どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「男はつらいよ 柴又慕情」

2020年04月29日 | 映画
今日は昭和の日という事で昭和の映画と言えば寅さん!が見たいなと「男はつらいよ 柴又慕情」を鑑賞。マドンナが吉永小百合の1972年の第9作です。寅さんの何とも言えない間と佇まいにお決まりのやりとりが可笑しくて笑えて、そして切ない一方的な勘違いの愛情の結末にしんみり。だけど最終的には温かい気持ちになれる定番の寅さん映画でした。街や人の雰囲気なんかも何処か懐かしいものがありました。吉永小百合もとても綺麗で魅力的でした。そして、いつもの助演陣が全員勢揃いで皆が生き生きと良い芝居で楽しませてくれました。
久しぶりに映画見て笑えました。




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「フランケンシュタイン 1910年」

2020年04月29日 | 映画
昔から一枚の写真だけ見て存在は知っていた100年以上前に作られた最初のフランケンシュタインの映画がネットで見れる事を知り早速鑑賞。
思った以上に画質も良く見やすくて揺れを止めたり色々やってるのも分かりました。昔の映画なのに特撮も見事で逆回しや画面分割合成等が上手く効果的に使われていました。鏡を使った見せ方なんかも固定カメラの舞台的な見せ方に広がりを持たせていた。
そして何よりフランケンシュタインといえば怪物が興味を持たせるのですが、そのデザインや存在感は見事でした。誕生する過程も新鮮で逆回で骸骨から肉体が再生される所が描かれてました。今見てもグロテスクなイメージがあります。物語は小説のようにしっかりとは描かれてませんが小説での印象的な部分だけを映像化した感じです。短い映画ですが興味ある部分だけをちゃんと見せてくれる作品でした。
100年以上も前の映画とは思えない凄い映画でした。トーマス・エジソンの映画がキネトグラムと呼ばれていた初期の頃の作品です。監督はエジソンじゃなく別人だったようです。




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