farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

年齢を重ねるって

2022-02-19 06:08:24 | Weblog
友達からの再度メール写真でおばあちゃんの気持ちからちょっと前向きになれる機会を得たようです。
子供の幼稚園時代の何時の事だか、思いだしてごらんという歌詞ではじまるメロディーが響きます。あんなこと、こんなこと、あったでしょう!ってね。
75才近くになると、いろんなことがあることを通して、思い出されます。
昔の自分との対面です。
若かった頃と違う自分の目で見ると、面白い。
何を考えていたのか、私の場合は、そんなに真剣に考えず、思うがままのイノシシさんで走るだけだった。
今、足を少し緩めてみると、いろんなことが思い出され、おとなしかった私は雄弁になってしまいます。
私達皆、いろんな経験を通して、現在の自分を作り上げているのだと、当たり前のことを噛み締めます。
私はなんでなんだと考えると、子供の頃の経験が土台にあるなと考えます。
それは、村の子供達と徒党を組んで山のぼりし、三角点からみたムラを見下ろした時の不思議な驚きかもしれない。なんだ、こんなに小さいものかと思いました。上から見ると、小さく見える。
奥まったムラの小さな道が繋がっていると実感した子供時代、そんな思いが今の私につながっているのだと確信します。何気なく見ていたことが子供を動かすのだと思いました。

私達、高齢者、写真や心の中に一杯宝物を詰め込んでいると思います。
たまにはそれを引き出して、人生後半部に引き出して、眺めるのも面白いです。
私にもいいこと悪い事もすべて糧となり、今があります。
すべて宝物にするか、ごみにするか、自分次第だと思い始めました。
ゴミ屋敷化し出した古家で考えているおばあちゃんです。
色々あるけれど、ちょっと上から目線でみるとなんてこちゃないな。

冬は、時間たっぷりで、いろいろ思いを羽ばたかせられるので、いいわ。しっかり冷蔵庫のような中で、暖かい、暑い日の事を思う。
コメント
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