どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「地球が静止する日」

2011年05月27日 | 映画
テレビ放映されてた映画「地球が静止する日」を鑑賞。キアヌ・リーブス主演の「地球の静止する日」のリメイク作品。
オリジナルの白黒映画は見た事があるが話はあんまり覚えてない。UFOと銀色の宇宙人だけが印象に残っている。
なのであまりオリジナルとの比較もせずに新鮮にしかもあまり期待せずに見始めたのですが、物語の展開が面白くかつ現代の環境や政治の問題を思い起こされ考えさせられるテーマも含んでおり面白く見れた。
キアヌ宇宙人が何者で何の為に来たのかが興味深く面白い。精度の高いCGのビジュアルも見ていて飽きさせない。結構、突っ込み所もあるのだが、伝えたいテーマが明確である為、それはそれで良いかなとも思えた。
旧作で印象に残っていた銀色のロボットみたいなやつも巨大化して登場した。まぁあれはアレで現代風に丁寧にCGで作られていて悪くなかったと思う。久々に見るジェニファー・コネリーも随分と年を取った印象ですが相変わらずお奇麗でした。物語で重要な立場である大統領が姿を見せずじまいなのはちょっと違和感があったけど、実際に人類が生存のチャンスをもらえても良い意味で変われるかどうかというと本当にみなが何が起きてどうなっているのかが理解出来ていないと変われないんじゃないかとも思う。人間は良い所もあるが駄目な所もあるからなぁ。分かっちゃいるけど止められないというような部分もね。けど、本当に変われない事もないとも思う。
この手のテーマの物語も含むSFラブ・ストーリー映画「スターマン」を少し思い出したが、物語や役者やキャラクター等もっと好きで良い映画だと再認識した。


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