アウトドアライフ(要するにマリンスポーツ)のお師匠さん、はまさんから連絡が入った。5月末に例の津屋崎ボートクラブ主宰のキス釣り大会があるので、出ないか? それに、ポイントを調べるために、土曜日に予行練習をしよう、と。 好天続きなので、この有り難い誘いに即座に「OK、お供します!」
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と云うことで、土曜の朝、6時にはまさんの車で津屋崎へ繰り出した。ボートでの海釣りは昨年の10月以来、半年ぶりだ。 目指すはアジとキス。 船酔いの薬も忘れずに。
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はまさんの愛艇「モルフォ」
7時にボートクラブに着き、準備して荒海へ・・・ではなく凪の海へ乗り出した。天気が安定しているので波は殆どなく、気温も30度近くまで上がると予報されていた。まず、最初はアジ釣り。時期的には少し早いかとはまさんは言っていたのだが。目指す岩場のポイントではもう10艘以上のボートが糸を垂らしていた。私たちもアミかごにアミを入れてサビキ仕掛け。ところが、いつもならアミかごを落とすと同時に強い引きがあるのに何も音沙汰が無い。おかしい!と思って何度も繰り返すが、皆目当たりは無い。フグが2度ほど釣れただけ。他所の船は?と思って眺めると、どうも仕掛けが違うみたいで、なんとイカをターゲットにしていた。生きアジを餌にしてのイカ釣りだったのだ。
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この海域でイカ釣りとは始めての経験だが、あいにくイカ釣りの仕掛けは持ち合わせていないので、初期の目的どおりアジ釣りに専念したのだが結果はゼロ。仕方ないので早い時間ではあったが、場所を砂地に変えてキス釣りに変更した。キス釣りは岸から400mくらいの近場で、潮の流れに乗って釣る。岸に近づきすぎたらエンジンを掛けてまたもとの位置に戻るという繰り返し。
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キスは順調に釣れたのだが、アジが釣れなかったので何となく気分も停滞気味。午後の日差しは暑くて、早々と竿をしまうことになった。アジならば女性陣も喜ぶだろうが、キスならば手間ばかり掛かって、と言われるのが判っている。
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浜に戻って後片付けしていると、イルカが出て今日の釣りは全滅だ!という情報をはまさんが聞いてきた。なんでも沖合いにイルカが出没して、魚が逃げていると言うのだった。なるほど!それでアジなどがいなかったのか!と何となく納得。それにしても4日前の新門司でもいるかを目撃した。同じイルカではないだろうが、イルカの数が増えて釣り場を荒らしまわっているのだろうか。
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イルカは可愛いのでイルカウオッチングは楽しい。が、釣り場に現われるのはごめんだ。暖かくなって海水温が上がって、イルカの行動エリアが北に広がったのであろうか。こんなところにも地球温暖化の影が差している。
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浜に戻ってわずかながらの釣果だが記念撮影。次回は釣り大会! 頑張るぞ!」