DVDでペドロ・アドモドバル監督のスペイン映画「ジュリエッタ」を予備知識殆ど無しで鑑賞。撮影は綺麗で役者陣も自然な芝居で良かったんだけど見ていて退屈するというか傍観している感じでなかなか話の内容に入っていけなかった。前半で睡魔にも襲われてもしまいました。過去の回想シーンで少しずつ流れには乗れたけど特別面白味もなく淡々と進んでゆきました。後半でようやく全貌が見えてきて興味深くはありましたが気持ち的には辛いものがありました。そんな時間が続き最後に少しだけ希望の見えるような、だけど悲しみも同時に感じる複雑で曖昧なところで終わりました。最後の余韻は残る映画でした。若い頃と歳をとった頃の役を別な女優が演じてますが、それぞれの役者さんの存在感が際立ってました。人生うまくいかない事ばかりだけど色々引きずりながらも皆なんとか生きている現実味はありました。
DVDのジャケットには感動の物語と書かれていますが感動はしませんでした。
DVDのジャケットには感動の物語と書かれていますが感動はしませんでした。