DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

続々・ボクシングの興行がズラリ(色々:08‐11‐20)

2020年08月11日 19時17分15秒 | 世界ボクシング

最近(2020年8月11日ごろ)のニュースです。

先月中頃から先ごろまで、米国のESPN局が、定期的にボクシングの興行を提供してくれました。それに引き続いて、今月の頭から、米国のShowtime局が定期的にボクシングの興行を提供し始めています。Showtime局がボクシング中継を行うのはの今年の終わりまでとなります。この2局に続いて今度は、米国のFox局も今月の22日からボクシングの中継を定期的に再開します。ESPN局がネバダ州ラスベガスで、Showtime局はコネチカット州。Fox局はカリフォルニア州でその興行を行っていきます。

8月22日
IBF/WBCウェルター級挑戦者決定戦:
ショーン ポーター(米) 対 セバスチャン フォーメラ(独)

29日
WBAスーパーウェルター級戦(レギュラー王座):
王者絵ディスランディ ララ(キューバ)対 挑戦者グレグ ベンデティ(米)

*ララに挑戦するベンデティは、2018年8月に亀海 喜寛(帝拳=引退)と対戦し、判定勝利を収めた選手です。

9月6日 
WBAウェルター級王座決定戦(レギュラー王座):
ヨルデニス ウガス(キューバ)対 アベル ラモス(米)

WBAスーパーライト級戦(暫定王座):
アルベルト プエジョ(ドミニカ)対 ランセス バルテレミ(キューバ)

*対戦カードが決まっているのは上記の日程までとなっています。同局は9月6日以降、9月23日、10月3日、11月4日、14日、21日、そして12月5日、26日にボクシングのカードを提供する予定です。予定するだけでなく、それらの日程のすべてで試合が決行されてほしいものですね。

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夢のカードは延期!?(ヘビー級)

2020年08月10日 15時06分18秒 | 世界ボクシング

9月12日、米国・カリフォルニア州で予定される試合です。
ヘビー級8回戦(エキシビション):
元統一ヘビー級王者マイク タイソン 対 元世界4階級制覇王者ロイ ジョーンズ(共に米) 

*試合開催まで一ヵ月。ここにきてこの試合が、11月28日まで延期になるという話が出ているようです。しかし凄いですねタイソンというのは。この試合実現が現実味を帯びて以来、ほとんど現役の世界ヘビー級王者たちの話を聞かなくなりました。このジョーンズ戦が実現した際、一体どれだけのお金が動くのでしょうか?

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「Best I faced」:ロセンド アルバレス(08‐09‐20)

2020年08月09日 14時08分53秒 | ボクシングネタ、その他雑談

*米国のリング誌が不定期的に行っている「Best I faced」というコーナーがあります。これまで自分が対戦した相手で誰が一番強かったか、というインタビュー形式のものです。特に引退した選手のものになると、その選手を含めた当時の記憶と記録が蘇るため、かなり面白いです。

最近はヘビー級の選手を中心に紹介していましたが、今回は最も軽いクラスであるミニマム級と、その一つ上のライトフライ級の2階級で世界王座を獲得したロセンド アルバレス(ニカラグア)の登場となります。

(WBAのミニマム級とライトフライ級王座を獲得したアルバレス)

この5月に50歳の誕生日を迎えたアルバレス。最近は母国でプロモーター賭して活躍しています。アルバレスと言えば何といいっても、あのリカルド ロペス(メキシコ)の戦績に、唯一の白星以外の結果(負傷判定引き分け)を残した実力者。さてその実力者は、一体誰を各項目の名選手として選んだのでしょうか。

(あのリカルド ロペスと2度の激戦を演じたロペス)

ジャブの名手(Best Jab):
リカルド ロペス(メキシコ)。予想通りにロペスを選出。ロペスは継続的に的確なジャブを放ってきたそうです。

防御の技術(Best Defence):
リカルド ロペス(メキシコ)。当然と言えば当然の選出でしょうね。

頑丈なアゴ(Best Chin):
チャナ ポーパオイン(タイ)。1995年師走、アルバレスは敵地タイに乗り込んで、チャナからWBAミニマム級王座を奪っています。とにかくチャナは、打たれても打たれてもケロッとしていたそうです。ちなみにチャナは、大橋 秀行(ヨネクラ)会長を破り、このベルトを獲得しています。

パンチのスピード(Fastest Hands):
ベイビス メンドサ(コロンビア)。2000年8月と、2003年3月に対戦。初戦で反則負けを喫したアルバレスは再戦で勝利。WBAライトフライ級王座を獲得し、2階級制覇に成功しています。メンドサのパンチはスピードに加え、力強さもあったそうです。

足の速さ(Fastest Feet):
リカルド ロペス(メキシコ)。ロペスの動きはとにかく素晴らしかったようです。

賢さ(Smartest):
リカルド ロペス(メキシコ)。当たり前の選出と言えばそれまでですが。とにかくロペスは無駄な動きがなく、スマートな選手だったと絶賛しています。

強さ(Strongest):
ホルヘ アルセ(メキシコ)。ライトフライ級からスーパーバンタム級までの5階級を制覇したアルセ。アルバレスは2006年4月にWBCフライ級の暫定王座を賭け対戦し、そのキャリアで唯一のKO負けを喫しています。アルセは力強く、そして勇敢だったそうです。

パンチ力(Best Puncher):
ホルヘ アルセ(メキシコ)。パンチ力もそうですが、アルセとは体の大きさの違いが感じられたとか。

技術者(Best Skills):
ここでもロペス。

総合(Overall):
やはりロペス。パンチも技術もあり、フットワークも素晴らしかったとライバルを絶賛しています。

(ロペスからキャリア唯一のダウンを奪っているアルバレス。)

*このインタビューはつい先日、8月4日に掲載されたものです。しかし嬉しいですな、ロペス・ファンにとり、アルバレスのような実力者が彼をここまで賞賛するとは。しかしアルバレスのインタビューを読みながら思ったのですが、ロペスの圧倒的な強さは、あくまでミニマム級のみのものだったと感じました。

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今週末の試合予定

2020年08月08日 18時46分57秒 | 世界ボクシング

2020年8月第二週末の主な試合予定です。

8日 土曜日
米国・カリフォルニア州
WBAウェルター級王座決定戦(暫定王座):
ジャマル ジェームス(米)対 トーマス ドゥローメ(プエルトリコ)

WBAスーパーミドル級王座決定戦(暫定王座):
レノックス アレン(米)対 ダビ モレル(キューバ)

 

13日 木曜日
後楽園ホール
日本フェザー級戦:
王者佐川 遼(三迫)対 挑戦者竹本 雄利(クラトキ)

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レオ、空位の王座を獲得(WBOスーパーバンタム級)

2020年08月07日 00時03分48秒 | 世界ボクシング

今月1日、米国・コネチカット州で行われた試合結果です。
WBOスーパーバンタム級王座決定戦:
アンジェロ レオ 判定3対0(118-110x2、117-111)トレメイン ウィリアムス(共に米)

*本来ならこの日、1位にランキングされるテファン フルトン(米)と空位の王座を争う予定だったレオ。しかしフルトンがコロナウィルスに感染してしまい、同興行に出場を予定していたウィリアムスが代役としてレオと対戦することになりました。

代役相手に終始攻勢を取り続け、試合を有利に進めたレオ。大差の判定勝利を収め念願の世界王座を獲得することに成功。年内にも予定されているフルトンとの防衛戦に向け前進しています。

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「この階級、この選手」のおさらい(バンタム級編)

2020年08月06日 13時42分01秒 | ボクシングネタ、その他雑談

「1990年代初頭からこれまでの約四半世紀、それぞれの階級で印象に残った選手を各階級3人ずつ挙げていっています。記載上のルールは各選手、登場するのは1階級のみ。また、選んだ選手がその階級の実力№1とは限りません。個人的に思い入れのある選手、または印象に残った選手が中心となります。」

上記の見出しで始まった「この階級、この選手」。2014年7月24日から先月25日まで、全17階級の自分の記憶に残った選手たちを掲載してきました。この5月に約6年の年月を経て全17階級を書き終える事が出来ました。

今回のおさらいは「黄金のバンタム級」になります。私(Corleone)だけでしょうかね、バンタム級と聞くと、とても崇高な階級に思えてくるのは?

バンタム級で選出した3名の選手は、同級の連続防衛記録を更新したオーランド カニザレス(米/2015年2月19日付け)、実力は世界王者クラスでしたが、結局は世界の檜舞台に立つことなく無敗のまま引退したサーシャ バクティン(露・協栄/2015年8月27日)、そして辰吉 丈一郎(大阪帝拳/2015年11月18日付け)となります。いまでもこの3名は、この30年間のバンタム級で最も印象に残った選手たちになります。

リング上の実力だけなら、辰吉以上の選手はたくさん出てきました。しかし印象となると、他の追尾を許さないでしょう。カニザレスが活躍した1980年代後半から1990年代前半にかけ、彼がWBAやWBC王座に絡んでいたら、もっともっと知名度の高い選手としてボクシングの歴史に残っていたでしょうね。ちなみにカニザレスの現役時代、WBOはまだまだマイナー団体として扱われていました。

日本のリングで無敵を誇ったバクティン。今でも「勿体なかった」と思います。世界挑戦が決まっていたら、よほどのことがない限り世界のベルトを腰に巻いていたでしょうね。

今後もドンドンと素晴らしい選手が輩出されるであろうこのバンタム級。果たして、今回挙げた3人を色々な意味で上回る選手は出現するのでしょうか?

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スペンス対ガルシア戦が決定(色々:08‐05‐20)

2020年08月05日 11時41分55秒 | 世界ボクシング

最近(2020年8月5日ごろ)のニュースです。

1)まだまだ衰える事を知らないコロナウィルス。そんな中、ビックカードが実現することが正式に発表されました。まだまだ先の話しですが、11月21日にIBFとWBCウェルター級の2つのベルトを保持するエロール スペンス(米)が、元2階級制覇王者のダニー ガルシア(米)を迎えて防衛戦を行います。一昨年に世界王座から転落しているガルシアですが、その後は好調を維持。間違いなく好試合になるでしょうね。

2)そのガルシアから王座を奪取し、スペンスに大苦戦を強いたのが前WBC王者となるショーン ポーター(米)。ポーターは今月22日、ドイツのセベスチャン フォーメラと12回戦で対戦します。フォーメラは22戦全勝(10KO)の戦績の持ち主で、これまでにマイナー団体IBOや、WBOの地域王座を獲得してきている中々の強豪です。実力者ポーターも気の抜けない相手となるでしょう。

3)来月12日に次戦を予定していたサウル アルバレス(メキシコ)。どうやらその日に試合を行う事は難しくなってきた様子。ちなみに現在、アルバレスの対戦者候補の中で対戦が一番実現しそうなのがWBAスーパーミドル級スーパー王者のカラム スミス(英)だそうです。

4)本来なら5月に実現が予定されていた3団体ライト級王者ワシル ロマチェンコ(ウクライナ)対IBF王者テオフィモ ロペス(米)による王座統一戦。10月開催を目処に話し合いが進められていますが、実現に向け暗雲が漂い始めているようです。

5)本来なら今月15日に米国・オクラホマ州で防衛戦を予定していたWBCフライ級王者フリオ セサール マルティネス(メキシコ)。その試合はマルティネスの怪我のために延期となっています。

6)2月の初めから何度も延期となっていたWBC/WBOスーパーライト級王者ホセ カルロス ラミレス(米)対ビクトル ポストル(ウクライナ)の一戦。今月29日に米国・ネバダ州で開催される見通しです。今回は是非実現してほしいものです。

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シーサケット、元王者対決を制する(スーパーバンタム級)

2020年08月04日 20時26分41秒 | 世界ボクシング

先週末1日・土曜日、タイで行われた試合結果です。
スーパーバンタム級10回戦:
前WBCスーパーフライ級王者シーサケット ソールンビサイ 判定3対0(99-91、97-94、96-93)元IBFフライ級王者アムナット ルエンロエン(共にタイ)

*まだまだ世界中で猛威を振るっているコロナウィルス。南国タイもその被害を免れることは出来ません。同国を代表する元世界王者同士の対戦という好カードが実現しましたが、試合会場訪れる事が許された観客はゼロ。そんな中で、中盤以降シーサットが抜け出し明白な判定勝利。昨年4月に世界王座から陥落して以来の再起戦勝利を収めると共に、WBCスーパーフライ級王座への挑戦権を獲得しています。

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意見番(08‐03‐20)

2020年08月03日 19時57分05秒 | ボクシングネタ、その他雑談

*そろそろ、予定や結果などの試合に関するものが見たいですね。

   

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40歳の堀川、4つ目の王座を獲得(OPBFライトフライ級)

2020年08月02日 19時16分03秒 | 世界ボクシング

先月25日、神戸市立中央体育館で行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)ライトフライ級王座決定戦:
堀川 謙一(三迫)TKO10回1分47秒 冨田 大樹(ミツキ)

*この一戦は、コロナウィルスの拡大後、初の関西での興行のメインイベントとして行われました。昨年10月に日本王座を手放している堀川が、昨年9月にWBOアジア太平洋王座を獲得していた冨田に圧勝。一方的な試合展開の末、終盤にレフィリーストップを呼び込んだ堀川は、2度の日本王座とWBOアジア太平洋タイトルに続いての、自身4つ目のタイトル獲得に成功。

2015年9月に、タイトル戦7度目の挑戦で念願の初のベルトである日本タイトルを獲得した堀川。しかしその王座は、現WBC王者ケンシロウに判定負けを喫し手放してしまいました。2017年2月には、WBOアジア太平洋王座を奪取。しかしその王座は防衛戦を行わずに返上。その2ヶ月後の4月には、久田 哲也(ハラダ)とケンシロウが世界挑戦のために返上した同王座を争いますが判定負け。昨年2月に日本王座返り咲きを果たしています。その王座は昨年10月に2度目防衛戦で失っています。

3月に40歳の誕生日を迎えた堀川のプロ・デビューは2000年4月。戦績は41勝(14KO)16敗(3KO負け)1引き分け。初陣以来、これといったブランクもなく定期的に試合をこなしてきたベテラン王者。試合地も比国、タイ、メキシコ(2度)と海外遠征の経験もあります。日本国内も東西のリングに何度も登場しており、まさに叩き上げの選手。いいですね、こういう選手が活躍する姿を見られ続けるというのは。

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