（メキシコ）判定3ー0（118-110x3）挑戦者ホセ　ルイス　バレラ（ベネズエラ）

IBF王者に輝いたばかりのバロイとガルシアが、地元で初防衛に成功しています。

ブラッドリー、中止

米国ミシシッピー州
WBCスーパーライト級戦：
王者ティモシー　ブラッドリー　判定3ー0（118-109，119-109,117-110）挑戦者エドナー　チェリー（共に米）

WBA/WBO/IBFライト級戦：
王者ネート　キャンベル（米）対　挑戦者ファン　グスマン（ドミニカ）


ハリケーン「アイク」の影響も受けず無事開催された興行。ブラッドリーが大差判定で同王座の初防衛に成功しています。
本来ならメイン・イベントで行われる予定だった「キャンベル対グスマン」戦。下の階級から転向してきたばかりのグスマンが体重超過という失態を演じています。
再計量時にも現れず、試合はそのまま中止となっています。（一時は無冠戦での対戦という話もありました。）
ちなみにハリケーン「アイク」。ヒューストンを中心に米国テキサス州に多大な被害をもたらしました。

西岡、名城、ゴンザレス

パシフィコ横浜で行われた試合結果です。
WBCスーパーバンタム級暫定王座決定戦：
西岡 利晃(帝拳）判定3ー0（117-109x2，119-107）ナパーポン・キアットサクチョークチャイ（タイ）

WBAスーパーフライ級王座決定戦
名城 信男（六島）判定2ー1（115-114x2,114-115）河野 公平（ワタナベ）

WBAミニマム級戦：
挑戦者ローマン　ゴンザレス（ニカラグア）TKO4回1分59秒　王者新井田　豊（横浜光）


西岡が5度目の世界挑戦で念願の王座獲得に成功しています。私見ですが、正規王者イスラエル　バスケス（メキシコ）との同王座統一戦は行われず、時間が経てば西岡が正規王者に昇格するでしょう。
名城が接戦を制し王座返り咲きに成功しています。見方によっては勝者河野もあり得る試合内容だった様子。
強打の指名挑戦者ゴンザレスが試合開始から新井田を圧倒。新井田は8度目の王座防衛に失敗しています。

マルケス、フォーレスト

米国ネバダ州ラスベガス
ライト級戦：
ファン　マヌエル　マルケス（メキシコ）TKO11回2分55秒　ホエル　カサマヨール（キューバ）

WBCスーパーウェルター級戦：
挑戦者バーノン　フォーレスト　判定3ー0（118-109、117-110、119-108）王者セルジオ　モラ（共に米）

10回までの採点では1ー0（97-93，95-95x2）でマルケス。マルケスが11回に2度のダウンを奪いライト級デビューを果たしています。今後のマルケスの対戦者候補にはライト級統一王者ネート　キャンベルやファン　ディアス（共に米）の名が挙がっています。
フォーレストは3ヶ月ぶりに王座に返り咲きに成功しています。

木村、王座奪取ならず

ウクライナで行われた試合結果です。
WBAスーパーライト級戦：
王者アンドレアス　コテルニク（ウクライナ）判定3ー0（119-109x2、118-110）　挑戦者木村 登勇（横浜光）

念願の世界初挑戦に漕ぎ着けた木村。敵地ウクライナで大差判定負けを喫しています。

今週末の試合予定

9月第二週末の試合予定です。

13日　土曜日
米国ミシシッピー州
WBA/WBO/IBFライト級戦：
王者ネート　キャンベル（米）対　挑戦者ファン　グスマン（ドミニカ）

WBCスーパーライト級戦：
王者ティモシー　ブラッドリー　対　挑戦者エドナー　チェリー（共に米）

米国ネバダ州ラスベガス
ライト級戦：
ファン　マヌエル　マルケス（メキシコ）対　ホエル　カサマヨール（キューバ）

WBCスーパーウェルター級戦：
王者セルジオ　モラ　対　挑戦者バーノン　フォーレスト（共に米）

南アフリカ
IBFスーパーフェザー級戦：
王者キャシアス　バロイ（南ア）対　挑戦者ハビエル　アルバレス（亜）

ウクライナ
WBAスーパーライト級戦：
王者アンドレアス　コテルニク（ウクライナ）対　挑戦者木村 登勇（横浜光）


15日　月曜日
パシフィコ横浜
WBAミニマム級戦：
王者新井田　豊（横浜光）対　挑戦者ローマン　ゴンザレス（ニカラグア）

WBCスーパーバンタム級暫定王座決定戦：
西岡 利晃(帝拳）対　ナパーポン・キアットサクチョークチャイ（タイ）

WBAスーパーフライ級王座決定戦
名城 信男（六島）対　河野 公平（ワタナベ）

メキシコ
WBAスーパーフライ級暫定王座戦：
王者ラファエル　コンセプション（パナマ）対　挑戦者ホルへ　アルセ（メキシコ）


個人的に一番注目しているのがWBAスーパーライト級戦です。一般的に一番注目されていない感じがします。軽量後の写真を見る限り、木村の体調面は良好に見えます。木村、偉業達成なるか？

色々（09‐12‐08）

最近（2008年9月5日ごろ）のニュースです。

1）11月1日にWBC/WBAスーパーフライ級王者クリスチャン　ミハレス（メキシコ）とIBF同級王者ビック　ダルチニアン（豪）が3団体王座統一戦を予定しています。

2）ドン　キングと契約を結んだマルコ　アントニオ　バレラ（メキシコ）。11月7日に中国で試合を行うという情報があります。

3）最近不調気味の日本ライトフライ級王者嘉陽 宗嗣（白井・具志堅）。11月30日に沖縄で家住 勝彦（レイスポーツ）との防衛戦を予定しています。

4）クレイジー　キム（ヨネクラ）に判定勝ちを収めたばかりのアンソニー　マンディン（豪）。11月13日にアメリカ・デビュー戦を予定しています。対戦者は中堅のミゲル　アンヘル　エスピノ（米）。

5)WBOバンタム級王者ジェリー　ペニャロサ（比）が次期防衛戦を12月6日に米国で予定しています。挑戦者はメキシカン、アブネル　マレス。

沼田が初防衛に成功

後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ウェルター級戦：
王者沼田 康司(トクホン真闘）KO6回2分11秒　挑戦者山口 裕司（JBスポーツ）

沼田が打撃戦を制し初防衛に成功。最近不調気味だとはいえ、元OPBF（東洋太平洋）王者の山口に打ち勝ったことにより、今年4月の湯場　忠志（都城レオ）戦がまぐれ勝ちではなかったことを証明しています。24歳とまだ若い沼田。今後のさらなる飛躍に期待しましょう。
両者の壮絶な打ち合いに会場は大いに盛り上がった様子です。