どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「サマー・オブ・84」

2019年08月06日 | 映画
ポスター見て気になり監督が「ターボキッド」の3人組だと知りコレは見なくちゃ!と楽しみにしていた映画「サマー・オブ・84」を鑑賞。あえて予告編等も見ずに前情報を入れずに見たのですが80年代スラッシャー系ホラー映画だと思っていたのは間違いでした。
映画としてはホラーというより少年達の青春映画でしたね。後半でホラー感は増しますが…。80年代に同世代だった僕には音楽とか時代の雰囲気とか懐かしい微笑ましいノスタルジックなものも感じれてホラー映画と思って無ければというか「ターボキッド」みたいなぶっ飛んだ映画を期待してなければ憎めない好みの映画だったのですが、期待してたのはホラーだったので何というか驚きや裏切りが無く単調で音での脅かしばかりで長く感じてしまい、犯人は実は憧れのお姉さんの両親のどちらか?みたいなどんでん返しが来るんじゃないかな…お姉さんとの淡い恋物語は最後はそのせいで切ないものになるとか色々と退屈だから妄想しちゃいましたが結果はまさかのまんまな展開というか全く捻りの無いものでした。一周回って逆に驚きではありますが正直面白くは無かったです。
おまけに隣の席の奴のアップルウォッチですかね。大きく動く度に液晶が光って眩しくてイライラしました。映画の展開はじれったいしチラチラ入ってくる液晶の光にイライラするしで映画に集中しにくく残念な鑑賞状態でした。映画館でアップルウォッチはいかんですよ。
主人公達の少年は皆良い感じで好感も共感も持てて良かったし隣の家のお姉さんもとても魅力的で青春映画としての要素はとても良かったんだけどなぁ。「BUGMAN」や「ターボキッド」の監督だという事で弾けたスプラッター映画を期待しちゃったのがいけなかったですね。今回は丁寧に新機軸に挑戦してる点とか評価出来る部分もあるんだけど。
ユーモアのセンスと音楽の盛り上げ方は相変わらず上手いですね。


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