どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「死亡遊戯」

2019年08月29日 | 映画
ブルーレイでブルース・リーの映画「死亡遊戯」を購入。昔テレビ放送で見て以来かなぁ。黄色いトラックスーツを着ての場面が印象的で「燃えよドラゴン」のブルーレイの特典映像でその場面が結構見れて満足してたんですが再度ちゃんと見直してみる事にしたのでした。殆ど内容忘れてましたが冒頭の音楽が懐かしい旋律で始まり期待感も上がりましたが、その後はそうか!この映画だったね…というブルース・リーの出ない吹替役者による無理矢理な繋ぎの物語展開が続きました。
色々工夫してるのは分かりますが正直これじゃない感満載で面白くないです。若きユン・ピョウがブルース・リーを演じてだそうですけど。良かったのはコリーン・キャンプ演じる恋人の女性ぐらいかな。彼女はなかなか魅力的でした。サモ・ハン・キンポーも出てて彼のアクションはなかなか良かったし見応えあった。でもやっぱり話の繋がりが色々滅茶苦茶で惹き込まれません。ずっと退屈な場面が続きましたがラストの15分ぐらいかな。突然本物のブルース・リーが登場してからは急に見応えある面白いものとなりました。やはり本物は違うな!とキレのあるアクションに釘付け。この映画の見所はこのラストだけでしたね。
特典映像には少し展開の違う完全版というか当初の予定が想像出来る編集のものが不完全だが収録されていて台詞ももう少しあって内容的にもこちらの方が良かった印象です。この内容に繋がるもので作れなかったのかなぁ…とは思いましたが色々難しかったのかな。何にせよ完全にお蔵入りにせず無理矢理でも形にして公開してくれたのはファンにとっては良かったとは思います。


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