ルトガー・ハウアーとキム・キャットラルが主演の映画「スプリット・セカンド」を日本語字幕は無いけどネットで見つけて見始める。フォギー・フィルターと印影の効いた映像や美術や衣装なんかも良く役者陣の魅力もあってズルズルと最後まで見ちゃいました。監督は「バーニング」のトニー・メイラムで死体の描写とか特殊メイク効果もなかなか血まみれです。「ブレードランナー」を思い出させる世界観やルトガー・ハウアーの存在感が良かったです。キム・キャットラルも美しくチラリとヌードも披露してました。字幕が無いので理解出来ない部分もありましたが結構分かりやすい台詞のやりとりも多くて話も分かり易かったと思います。謎の最強連続殺人鬼を追う刑事という筋ですが、なかなか殺人鬼の正体が見れず最後まで引っ張られます。その辺はちょっと長くて飽きそうな面はあった。刑事の相棒が頼りにならない奴で途中で死んじゃったりするのかな?と思ったりしましたが徐々に変化してゆき重要な相棒となってゆきましたね。後半に都合良く急展開を見せますが映画的な面白さは炸裂してエイリアンみたいなモンスターが登場したりチームワークで戦ったり見せ場を盛り上げてくれました。
物語よりキャラクターと世界観が魅力の憎めない映画でした。


物語よりキャラクターと世界観が魅力の憎めない映画でした。

