DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

山内、順当に勝利(WBOアジア太平洋フライ級)

2020年08月21日 10時48分19秒 | 世界ボクシング

現地時間の一昨夜(19日・水曜日)、後楽園ホールで行われた試合結果です。
WBOアジア太平洋フライ級王座決定戦:
山内 涼太(角海老宝石)3回終了TKO 戸高 達(レパード玉熊)

*今回がプロ8戦目ながらも、2度目の王座挑戦を迎えた山内。試合前の予想では、山内の王座奪取が有力とされていました。

試合開始と同時に仕掛けていったのは戸高。山内もその打ち合いに巻き込まれる形となってしまいましたが、3回に右アッパーでライバルからダウンを奪う事に成功。結局、その回終了と同時に戸高が試合継続を拒否したため試合終了。山内が2度目のタイトル挑戦で、初の王座獲得を果たしています。

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ロメロ、際どい判定勝利(WBAライト級:暫定王座)

2020年08月20日 09時31分57秒 | 世界ボクシング

先週末15日、米国・コネチカット州で行われた試合結果です
WBAライト級王座決定戦(暫定王座):
ローランド ロメロ(米)判定3対0(118-110、116-112、115-113)ジャクソン マルティネス(ドミニカ)

*出された判定結果だけ見ると、ロメロが明白な勝利を収めたかに見えます。しかし実際は、この試合を放送したShowtime局のスコア(117対111でマルティネス)など、ドミニカ人の勝利を支持する声を多数聞きます。WBAの会長ですら、試合直後に両者による直再戦の可能性を示唆しています。

メインで行われたWBCスーパーミドル級戦では、王者デビット べナビデス(米)が前日計量に失敗し、秤の上で王座を失っています。そしてセミで行われたWBAの第3の王座決定戦は疑惑の判定結果。何ともまあ、大変な興行となってしまいましたね。

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体重超過のべナビデス、試合には勝利(WBCスーパーミドル級)

2020年08月19日 13時55分17秒 | 世界ボクシング

先週末15日英国、米国・コネチカット州で行われた試合結果です。
ライトヘビー級12回戦:
デビット べナビデス(米)TKO10回終了 挑戦者ロアメル アングロ(コロンビア)

*本来ならべナビデスが保持していたWBCスーパーミドル級王座が争われる予定だった一戦。しかしべナビデスが前日計量に失敗したため、その時点で王座は剥奪。試合はべナビデスが勝利を収めるか、引き分けなら王座は空位に。アングロが勝利を収めれば、WBCスーパーミドル級の新王者誕生という変則的な形で行われました。

試合の方は体重超過のべナビデスが終始挑戦者をコントロール。結局は一方的な試合展開になったため、10回終了時にアングロ陣営が試合継続を拒否したためそこで終了。タイトルは失いましたが、べナビデスが全勝記録を23(20KO)に伸ばしています。

 

一つの世界王座が空位となったスーパーミドル級。2020年8月19日現在の同級の王者たちの顔ぶれは次のようになります。

WBA(スーパー):カラム スミス(英/防衛回数4)
WBA(レギュラー):サウル アルバレス(メキシコ/0)
WBA(暫定):ダビ モレル(キューバ/0)
WBC:空位
IBF:カレブ プラント(米/2)
WBO:ビリー ジョー ソーンダース(英/1)
OPBF(東洋太平洋):ジェイド ミッチェル(豪/2)
WBOアジア太平洋:アブダラ パジワパジ(タンザニア/0)

*空位となったWBC王座には、アルバレスが絡んでくる可能性があるという情報が多数流れています。現在の世界ボクシングを牽引する代表選手であるアルバレス。対戦相手は誰であれ、年内には試合を行ったほしいですよね。

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フランプトン、3階級制覇へ向け前進(ライト級)

2020年08月18日 14時10分58秒 | 世界ボクシング

先週末15日・土曜日、英国で行われた試合結果です。
ライト級10回戦:
カール フランプトン TKO7回1分 ダレン トレイナー(共に英)

*これまでにスーパーバンタム級と、フェザー級の2階級で世界を制してきたフランプトン。次のターゲットとしてスーパーフェザー級での王座奪取を目指しています。早ければ年内にもその挑戦が決まる可能性がありますが、フランプトンはボディーを中心とした攻撃で同胞のトレイナーに圧勝。3階級制覇に向けまずまずのパフォーマンスを披露しました。

スター選手が登場したことにより、ボクシング再興への動きが高まりつつある大英帝国。今週末には同国内で世界ヘビー級戦が予定されています。まだまだ英国でのボクシング熱は高いようです。

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モレル、プロ3戦目で世界王座獲得(WBAスーパーミドル級:暫定王座)

2020年08月17日 12時31分20秒 | 世界ボクシング

今月8日、米国・カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBAスーパーミドル級王座決定戦(暫定王座):
ダビ モレル(キューバ)判定3対0(120-108、119-109、118-110)レノックス アレン(米)

*この試合が何とプロ僅か3戦目となったモレル。自身より8倍ものキャリアを持つアレンに大差判定勝利を収め、世界王座奪取に成功しています。

現在WBAのスーパーミドル級には、スーパー王者としてカラム スミス(英)が、レギュラー王者としてサウル アルバレス(メキシコ)が君臨しています。それらの選手を倒しての世界王座奪取なら話は分かるのですが、アレン程度の選手に勝利して王座奪取。しかもそのタイトルが暫定王座となれば、センサク ムアンスリン(タイ)や、ワシル ロマチェンコ(ウクライナ)が打ち立てた記録に並んだとは言い切れないでしょうね。

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要らないだろう(色々:08‐16‐20)

2020年08月16日 11時31分23秒 | 世界ボクシング

最近(2020年8月16日ごろ)のニュースです。

1)WBCはヘビー級とクルーザー級の間に、新たな階級を設置することを検討中だとか。要らないだろう、そんな階級。30年ほどの歴史を持ったクルーザー級でさえ、万年日の当たらないクラスとして存在しているんだから...。

2)来月26日にアーロン アラメダ(メキシコ)との対戦を予定していた問題児ルイス ネリ(メキシコ)。その一戦はWBCスーパーバンタム級王者レイ バルガス(メキシコ)が負傷し、長期の戦線離脱が予想されるため、WBCスーパーバンタム級王座の決定戦へと昇格しています。WBCはなぜネリをここまで優遇するのでしょうか?

3)同日には前IBF/WBAスーパーバンタム級王者ダニエル ローマン(米)と、元WBAバンタム級スーパー王者ファン カルロス パヤノ(ドミニカ)が対戦しますが、その試合はWBCスーパーバンタム級王座への挑戦権が賭けられるようです。

4)WBAの階級ヒルベルト メンドサ氏からコロナウィルスの陽性反応が検出されたため、同氏は現在自宅で療養中だそうです。

5)ライト級で世界王座への復帰を目論んでいるホルヘ リナレス(ベネズエラ/帝拳)からも、コロナウィルスの陽性反応が検出されたそうです。リナレスの場合は無症状状態だそうですが、リング復帰を焦らず、しっかりと療養して貰いたいですね。

6)今月29日に英国で予定されているディリアン ホワイト(英)対アレクサンデル ポベトキン(露)の一戦。ホワイトの保持するWBCの暫定王座に加え、同団体のダイヤモンド王座も争われることになった様子。どんな王座が争われるのであれ、まずはこの日の無事試合が行われてほしいものですね。

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今週末の試合予定

2020年08月15日 09時14分02秒 | 世界ボクシング

2020年8月第三週末の主な試合予定です。

15日 土曜日
英国
ライト級10回戦:
カール フランプトン 対 ダレン トレイナー(共に英)

米国・コネチカット州
WBCスーパーミドル級戦:
デビット べナビデス(米)対 挑戦者ロアメル アングロ(コロンビア)

WBAライト級王座決定戦(暫定王座):
ローランド ロメロ(米)対 ジャクソン マルティネス(ドミニカ)

 

19日 水曜日
後楽園ホール
WBOアジア太平洋フライ級王座決定戦:
山内 涼太(角海老宝石)対 戸高 達(レパード玉熊)

 

21日 金曜日
スペイン
ミドル級10回戦:
セルジオ マルティネス(亜)対 ホセ ファンディノ(スペイン)

フェザー級8回戦:
キコ マルティネス(スペイン)対 ノエ レイゴサ(メキシコ)

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決定間近?ロマチェンコ対ロペス(統一ライト級)

2020年08月14日 12時14分02秒 | 世界ボクシング

10月17日、米国・ネバダ州で予定される試合です。
ライト級王座統一戦:
WBA/WBO王者ワシル ロマチェンコ(ウクライナ)対 IBF王者テオフィモ ロペス(共に米) 

*本来なら5月に行われる予定だった一戦。コロナウィルスの影響で延期となっていましたが、最近になってこのまま行われないのではないかという噂まで流れていました。しかし今回の発表により、どうやら開催までこぎつける事が出来そうです。

 

*今年に入り、ほとんど進展のないライト級戦線。2020年8月14日現在の同級王者たちのの顔ぶれを見てみましょう。

WBA(スーパー):ワシル ロマチェンコ(ウクライナ/防衛回数3)
WBA(レギュラー):ジェルボンテ デービス(米/0)
WBC:デビン ハニー(米/1)
IBF:テオフィモ ロペス(米/0)
WBO:ワシル ロマチェンコ(ウクライナ/2)
OPBF(東洋太平洋):吉野 修一郎(三迫/0)
WBOアジア太平洋:吉野 修一郎(三迫/0)
日本:吉野 修一郎(三迫/5)

10月17日に「ロマチェンコ対ロペス」戦が行われますが、その一週間後にはデービスがWBAスーパーフェザー級王者レオ サンタ クルス(メキシコ)とスーパーフェザー級とライト級の2階級の王座を賭け対戦します。

ハニーは自身の怪我で戦線離脱中ですが、年内の復帰もあるようです。しかしそれでもWBCは暫定王座を設置する意向で、その決定戦にはライアン ガルシア(米)とルーク キャンベル(英)が出場する予定。

3冠王の吉野は来月3日、細川 バレンタイン(角海老宝石)を相手に3つの王座の防衛戦を予定しています。

2020年も夏の半ばに差し掛かっていますが、ライト級でもようやく動き始めるようです。

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佐川、順当に勝利(日本フェザー級)

2020年08月13日 23時14分02秒 | 日本ボクシング

現地時間の先ほど(13日・木曜日)、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本フェザー級戦:
王者佐川 遼(三迫)KO6回3分9秒 挑戦者竹本 雄利(クラトキ)

*コロナウィルスの影響で、防衛戦が延びに延びていた佐川。ランキング下位の竹本の頑張りもあり、試合は好試合に。しかし最終的には右を当て続けた佐川がボディー攻撃で挑戦者を沈める事に成功。昨年秋に獲得していた王座の2度目の防衛に成功しています。

 

*佐川が目指しているのは日本王座の防衛を続ける事ではなく、世界のベルトを腰に巻く事。そのフェザー級戦線の2020年8月13日現在の同級王者たちの顔ぶれを見てみましょう。

WBA:徐 燦(シュ チャン/中国/防衛回数2)
WBC:ゲリー ラッセル(米/5)
IBF:ジョシュ ワーリントン(英/3)
WBO:シャクール スティーブンソン(米/0)
OPBF(東洋太平洋):清水 聡(大橋/5)
WBOアジア太平洋:森 武蔵(薬師寺/3)
日本:佐川 遼 (三迫/2)

世界を目指す前に、日本国内にも倒すべき強敵が存在しています。

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ジェームス、世界の一角に食い込む(WBAウェルター級:暫定王座)

2020年08月12日 19時17分15秒 | 世界ボクシング

先週末8日・土曜日、米国・カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBAウェルター級王座決定戦(暫定王座):
ジャマル ジェームス(米)判定3対0(117-111、116-112、115-113)トーマス ドゥローメ(プエルトリコ)

*徐々にではありますが、世界戦開催も再開し始めている世界ボクシング。暫定王座決定戦ではありますが、世界ランカー同士の対決が実現。ジェームスが明白な判定勝利を収め、WBAウェルター級王座の一角に食い込むことに成功しています。

現在マニー パッキャオ(比)がスーパー王座に君臨しているWBAウェルター級戦線。今回の勝利により、ジェームスが第3の王者となりました。第2の王者であるレギュラー王座は空位となっていますが、来月6日にその王座決定戦が行われます。ヨルデニス ウガス(キューバ)とアベル ラモス(米)がその王座を争いますが、ウガスはすでにジェームスとドゥローメに勝利を収めています。ラモスはジェームスと対戦した経験がありますが、判定負けを喫しています。

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