「パージ 大統領令」

「パージ 大統領令」を鑑賞。パージ・シリーズは今まで2作見てました。そんな馬鹿な！と思えるような究極の設定を元に展開する内容ですが、何処か真実味も感じられちゃう部分や問題定義もあったりして見始めたら飽きずに見れてしまう映画でした。有名俳優が出ていないのがリアルさも感じれて各キャラクターに徐々に感情移入も出来ました。アメリカ社会の闇を極端に描きつつ娯楽作として仕上げている点は評価出来ると思います。
ホラーやアクションの要素も強いが人としての絆なんかを描いた人間ドラマがしっかりしていたと感じました。

「17歳のカルテ」

昔レンタルビデオで見て良かった記憶のある映画「17歳のカルテ」を久しぶりに鑑賞。ウィノナ・ライダーがこの頃は素敵でしたね。吸い込まれるような瞳の表情が良い。アンジェリーナ・ジョリーも印象的な役を演じていて他にも沢山主演級の女優が出演しているという何とも豪華なキャスティングでした。昔の精神病院の話ですが結構、監視が緩いというか自由な面も多くやりたい放題な部分もありましたね。
色々な悩みや問題は人それぞれだけど、どうすれば良いのかは正解が無いというか難しい問題です。
共感というものが一つの答えなのかも…という面はありましたが結局は個々の問題に自分自身が向き合うしか無いのかもです。
病的で悲劇的な役が似合うブリタニー・マーフィーが今作でも強烈な印象を残します。全体的に内容は忘れていたけど彼女の場面は途中で思い出しました。ちょっと長い映画だけど実に丁寧に作られていて芝居も見応えあって飽きずに惹きつけられるように見れました。