どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

2019年09月01日 | 映画
レイトショーでタランティーノ監督の新作映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を鑑賞。
1969年の悪名高いあの時代のあの事件を題材にした映画というくらいの予備知識であまり内容とか知らないまま見れたのですが薄々予想していたオチというか展開であり驚きや衝撃は無し。だけど痛快な可笑しさはありました。3時間程ある映画でしたが69年再現映像ジュークボックス的な感じで進み映像や美術に音楽はとても良かった反面ちょっと退屈な時間も多かった気がします。実際の結末がどうなるのか知ってるだけにこのまま描くのか?どうするのか?と思ったりしましたが、そこでオチは読めました。役者陣がみな魅力的で特に女優陣は見た目的にも素敵でした。所々で印象的で素敵な会話ややりとりがありました。
昨日から禁煙中の僕にはタバコが無茶苦茶美味しそうに見える誘惑の映画でもありました。
結構マニアックな拘りや描写もありましたが完全には理解出来てない部分もあるけど映画の夢と現実と希望や憧れが描かれていたように思います。
1969年当時の映画を何か見直したくなりました。



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「ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版」

2019年09月01日 | 映画
午前10時の映画祭で「ニュー・シネマ・パラダイス」やってるから観に行こうかなぁと思ってたのですが早起きしちゃってDVDで完全オリジナル版の方を見始めたら止まらなくなり結局最後まで3時間程を観ちゃいました。
完全オリジナル版で見るのは2度目かなぁ。とても良い映画で見応えもあるし感慨深いものがありますが、やはり最初に見た短いバージョンの方が素直に感動出来た気がします。初めて観た時はラストで感動して涙したものですがオチを知ってるし今回は涙はしませんでした。久しぶりに見てアルフレッドの想いみたいなものが伝わり考えさせられるものがありました。若い頃に観た時と今になって見るのとでは見方も違ってきています。映画作りに夢中になってた頃、フィルムが当たり前だった時代から今ではデジタルの時代で仕事も映写技師となってますがなかなかクリエイティブな事から離れてしまった現在の自分自身とも色々な事を重ねて考えたり思い出したりしました。
また完全オリジナル版では恋愛物語についても深くその後の展開も見せてくれてます。そこが良いところではありますが物語の筋が多くなりすぎて映画と愛というシンプルな筋で通した最初に劇場で観たバージョンの方が個人的にはやはり好きですね。
恋人とのエピソードはどこまで描かれていたのか記憶も曖昧ですが思い出として残る知らない方が良かった部分もあったようにも思います。若き恋人の女優さんは本当に美しく雷と雨の中でのキスシーンは音楽も盛り上がり映像も素晴らしかった。
学生時代にバイトしていた映画館も潰れて今は無いしフィルムだった頃の映画の特別な感じも無くなった反面、画質の綺麗な状態でのリマスター作品とかが気軽に見れるようになった今も映画の魅力は変わらずありますが出来れば映画館で味わってゆきたいものです。なんか色々とノスタルジックな気分にも浸りつつ現実を振り返る良い機会でもありました。


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