遅れましたが兄弟旅行の続きを。
筑後川温泉桑野屋で温泉に浸かって、カラオケで楽しんだ私たち兄弟5人(女性陣は別行動だった)は、疲れも見せず2日目に突入した。この日も3男は色々と企画を立ててくれていた。
桑野屋の前で

8時からゆっくり朝食を食べて10時に宿を出発。
●まずは日田の味噌醤油醸造所の見学。日田は江戸時代から味噌醤油の名産地として知られているが、その伝統を引き継いでいる原次郎左衛門味噌醤油蔵の工場見学をした。ただ、見学時は工場が休止期間だったが、代わりにラムネの製造現場を見学できた。で、お土産に味噌、醤油、ラムネを3軒分購入。
●続いてサッポロビール日田工場へ。運転役の3男には悪いが、ビールの試飲が出来ると思っていた。しかし平日の見学は午後1時から試飲開始と知らされ、がっくり。時計を見ると11時過ぎだった。缶ビールと瓶ビールを詰める流れラインを見るだけで工場見学を終えた。
●琴平温泉(立寄り湯)昼食の時間は12時から1時で予約しているというので、その間に温泉に入ることになった。琴平温泉、渓流に添って湯が沸き出ている露天風呂だ。渓流に小屋が点々と建てられてそこが脱衣場となっている。もちろん男女別々だが、家族風呂も有る。あまり寒くもなかったので湯に浸かりながら緑の空気を満喫した。
●私がのんびりとしていたので昼食の時間に遅れそうになったが、何とか間に合って、昼食。弟達はウナギにするというので私もウナギに。昨夕、今朝と旅館食を食べ過ぎたのでお腹は減ってなかったので食べきれるか自信が無かったが、案の定、少し残してしまった。

●ウナギを食べてエネルギッシュになった我々は、そのうなぎ屋でゴジラを見た。この近くでゴジラの案山子が展示されていると書かれていた。次の目的地は秋月城趾だが、その道にあるというので興味津々、寄ってみた。そして驚いた。まさにゴジラ。でっかい! 威風堂々としている。これが案山子? 藁で造られているから案山子なのか!
遠くからゴジラを



●続いて秋月城趾に訪れた。城郭はなく、曲輪や掘りなどが残っている。桜の名所でも有り、春は賑わうところだ。日が傾いて影が長くなってきて幾分寒くなってきた。やはり廃墟というのは寂しく感じるものだ。曲輪を見ながら戦争というものをしばし考えた。
●最後はお土産。日田天領水の里、「元気の駅」。道の駅で柿や椎茸などのお土産を購入して、帰路についた。家に着いたのが6時半、実に味の濃い旅行だった。私だけ妻が同行しなかったのだが、その分を弟達や嫁さん達が実に細かい所まで気遣って助けてくれた。本当に有りがたかった。兄弟の有難さを身に沁みて感じた旅だった。次回は関アジ、関鯖を食べに行こうと話が出ている。いつまでも仲良く元気でおりたいものだが、さてどうなるか。