DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

マルガリート、ソリス

2010年05月14日 03時23分49秒 | 世界ボクシング
先週末土曜日、メキシコで行われた試合結果です。
WBCインターナショナル・スーパーウェルター級王座決定戦:
アントニオ マルガリート 判定3ー0(99-89、99-90、100-88)ロベルト ガルシア(共にメキシコ)

*スーパーウェルター級戦線に進出してきたマルガリート。同国人のガルシアに大差判定勝利を収め、世界2階級制覇に向け前進しています。マルガリートは初回にダウンを奪っています。そしてガルシアは、8回と10回に減点1を科されています。
ちなみにマルガリートのトレーナーは元IBFスーパーフェザー級王者のロベルト ガルシア。偶然にも今回の対戦者と同姓同名です。(確かトレーナーは米国籍だったと思います。)


WBA暫定スーパーフェザー級戦:
王者ホルへ ソリス(メキシコ)判定3ー0(118-109x2、119-108)挑戦者マリオ サンティアゴ(プエルトリコ)

*内山 高志(ワタナベ)の対抗王者ソリスが、大差判定で初防衛に成功。ソリスは、元王者ホルへ リナレス(帝拳/ベネズエラ)との対戦話も浮上しています。


WBAライト級挑戦者決定戦:
ウルバノ アンティロン(メキシコ)判定3ー0(100-90、99-91x2)レネ ゴンザレス(ニカラグア)

*内山、そしてソリスへの挑戦権を保持していたゴンザレス。アンティロンに大差判定負けを喫すると同時に、世界ランキングも後退することになるでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

堀川、王座奪取ならず

2010年05月13日 03時36分02秒 | 日本ボクシング
9日日曜日、大阪IMPホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)ミニマム級王座決定戦:
マイケル ランデロ(比)TKO9回1分50秒 堀川謙一(SFマキ)

*黒木健考(ヤマグチ土浦)が世界挑戦のために返上した王座の後釜争い。序盤戦は堀川のペースで進むも、ランデルが徐々にペースを上げていった様子。国内の上位陣と接戦を演じてきた堀川ですが、王座獲得なりませんでした。
21戦目で初の国外での試合を経験したランデル。初戴冠となっています。

同団体で日本人以外の選手が王座につくとほっとするのは私だけでしょうか。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

内藤、再起に成功

2010年05月12日 03時31分20秒 | 日本ボクシング
先日9日日曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
フライ級強10回戦:
内藤 大助(宮田)TKO5回2分12秒 リエンペット ソーウィラポン(タイ)

*昨年11月、WBCフライ級王座から転落している内藤が、格下のソーウィラポンにストップ勝利を収め再起に成功。世界王座への返り咲きに向けスタートをきっています。
3回辺りまでは接戦だった様子ですが、徐々に実力差を見せつけた内藤。5回に2度のダウンを奪いTKO。今後はWBC王者ポーンサックレックとの第5戦、又は上の階級での世界挑戦を目指していく方針のようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名城、陥落

2010年05月11日 04時23分45秒 | 日本ボクシング
先日8日土曜日、大阪府立体育会館で行われた試合結果です。
WBAスーパーフライ級戦:
挑戦者ウーゴ カサレス(メキシコ)判定3ー0(117-111x2、115-113)王者名城 信男(六島)

*私(Corleone)の採点は2人のジャッジと同様で117対111でカサレスを支持。初回から3回までを名城。残り9ラウンドをカサレスに与えました。

名城のボクシング自体、手数が少ないという事を除けばそれほど悪いように感じられませんでした。ただ、体調が昨年9月の両者による第1戦より悪かったように見えました。

カサレスは逆に、初戦より体調面、そして作戦面で向上。ほとんどのパンチは名城のガードに阻まれていましたが、後半戦になっても動きが落ちることなく、また名城に比べジャッジに対し見栄えのいいボクシングを披露していました。

名城、敗れたとはいえパンチの当て感、防御、特にブロッキングのレベルの高さを披露。今後は確実にポイントを奪うボクシングを目指し世界再奪回、又は2階級制覇を目指してもらいたいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

色々(05‐10‐10)

2010年05月10日 03時24分46秒 | 世界ボクシング
最近(2010年5月10日ごろ)のニュースです。

1)先日4連続KO(TKO)防衛に成功した西岡 利晃(帝拳)。西岡の防衛戦の一週間前、英国のレンダル モンローが西岡への挑戦権を獲得しています。

2)IBFスーパーミドル級王者ルシアン ブテ(ルーマニア/カナダ)が7月24日、6度目の防衛戦を故郷のルーマニアで予定しています。対戦者は現在までに決まっていません。

3)IBFクルーザー級王座決定戦、スティーブ カニンガム(米)対トロイ ロス(カナダ)戦が、6月5日に行われるという情報があります。

4)WBAクルーザー級暫定王座決定戦が7月3日ドイツで行われます。この試合に出場するのは前WBA王者のフィラト アースラン(独)とスティーブ ヘレリウス(仏)。

5)WBOミニマム級王者ドニー ニエテス(比)が7月17日、母国フィリピンで4度目の防衛戦を計画中。挑戦者は未定です。

6)WBAウェルター級の王座に唯一君臨することになったビアチェスラフ センチェンコ(ウクライナ)。8月30日に2度目の防衛戦を予定しています。挑戦者はベネズエラのチャーリー ナバロに決定しています。

7)WBAバンタム級の再戦、アンセルモ モレノ(パナマ)対ネオマール セルメニョ(ベネズエラ)の一戦が決定。この試合は8月14日、パナマで行われます。

8)今月20日、オーストラリアで凱旋試合に臨むビック ダルチニアン(豪)。対戦者が比国のエリック バルセロナに変更となっています。この試合で両者は、マイナー団体IBOのバンタム級王座を賭け対戦します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八重樫、佐藤

2010年05月09日 09時08分42秒 | 日本ボクシング
今月1日土曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ミニマム級戦:
王者八重樫 東(大橋)判定3ー0(97-94、96-94、95-94)挑戦者武市 晃輔(金沢)

日本スーパーフライ級暫定王座決定戦:
佐藤 洋太(協栄)TKO7回32秒 翁長 吾央(大橋)

*八重樫は初回にダウンを奪われる苦しい立ち上がり。しかし徐々にペースを握っていき、僅差の判定で2度目の防衛に成功しています。

試合前は翁長が有利と見られていましたが、佐藤が積極的に試合を進め翁長の左目を腫れさせていきます。7回に2度目のドクターチェックが入り、そこで試合終了。佐藤が暫定ながらも王座獲得に成功しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週末の試合予定

2010年05月08日 00時08分38秒 | 世界ボクシング
2010年5月第2週末の試合予定です。

8日 土曜日
大阪府立体育会館
WBAスーパーフライ級戦:
王者名城 信男(六島)対 挑戦者ウーゴ カサレス(メキシコ)

メキシコ
WBCインターナショナル・スーパーウェルター級王座決定戦:
アントニオ マルガリート 対 ロベルト ガルシア(共にメキシコ)

WBA暫定スーパーフェザー級戦:
王者ホルへ ソリス(メキシコ)対 挑戦者マリオ サンティアゴ(プエルトリコ)

米国カリフォルニア州
スーパーウェルター級12回戦:
ポール ウィリアムス(米)対 カーミット シントロン(プエルトリコ)


9日 日曜日
後楽園ホール
フライ級10回戦:
内藤 大助(宮田)対 リエンペット ソーウィラポン(タイ)

大阪IMPホール
OPBF(東洋太平洋)ミニマム級王座決定戦:
堀川謙一(SFマキ)対 マイケル ランデロ(比)


14日 金曜日
米国カリフォルニア州
WBOスーパーウェルター級戦:
王者セルゲイ ジンジルク(ウクライナ)対 挑戦者ダニエル ドーソン(豪)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フック、再び圧勝

2010年05月07日 01時24分53秒 | 世界ボクシング
先週末1日土曜日、ドイツで行われた試合結果です。
WBOクルーザー級戦:
王者マルコ フック(独)9回終了TKO 挑戦者ブライアン ミント(米)

*わずか一月半のインターバルで防衛戦に臨んだフック。3月の防衛戦での挑戦者アダム リチャード(米)に続き、ヘビー級からの転級組ミントに圧勝。フックは3回、5回、そして9回にそれぞれダウンを奪っています。
ダウンのたびに勇敢に反撃を試みたミントのタフネスは驚異的なもの。しかし総合面でフックが数枚上回っていました。今回の防衛戦では特にロングレンジでの右ストレート、至近戦での右アッパーが目を引きました。
1年弱の間に3度目の防衛に成功したフック。クルーザー級での王座統一を目論んでいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

色々(05‐07‐10)

2010年05月07日 00時37分00秒 | 世界ボクシング
最近(2010年5月7日ごろ)のニュースです。

1)先日4日、タイで行われたWBCフライ級インターナショナル暫定王座決定戦。世界王座に2度挑戦した経験を持つ久高 寛之(仲里ATSUMI)が、世界1位のパノムルンレック グラティンデーンジムに8回TKO勝利を収める大金星をおさめています。3度目の世界挑戦が見えてきた久高。自身にとり、暫定ながらも初の王座獲得となっています。

2)先月末26日、韓国で行われたOPBF(東洋太平洋)スーパーライト級王座決定戦。これまでに同団体のスーパーフェザー、ライト級の2階級を制覇しているランディー スイコ(比/ジョー小泉)が地元のKyung Suk Kwak(韓国)を5回TKOで破り空位の王座を獲得しています。スイコはクレイジー キム(ヨネクラ=引退/元スーパーウェルター、スーパーミドル、ライトヘビー級王者)に続き、同団体で3階級制覇を遂げた2人目の選手になります。

3)4月24日、無冠戦のリングに登場したWBOスーパーフライ級王者ホルへ アルセ(メキシコ)。同国人のセシリオ サントスを7回KOで下しています。アルセは6月26日、エリック モーレル(プエルトリコ)の保持するWBOバンタム級暫定王座に挑戦することが内定しています。

4)先日4月30日、8ヶ月ぶりのリングに登場したロバート ゲレロ(米)。アルゼンチンのロベルト アリエタに8回TKO勝利を収めています。

5)今月20日、アフリカのナミビアでWBAライト級王座統一戦、正規王者パウルス モーセス(ナミビア)対暫定王者ミゲル アコスタ(ベネズエラ)戦が予定されています。

6)WBAスーパーとWBCのスーパーフライ級王座を保持するビック ダルチニアン(豪)。今月20日、2007年10月以来の豪州のリングに登場を予定しています。無冠10回戦に臨むダルチニアン。対戦者は日本でもお馴染みの比国人リチャード ガルシア。

7)WBAフライ級戦、亀田 大毅(日本)対 坂田 健史(協栄)が実現の場合、7月下旬に行われるとの情報があります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メイウェザー、モズレーを下す

2010年05月06日 03時36分15秒 | 世界ボクシング
先週末土曜日、米国ネバダ州ラスベガスで行われた試合結果です。
ウェルター級12回戦:
フロイド メイウェザー 判定3ー0(119-109x2、118-110)WBAスーパー王者シェーン モズレー(共に米)

*妙な一戦でした。最初の2回はモズレーが試合を支配。2回にはメイウェザーをぐらつかせています。しかし3回から何かが変わり、モズレーが非常に戦いづらそうな表情でポイントをどんどん奪われていきました。パンチを放てないモズレー。強引に行けば行けそうなのに...。軽いパンチ、そして時にコンビネーションを放つメイウェザー。気がつけば試合終了。判定は大差でメイウェザーを支持。私の採点では118対110でメイウェザー。3回から最終回まですべてのラウンドを与えました。
これがよく言われるメイウェザーの「異次元ボクシング」なのでしょうか?
モズレーの表情、2004年の対ウィンキー ライト(米/モズレーの判定負け)戦に似たものがありました。
この試合、モズレーが保持していたWBAのスーパー王座は微妙に賭けられていました。モズレーが勝利の場合防衛。メイウェザーが勝利の場合空位に。不思議に思うのですが、昨年1月、アントニオ マルガリート(メキシコ)にモズレーが挑戦したとき、マルガリートはすでにスーパー王者に昇格し、レギュラー王者も存在していました。その時と状況は同じなのに、今回はタイトルの変動ではなく消滅。まあ、王座の乱立が一つなくなったと考えればいいのですが。
今後のメイウェザーですが、個人的には対マニー パッキャオ(比)より、現在2階級の王座を保持しているセルジオ マルチネス(亜)との一戦を見てみたいです。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする