朝帰りしてひたすら昼間は寝ていて、夕方起きてまた映画を見に行く事にした。今日はアル・パチーノ主演の「シモーヌ」という映画を見る。綺麗なモデルさんが出ているなんかおしゃれな感じのポスターの映画だ。
内容はポスター等から想像したままの映画だったが、合成が微妙に色んな所で荒が目立ちなんか味にもなってはいるが気になった。CG技術によって女優が誕生し、その女優が大ブレイクする話。なんでもありの展開に出来る所とかは面白かったのだがあまりにも簡単にそれが出来てしまう所がリアリティーにも欠けなんか面白くなかった。漫画だからそれでもいいが、CGでなんでも出来るという所が実際のCG作業等を知ってる僕としては色々と大変で苦労してなんとか映像を作り上げる現実を考えるとまるっきり嘘なので少し笑えるけどしょーもなく感じた。あんなに簡単に出来ると本当にいいよなあ~とも思ったりもしたけどね。なので微妙に乗れないまんま最後まで観たのだが筋自体は結構好きな方で僕の大学での卒業シナリオにも似た所もあり憎めない感じ。しかしあの脚本に大スターがよく出演してくれたなあとも感じる。もうちょっと方法はあったんじゃないかと思う。
ハリウッドの業界人や一部の観客には喜ばれるかもしれないが、逆にバカにしてるのかと思われる映画でもあると思う。
役者陣はいいね。やっぱり生身の役者の演技があってこその映画です。