先日W・フリードキン監督によるリメイク版を見てからオリジナルの仏映画「恐怖の報酬」も見直したくなってブルーレイで購入。随分と昔に見たきりで新鮮な感じで見れました。画質も綺麗でしたが4KスキャンしてHDにダウンコンしてるせいか粒子の粒が高密度過ぎてモアレ状になってる箇所がいくつかあり気になりました。映画はちょっと長いけど見応えのある作品でサスペンス効果も人物描写も素晴らしい。
全体的にはフリードキン監督のリメイク版よりもこちらの方が個人的にはやっぱり好きというか良かったです。
リメイク版は吊り橋の場面は凄く良いんだけどね。
古いモノクロ映画ですがスケールが大きくて物語の展開や流れも分かりやすく入って行きやすい凄い映画だと思いました。手に汗握る展開で最後は変な疲れと共に見終わりました。
ラストってこんな結末だったのかぁ~ってね。
若者と老人の考え方や知識の違いとか今の状況から抜け出したい人々の仕事に賭ける想い等が伝わります。
また紅一点の小柄な女優さんが魅力的でした。
DVDで映画「レッドヒート」を鑑賞。リンダ・ブレアとシルビア・クリステル主演の女囚もの。「チェーンヒート」とのボックス・セットで購入したのでエロとアクションが売りの映画だと思いましたがエロは少なめでした。だけど物語としては結構真面目に作られた映画だったように感じました。まぁ内容は薄っぺらい都合の良いものですが知らない外国で拉致され理不尽な理由から刑務所に入れられるという一寸先は闇のような恐ろしさはありました。後は定番の女囚のイジメとか陰険な嫌がらせに耐えて最後はアクションありの自由の身に…という流れです。まぁ普通に楽しめましたが個人的には「チェーンヒート」の方がエロもアクションも熱くなれて好きでした。関係ないけどシュワちゃん主演の「レッドブル」って映画の原題も「レッドヒート」でしたね。