ブックオフで映画「コックファイター」のブルーレイを見つけてジャケットに惹かれて購入しちゃう。ビスタサイズとスタンダードサイズの2種がHDリマスター版で収録されていて大画面にて両方とも初鑑賞。初めにビスタサイズで見たんですが途中で睡魔にも襲われたりして興味深いんだけど何か人物の関係性が理解し難くて心にグッと来るものというのがあまり無かった印象でした。続けてスタンダードサイズで見直した時には色々と確認作業のようでもありましたが関係性なんかも理解出来て案外2度目に見た方が面白く見れた気がします。闘鶏なんて初めて見たしルールなんかも知らなかったからね。
改めて見ると好きな事に情熱持って一生懸命に頑張ってんだけど好きな女性からは全く理解されずで別れられるという男の物語でラストは悲しい面も少しあるけど好きな事を貫き通した成功の面もあり複雑なハッピーエンドでもありました。あのまま好きな道を突き進んで欲しい感じもしますが、あのままだとロクな事にもならない感じもありますね。
見方によってはダメ男ですが理想でもありました。ウォーレン・オーツの滲み出る存在感が大きな魅力で他の役者陣もアメリカにいそうな生々しい人達でした。
今じゃ動物愛護団体から非難されまくりそうな内容の映画ですが現在も闘鶏って盛んに行われているんでしょうか?
ロジャー・コーマン制作のモンテ・ヘルマン監督作ですが公開時に全然お客入らなかったそうです。