仕事終えて新宿へ寄りゴーゴーカレー食ってから本日が最終日の夜コーマンのレイトショー上映へ行く。
観た映画は「スペース・レイダース」
B級SF映画だが、なかなか見せてくれる結構お金が掛かってるような感じのする映画でした。DVDでの上映でしたが初めて見る映画だったしスクリーンで見れて良かったです。一番前の真ん中で鑑賞した。食ったばっかりに見たからか単純に中弛みしてたのか始まって少年が宇宙へ飛び出して暫くした所で睡魔に襲われた。結構寝ちゃったのか物語の伏線になるような所(あればだが)を見逃した感じ。
しかし、途中で完全に目が覚めてそこからは最後まで楽しく見れました。
スペース・レイダースって宇宙船盗みの集団だったんですね。
なんかスター・ウォーズのパクリ映画みたいな所もあるが映画に出てくるスペース・レイダース達はスター・ウォーズの大ヒットによりお客を奪われたロジャー・コーマンとその仲間達の低予算インディー映画制作連中の最後の抵抗軍のようにも見えて、次から次かへと死んでゆく仲間の死に様がなんとも間抜けだったりもするものの格好良くも哀しくもあった。
どんどん子供以外のキャラが死んじゃうというのは某Twitterで読んでしまっていたので分かってたので違うそういう見方もしちゃいました。
なんじゃそりゃ?とはならなかった。
特撮が思ってたよりも立派で見せ場も多く音楽も盛り上がり楽しめた。CGだらけの今の凄い映画に負けないぐらいの雰囲気が出てたしCGよりミニチュアとかこの時代の特撮が好きな僕としては使い回し映像ばかり繰り返されても楽しめた。
話の内容はちゃんとは分からないままでも、何も考えないでもその場面場面で感じるものもあったり、なかったりで結構楽しめる映画。
悪役っぽい宇宙人の最後はなんか笑えた。場内も笑い声が聞こえたり、眠っちゃってる人とかいたりとなんか面白い盛り上がり。映画終わって後ろ向いたら観客の殆どの人がいい笑顔を見せていた。低予算でも観客を楽しませている映画って所がコーマン魂を感じさせられました。
結構頑張ってる映画だと思います。トホホな部分も結構あるけどね。
子供にビール飲ませたりしつつも子供を信頼して守るスペース・レイダース達は本当にいい奴らだと感じた。
がそのせいでみんな死んじゃうんだけどね。まぁ、ある意味やんちゃで弾けた映画でした。
エンドロール見てたらディック・ミラーの名前があった。気が付かなかったので出演場面はやっぱり寝ちゃってたんでしょうね。久しぶりにスクリーンで彼の演技も見たかったね。
B級映画をスクリーンで見る楽しさを味わえた。この辺の時代のB級SF映画も見たくなりました。「ギャラクシー・オブ・テラー」だっけ?昔レンタルビデオ屋でよく見かけた映画が今、凄く見たいです。