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どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「愛しのジェニファー」

2020年04月24日 | 映画
先日ランディス監督の「ディア・ウーマン」を見てダリオ・アルジェント監督の「愛しのジェニファー」も見直したくなりAmazonでポチッと購入しちゃったDVDが届き早速鑑賞。昔、字幕無しでは見ていたけど字幕付きで見るのは初かも?内容は知ってるのですが改めて見ても良く出来た映画だったと思います。最初はジェニファーにも感情移入して見れたりもするのですが、猫ちゃん食べてからはドン引きの連続です。どんどん悲惨な展開となってゆき恐ろしくもちょっと切ない物語です。内臓とソーセージとSEXが大好きな身体だけはセクシーで顔は異様なジェニファーちゃん。最初にタイトルだけ知った時はジェニファー・コネリーを連想したりしたんだけど全然違ってました。途中までは先が読めずに、途中からは先が読めるけど1番嫌な展開に突き進む感じがゾッする映画でした。だけど何か憎めない印象深い映画です。


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「メアリーの総て」

2020年04月24日 | 映画
公開時から気になってたけど見逃した映画「メアリーの総て」を鑑賞。
大好きな小説「フランケンシュタイン」の作者メアリー・シェリーの伝記映画です。エル・ファニングがメアリー・シェリー役を演じています。
イメージでは「フランケンシュタインの花嫁」の冒頭で描かれていたような作者や背景を想像してましたが全然違って波乱万丈の恋愛物語でもあり男に苦労させられるが色々な感情を作品に込めた執筆経緯なんかが知れました。前半はそこまで感情移入出来るような流れは少なかったけど積み重なる哀しみや苦悩から生まれる感情なんかが徐々に伝わり後半では気持ちも分かり最後には涙が溢れてしまう場面もありました。映画の流れだけだと女性の立場や境遇なんかについて女性監督が描いた映画という部分しか伝わりにくいけどフランケンシュタインの物語を読んで知っているから怪物に込めた想いなんかも理解出来て悲劇的で哀しいけど視点を変えれば救いとも感じれる部分なんかもあったり、そんな誰かに共感して貰えるという所の大切さを描いた映画だったように思います。
後で調べてみると結構、時系列とか期間とかは史実とは違ってましたね。


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