farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

仕事の余白

2020-07-01 06:33:43 | Weblog
97才の母、快調です。
娘、クタクタ気味で昼寝をしていると、早く畑へと促されました。
母は、元気が満ちた時、畑へ見回りらしいです。
スイカ、かぼちゃが母の関心の的。
数日前、わら敷代用のロールを草が気になっていたが、敷きました。
それを見た母は草を抜かんとと大ため息でした。愚痴が出ていました。
母の仕事を奪っては意欲が消失するので、ほっておきました。
ぶつぶついながら丁寧に草取りをしていました。
なんでもかんでもしてしまうと、することがなくなり、いけませんので、母の仕事として置いておきます。
冷たい娘のようですが、そのおかげで足腰の筋力が戻りつつあり、高台の軽トラにも自力で乗れます。
これまでは肩を引っ張て載せていました。
昨日は自力で助手席に乗っていました。
びっくりしました。
気力があるうちは、出来ることは、自分でしなさいときつい娘です。
娘といっても高齢者、こちらの方が力不足になり、いやいや畑へ出かけることもあります。
畑へ行くとぱっと元気が戻り畑のマジックにかかってしまいます。
このマジックが高齢の母を引っ張ているようです。
仕事ぶりはかないません。
母娘だからぶつぶつも聞きながら、流し、以前のように喧嘩になることもなく、過ごせるのが不思議です。
母の元気に驚かされます。
昨年後半は、そろそろあの世がお待ちかと思っていたのに、とんだ勘違いのようです。
毎朝、新聞を広げるのが日課。それにコーヒいっぱい。
暑くなると、スイカ、あの店のがおいしいとか、味ないとか、クレームも多い。
その内、自分のスイカができますよ、おばあさん。
そのスイカ作りの少しの仕事は母に任せます。
その方が、充実感深まり、低い鼻も高くなり、デイーでの自慢話に花を咲かせることでしょう。
娘も考えながら仕事しているのですよ、おばあさん!
仕事を取っちゃいけません!
畑からも母からもいろいろ学んでいますよ、おばあさん!
死ぬまで学びの旅なんです。
コメント
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