farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

まいずる物語プロジェクト2019

2019-12-08 22:28:37 | Weblog
すっかりこのプロジェクトにはまってしまいました。
今日も寒い、くらい曇天、裏日本気候の暗さを跳ね返すため出かけました。
近くの公民館で行われている朗読劇を見る為です。
これは古い写真を募られ、舞鶴の歴史や暮らし、その記憶を物語化し、歌やメロディを加え、ドラマ化されたものです。
今日は昨年から4度目です。様々な物語が紡がれています。
今日は昔懐かしい映画館、浮島の話もありました。
小学生の頃、父が連れて行ってくれた初めての映画館です。
そこで見たものは五味川純平さんの人間の条件などで、後年ずっと私の中で生きているような映画でした。
高校時代は映画鑑賞で戦争と平和など見た思い出がある映画館。
その映画館を語っているのが、不思議とどこへ行っても出会っていた鈴木隆さんの作でした。
英語の会、引き揚げ語り部の会,聞きに行った落語の会、東京からのバスの駅でも見たり不思議と目に付いていました。
その彼が色々物語っています。
父子の何気ない会話のところなどは涙が出そうでした。

もう落語は止めて朗読に徹すると言われていましたが、その方がいいと直感しました。

ごろごろしがちな時間をこんな風に過ごせたのは、とてもいいリフレッシュです。
またいろんな出会いもあり、面白いです。

なかなか面白いプロジェクトで故郷舞鶴をいろんな角度からながめていい物語が生まれることを祈りたいです。
来年も継続されるようで楽しみです。

まさか、こんなにはまるなんて嘘みたいです。
我村の13号台風のの恐怖から始まった物語を始めてとしておおくの物語に出会いました。
イッツビーンアロングライムもいい作品で、町のダンスホールを語り、進駐軍の兵士から見た様子、朝鮮戦争へと、現代の
日韓問題をも思わせる物語も印象深い。
鈴木さんの視点は、才能あり。

終わってから、舞鶴歴史資料館へ。
館長さんとはじめて出会い、色々示唆深い話も聴けました。帰宅してからどっと疲れ、寝ていましたが、やっとこの時間に目覚めました。
寒い日でしたが、こころは暖かい充実した午後でした。
暗い陰鬱な天気の中で過ごすことが多くなる季節の楽しみが始まった様です。
大掃除だけはなかなか進みませんが、目の前に人参をぶら下げて、手も心も動かしたいものです。
70才代になって解ることが多くなり、高齢期も楽しい。
いつまでもそんな思いが続けばいいなあ。
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もう昔話

2019-12-08 10:53:23 | Weblog
2010年6月18日は加藤登紀子さんの富山コンサートのチケットを頂いてわくわくして
中学校時代の友を誘って出かけたことがありました。
そのコンサートの会場で登紀子さんに呼ばれ檀上に上がり、彼女の書の額を頂きました。
1968物語のエッセイを書いて選んで下さったのです。
その会場でこの間アフガニスタンで銃殺された中村哲さんの事が話題になっていました。
しかし、
まだその頃はアフガニスタンは遠く、中村哲さんの活動にも無知で無関心の私でした。

でも今、年齢の変わらぬ中村哲医師の事が気になり始め、コンサートに前日富山で中村哲さんの
講演があったことを知り、身近に聞き損ねたことを後悔します。
遠い異境の地で、命につながる水の問題に携わっておられたことを知り聴く機会を失っていたことを
残念に思います。
まだまだ中東の国々の問題に無知すぎる自分を恥じます。
無知は罪悪でもありますから、尚更です。

色んな出会いはもう昔の話になったけれど、このグローバル時代、無関心ではいられません。
古い写真が登紀子さんのページに残っていました。それをデジタル化した写真を掲載しました。
登紀子さんに話かけられている黒髪の私です。
もう、昔話です。

最近、まいずる物語の朗読劇に夢中になっているから、私の1968物語を思い出しました。
あんな時もあった。

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