DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

今週末の試合予定

2010年05月22日 01時14分00秒 | 世界ボクシング
2010年5月第4週末の試合予定です。

22日 土曜日
ドイツ
WBAヘビー級挑戦者決定戦:
ルスラン チャガエフ(ウズベキスタン)対 カリ ミーハン(豪)

米国カリフォルニア州
フェザー級12回戦:
イスラエル バスケス 対 ラファエル マルケス(共にメキシコ)

IBFバンタム級戦:
王者ヨニー ペレス(コロンビア)対 挑戦者アドナー マレス(メキシコ)
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カーン、ミッチェル

2010年05月21日 03時35分26秒 | 世界ボクシング
先週末15日土曜日、英国で行われた試合結果です。
WBO暫定ライト級戦:
王者マイケル カツディス(豪)TKO3回1分57秒 挑戦者ケビン ミッチェル(英)

*英国期待の星ミッチェル。待望の世界初挑戦も、カツディスが得意とする乱戦に巻き込まれあえなく沈没。王座獲得なりませんでした。
初回、2回は左ジャブで試合をコントロール。しかし3回、一発貰った後に連打に巻き込まれてしまいました。これまでに地元豪州、米国、英国、そして比国での実戦経験を積んできたカツディス。対戦してきた選手も、ホルへ カサマヨール(キューバ)、ファン ディアス(米)、ビンセンテ エスコベド(米)等強豪ばかり。質の高い試合をこなしながら29戦中27勝(22KO)してきたキャリアは本物でした。
7月に予定されるファン マヌエル マルケス(メキシコ)対ディアス戦の勝者との対戦が今から楽しみです。


同日、米国ニューヨーク州で行われた試合結果です。
WBAスーパーライト級戦:
王者アミア カーン(英)TKO11回1分25秒 挑戦者ポール マリナッジ(米)

*ミッチェルが撃沈された数時間後、同国人のエース カーンが敵地のど真ん中で見事な防衛戦+アメリカデビュー戦を飾っています。
カーンのボクシングは至ってシンプルなもの。左ジャブ、左ジャブ、そして時折放つ右ストレート。中盤戦以降は右クロスも頻繁に放っていきました。挑戦者マリナッジより早くて距離があり、しかも鉄壁のガードは終始崩しませんでした。左右のパンチがポンポン当たり、回を重ねるごとに挑戦者の顔は腫れを増していく。身体的なダメージはそれほどないようでしたが、9回、10回とドクターチェックが入っています。そして最終回となった11回、カーンが連打をまとめたところでレフェリー・ストップ。これにはマリナッジも納得の様子でした。

スピードスター同士の対戦。若干のスピード差がこれほどまで差のついた試合内容にするとは。ちなみに私(Corleone)はすべてのラウンドをカーンに与えています。
カーン攻略法はカーン以上のスピードを持つか、ボディー攻めでそのスピードを削いでいくか。やはり見たい一戦は暫定王者マルコス マイダナ(亜)との王座統一戦になります。

英国コンビの命運が分かれた一夜。カーンも2年前には初回KO負けという屈辱を味わっています。カーンの今後はもちろんですが、ミッチェルの巻き返しにも期待しています。
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王座に返り咲き、ウロダルチェク

2010年05月20日 04時42分36秒 | 世界ボクシング
先週末、ポーランドで行われた試合結果です。
WBCクルーザー級王座決定戦:
クリストフ ウロダルチェク(ポーランド)TKO8回44秒 ジャコッベ フラゴメニ(伊)

*両者はちょうど一年前イタリアで対戦。その時はウロダルチェクがフラメンゴの保持するWBC王座に挑戦する形でした。結果は三者三様の引き分け。その後フラメンゴはゾルト エルデイ(ハンガリー)に敗れ、王座と決別しています。
今回の再戦は空位の王座を争ったもの。接近した内容の第一戦とは違い、試合開始からウロダルチェクのペースで試合は進んでいきました。ウロダルチェクは6回終了間際にダウンも奪っています。そして8回、再びフロアに沈んだフラメンゴはそこでギブアップ。ウラダルチェクが3年ぶりに王座への返り咲きを果たしています。

WBO王者マルコ フック(独)が定期的に防衛戦を行い、来月にはIBF王座決定戦が行われます。そして7月にはWBAの暫定王座決定戦も予定されています。今後は定期的に、同級での世界戦が決行されていってほしいものです。
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ナルバエスが2階級制覇に成功

2010年05月19日 02時58分19秒 | 世界ボクシング
先週末15日、アルゼンチンで行われた試合結果です。
WBOスーパーフライ級王座決定戦:
オマール ナルバエス(亜)判定3ー0(117-108x2、118-107)エバート ブリセノ(ニカラグア)

*WBOフライ級王座を16度防衛してきたナルバエスが激戦区スーパーフライ級に進出してきました。空位のWBO王座を大差判定で奪い、2階級制覇に成功しています。
試合は終始ナルバエスのペースで進んだ模様。特に終盤戦はブリセノを何度かストップ寸前まで追い詰めた様子です。
ブリセノは5回、8回、そして11回にバッティングによりそれぞれ減点1を科せられています。

当初は暫定王座決定戦と言われていましたが、どうやら正規王座決定戦の形で行われたようです。
またナルバエスの後釜争い、WBOフライ級王座決定戦が6月12日にメキシコで行われます。ヘスス ヒメネス(メキシコ)とリッチー メプラヌム(比)がこの試合に出場する予定です。
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内山、豪快に初防衛

2010年05月18日 05時20分40秒 | 日本ボクシング
さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナで行われた試合結果です。
WBAスーパーフェザー級戦;
王者内山 高志(ワタナベ)TKO6回1分42秒 挑戦者アンヘル グラナドス(ベネズエラ)

OPBF(東洋太平洋)スーパーフライ級戦:
王者河野 公平(ワタナベ)TKO11回2分20秒 挑戦者殿村 雅史(角海老宝石)

*内山にとり、身長・リーチの差まったく関係なし。試合後のインタビューでは初防衛戦のプレッシャーはあったそうですが、観戦側からはそんな雰囲気はまったく感じ取れませんでした。
国籍を問わず、パンチを振り回すだけでこれだけ観衆を沸かす選手はそうはいないでしょう。しかし6回のKOパンチ、豪快では形容が足りません。
この試合では、右ボディー、フック系のかぶせるようなロングストレートを基点に試合を進めていきました。それに対し、左はそれほど見られませんでした。あるいは、これはグラナドスの右に対する作戦だったかもしれませんね。
グラナドスの見せ場は5回の終了間際のみ。あの積極的な攻撃が初回から見せていたら、内山は苦戦していたかもしれません。

レフェリーストップ時の挑戦者陣営の抗議は見苦しいもの以外の何者でもありませんでした。エイトカウントのあと、レフェリーは2回(確か2回だったと思います)ほど「さあ立て」というジェスチャーをしました。それでも立ち上がる気配がなく試合終了を告げられました。合計タイムは確実に10秒を越していたでしょう。

初防衛成功ながら、既に常勝将軍の雰囲気を備えつけ始めた内山。今後、どんな強豪達と戦っていくか、非常に楽しみです。

河野は格下殿村を終盤にストップし、同王座の2度目の防衛に成功しています。次戦での世界再挑戦もあるようです。
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ジンジルク、米国デビュー

2010年05月17日 04時24分08秒 | 世界ボクシング
昨日14日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBOスーパーウェルター級戦:
王者セルゲイ ジンジルク(ウクライナ)TKO10回2分12秒 挑戦者ダニエル ドーソン(豪)

*2008年11月以来の試合に臨んだジンジルク。この1年半、何度か米国での試合が予定され、その度に中止となってきましたが、格下のドーソンをジャブで終始コントロール。
終盤10回にストップ勝ちを収め、6度目の防衛+米国デビューを見事に飾っています。

現在、セルジオ マルティネス(亜)、ポール ウィリアムス(米)、カーミット シントロン(プエルトリコ)、アントニオ マルガリート(メキシコ)等強豪がひしめく同級。サウスポースタイルからの右を丹念についていくジンジルクがこの一角に加わるかもしれません。まずは暫定王者アルフォンソ アングロ(メキシコ)とのWBO王座内の統一戦に注目です。
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意見番(05‐17‐10)

2010年05月17日 01時47分47秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2010年5月17日ごろの意見番です。

約24時間後に迫った内山 高志の初防衛戦。無事に前日軽量も終了しています。
試合の方ですが、内山の大差判定防衛を予想します。採点は118対110ぐらいのものになるでしょう。
試合のほうは終始内山がプレッシャーをかけ、グラナドスが逃げ腰ながらもさばこうとする展開に。試合後のグラナドスのコメントは、「内山は単なる強打者ではなく、試合運びに長けた選手」というものになるのではないでしょうか。
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消化不良、ウィリアムスとシントロン

2010年05月16日 08時14分21秒 | 世界ボクシング
先週末8日の土曜日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
スーパーウェルター級12回戦:
ポール ウィリアムス(米)負傷判定2ー1(40-36、38-36、36-40)カーミット シントロン(プエルトリコ)

*これはあくまで現時点までの試合結果です。今後無効試合になる可能性が大です。

4回も残り30秒ほどになった時、両者がホールディングしながら一緒に倒れる形に。ウィリアムスはリング場に、しかしシントロンは運悪くリング外へ転落。シントロンはテレビにあたり、そのまま試合終了。シントロンはしばらく呼吸ができなかったそうです。
シントロンに怪我などなく、本人いわく、試合続行も可能だった様子。

問題はなぜ4回まで試合が終了していないのに、負傷判定という採点がくだされたかということです。2年前に行われたNABOヘビー級戦、ジェームス トニー対ハシム ラクマン戦でも同じような事態になりました。最初はトニーの3回TKO勝利が宣告されましたが、後に無効試合になっています。

両試合ともこれからという時に試合ストップ。怪我、事故と試合中止は仕方のない処置でしたが、ウィリアムスとシントロンの仕切りなおし、是非みたいです。 
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40の大台に

2010年05月15日 01時44分26秒 | 強いぞジョーさん
今日5月15日は、暫定王座を含めると3度WBCバンタム級王座に就いた辰吉 丈一郎の誕生日です。「浪速のジョー」も40の大台に達しました。
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今週末の試合予定

2010年05月15日 00時51分26秒 | 世界ボクシング
2010年5月第3週末の試合予定です。

15日 土曜日
英国
WBO暫定ライト級戦:
王者マイケル カツディス(豪)対 挑戦者ケビン ミッチェル(英)

ポーランド
WBCクルーザー級王座決定戦:
クリストフ ウロダルチェク(ポーランド)対 ジャコッベ フラゴメニ(伊)

米国ニューヨーク州
WBAスーパーライト級戦:
王者アミア カーン(英)対 挑戦者ポール マリナッジ(米)

アルゼンチン
WBOスーパーフライ級暫定王座決定戦:
オマール ナルバエス(亜)対 エバート ブリセノ(ニカラグア)

メキシコ
IBFフェザー級戦:
王者クリストバル クルズ 対 挑戦者オーランド サリド(共にメキシコ)

メキシコ(上記とは別会場)
WBCライト級戦:
王者ウンベルト ソト 対 挑戦者リカルド ドミンゲス(共にメキシコ)


17日 日曜日
さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナ
WBAスーパーフェザー級戦;
王者内山 高志(ワタナベ)対 挑戦者アンヘル グラナドス(ベネズエラ)

OPBF(東洋太平洋)スーパーフライ級戦:
王者河野 公平(ワタナベ)対 挑戦者殿村 雅史(角海老宝石)

OPBFライト級戦:
王者三垣 龍次(M・T)対 挑戦者趙 喜在(韓国)


20日 木曜日
タイ
WBA世界スーパーバンタム級戦:
王者プーンサワット グラティンデーンジム(タイ)対 挑戦者木村 章司(花形)

豪州
IBOバンタム級王座決定戦:
ビック ダルチニアン(豪)対 エリック バルセロナ(比)
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