どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「理由なき反抗」

2014年11月16日 | 映画
ブルーレイでジェームス・ディーン主演の映画「理由なき反抗」を鑑賞。
高校生の頃かに母親に薦められて劇場で見たのでした。「エデンの東」を薦められたのだがより気に入ったのは「理由なき反抗」の方だった。
久しぶりに見ましたが懐かしさもあるが内容もやはり良くて見入ってしまいました。ラストに弾は抜いたのに~!って叫ぶ所は今でも心震わされた。
今見ると大人側の気持ちも分かる所があってシナリオのしっかりした構成は良く出来てると感じた。
ジェームス・ディーンは格好良くて当時はちょっと憧れたものです。
弱い者の見方になる事、冷静に物事を見る事、そんな所をお手本として色々と共感する所がありました。
コッポラの「アウトサイダー」という映画も好きでしたが、この映画に似た面も結構ありましたね。
ざっくり言うと不良映画ですが主人公は心の優しい面があって親に理解されないとか親に問題あるとか大人には分からない同世代同士の断われない事情などあったりの思春期ならではの悩み等があって本当に悪い奴ではない所が良かった。自分も心痛めている分、弱い者の心の痛みが分かるというかそんな所。
ブルーレイは古い映画なのにかなり綺麗にレストアされていて見応えありました。特典映像も豊富でした。
全部は見れてないけど興味深く見れた。元々は白黒映画として撮影されてたが途中からカラーで撮り直す事になったとか。デニス・ホッパーのインタビュー映像も面白く見れました。


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