farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

離れの掃除

2024-11-11 21:24:19 | Weblog
ずっと入る気にならなかった離れへ入りました。
かたずけようといろいろ整理中の家へ他人に入られていて、入る気が伏せていました。換気の為思い切って籾すりもおわったので、入り、雑然とした部屋にびっくりでした。母がベッドから落下して問題なければずっと離れで生活していた私です。もう母屋に住み始めて長くなりました。
先ず窓をすべて明け、お布団や毛布を干すだけで終わっています。
先ず押し入れの古い布団を捨て、新しいものに入れ替えから始める予定。
箪笥の着物は紛失していましたが、一着気にいらなかったのか一枚残されていました。父から預かっていた書類も消えていますから、昔の土地や山林の売買に関する経緯はもう知る由もなし。不動産はすべて私名義に登記済だったので幸いでした。
他人が触ったであろうものを触るのは気分悪いのですが、すこしずつかたずけ予定です。
以前パーカーの万年筆が転がっていておかしく思っていました。古いパーカー用インクも残っていて、幸い。
古い私の写真や手紙などあれやこれや。
21才のアメリカから帰国船での写真もありました。息子達の子供時代にあれやこれやも沢山で、見ていると仕事になりません。
外国の友達からの手紙など読んでいると、かたずかない。
でもやっと離れに入り、整理開始です。
やっとその気になりました。
また毎晩思い出していた何故?という問いからも解放され、現在殆ど思わなくなりました。相手がなくなられて一年半で、やっとです。
身近な近所でのあれがない、これがないのツラブルだったのでぎょっとしました。怖さを感じていました。
慣れぬ農作業や多忙な事に加え、息子達の結婚や出産でバタバタしている頃の出来事でした。ユーターンして20年経過し、本当に人間の事を学びました。
田舎ってなかなか怖さもあると言うのが感想で寂しい気がします。
あちこちで頻発する戦争もルーツはすべて同一だと思っています。
戦争を考えるのはこれからの私の課題です。

呑気だった私、今は考え方も随分変わりました。
田舎に帰って20年間が生きた勉強期間のようです。
これからはこの学習を通して、より良い生き方を求めたいと願っています。
新たな人生の段階に達しました。

母も犬も元気な内に生きた勉強が出来て有難く思えるようになりました。
やっとです。

   田仕事は順調に進み、草刈も終盤で、ゆっくりゆっくり。
排出抗もやり直し、来年のシーズンに備えます。

暑い季節の短期入院からやっと本来の自分を獲得したようです。
これもやっとです。
なんでも時間がかかりますが、熟成期間としましょう。




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