どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「スリー・ビルボード」

2018年02月03日 | 映画
評判も良くポスター見た時から気になってた映画「スリー・ビルボード」を鑑賞。最近は映画を観ると必ず睡魔に襲われる傾向にあるのですが今回は睡魔にも襲われず最後まで集中して観る事が出来ました。
内容とか殆ど知らないまま見れたのですが話がどのように展開するのか方向性が見えずじわりじわりとキャラクターと世界観にハマってゆけました。
深刻な問題や事柄が進むのですが真剣な中でクスッと笑えてしまうような間抜けな面もあり面白く見れました。
そんな中で各キャラクターに愛情というか親近感も出てきて最後は何だか緩いまぁ、もういいかな…みたいな気分にもなれて変なクールな後味も残しました。
主演のフランシス・マクドーマンドの芝居が相変わらず良かったが「ファーゴ」の印象が強くて見ていると思い出されました。


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生頼範義 展

2018年02月03日 | アート
上野の森美術館で生頼範義展に行ってきました。美術館に行くは久しぶり。
初めて音声ガイダンスという機器をレンタルしてみました。女優のんさんが解説してくれるもの。興味深い情報が知れたりして良かったけど近くにいた人がその情報を絵の前で喋ってるのが聴こえてくるのでその人の近くにいれば全部知れたかも。
生頼さんの絵は映画のポスターとかで昔、よく見ていた。洋画のポスターが多かったので外国人では無く日本人が描いていたというのを知った時は驚いた。昔から彼の描くポスターの絵は写真のようというか今にも動き出しそうな印象の絵で映画が観たくなる期待感をとても与えてくれました。絵からアレコレ想像して楽しめる感じ。
実際の絵を見るとやはり緻密で光の表現とレイアウトのセンスの見事さに唸ってしまう圧倒的な画力で興味深く鑑賞出来ました。映画ポスターだけでなく数々の目にした事のある本の表紙イラストとかも良かったけど見た事無かった絵画がサイズも大きく内容も凄味があり良かったです。
写真のようだけど見た目の良さを重視した嘘や強調に省略と配置や色彩が絵画ならではの美しさや世界観があり素晴らしいと感じました。
最近の映画ポスターでは彼のような魅力あるものがあまり無いですね。


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