ちょっと面白いと思えたのは何でも無い日常の展開から急にホラー的な展開に持ち込む流れでしたね。短篇映画とかでそういう流れを膨らませてやると面白いかもってね。
映画では子役が良かったです。幽霊の顔は定番の怖い顔でした。見せない時の方が怖さはありました。Jホラーの影響も感じたりもした。

劇場でも見た映画「X-MEN:ダーク・フェニックス」を久々に鑑賞。シリーズを続けて見てると繋がりのある展開もあり、より面白く見れる部分もありましたが逆に愛着のあったキャラクターが死んだりもする展開もあったりするので残念感みたいなものもあったりしました。今作は評価が低いと聞きますが個人的には初めて見た時はとても良かった印象がありました。ジーンという自分の力を制御出来ない主人公の苦悩の物語としては感情移入も出来て心揺さぶられる面もあり好きでした。
だけどX-MENシリーズとしての物語として見ると他のキャラクターはあまり生かされていない感もあり、そんなに面白いとは思えませんでした。
CGとかパワーアップした見せ場も沢山でした。最終的には強すぎるジーンに誰もが敵わない展開で結末も知ってたのでそれ程盛り上がりはしなかった印象。ジーン役の女優さんがとても良くて彼女の魅力で引っ張っていたような映画だったと思います。
悪役の背景や存在感がイマイチ弱かった気もします。
ベルナルド・ベルトリッチ監督の映画を続けてもう1本鑑賞。有名な映画「ラスト・タンゴ・イン・パリ」という映画。かなり際どいエロスが描かれた映画だとの噂だけ聞いていましたが、思っていた程のものでは無かったかな。ただなかなか感情移入出来る内容では無く、何なんだこの変な展開の物語は?という違和感と共に時々ハッとするような映像や描写はありました。とても撮影が美しくてパリの街に光に移動し映し出される画面の切り取りに何故か惹かれて見てしまう流れがありました。マーロン・ブランドの佇まいというか自然な存在感と若きマリア・シュナイダーの魅力が見所。
だけど変な愛の物語でそれほど面白いとは思えませんでした。
「ディープ・ブルー2」を初鑑賞。前作「ディープ・ブルー」と内容的には殆ど一緒の映画でした。どうやらテレビ映画のようですね。それなりには面白くは見れましたが目新しさは無く演劇みたいな感情大袈裟さな台詞のやり取りが臭いというか淡々と続くのが余計に冷めちゃう部分でもありました。
所々で急な音楽の変調とか面白く感じる部分もあったけど。各キャラクターの個性は出ていて魅力はありましたが予想通りにどんどんサメに食われてしまいます。短いですがグロい描写はしっかりあって驚きを与えてはくれました。小さい子ザメが沢山出てきて襲ってきたりとピラニアみたいな恐怖感も新たに加えていましたが都合良すぎな展開だったりもするのでちょっと余計な印象もありました。