どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ニコ・イコン」

2020年07月18日 | 映画
DVDで久しぶりに「ニコ・イコン」を鑑賞。公開時には劇場に観に行きましたが1時間ちょっとの短めなニコについてのドキュメンタリー映画です。
ニコは芸名でフランスの監督の名前から取ったものだったとか本名はクリスタだったとか忘れてた事を再確認。
映画で良かったのは色々な歌の歌詞が字幕として出るので歌詞の意味が知れた事。普段は意味理解せずに曲としてよく聴いてたからね。昔は凄く美人のモデルさんだったけどドラッグやっておばさんになって凄味あるジプシーみたいになってしまいましたが、この頃の音楽には初期の心洗われるような音楽とは違う独特の暗さと癒しみたいな味わいがあって好きです。色々と酷い面も知れますが一部で何となく共感出来るものもありました。
そしてアラン・ドロンって酷い奴だなぁと久しぶりに見て思い出されました。
たまに聴くニコの音楽はとても心地良かった。




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「透明人間」

2020年07月17日 | 映画
レイトショーで映画「透明人間」を鑑賞。東京でのコロナウィルス感染者が過去最多になったと報道があって出る前に心配しましたが客は少なく4人だったのでまぁ安心して見れました。これからもっと感染者は増えると予想してます。約2週間前には東京都知事選挙とかあったからね。投票日だった日曜の2週間後の前後辺りが危険な気がしてる。
話が脱線しましたが映画「透明人間」はなかなか面白かった。透明で見えないという恐怖が音や演出、脚本の工夫で面白く仕上げてありました。低予算を逆手に取ったアイデアの勝利というか斬新さが良かった。透明人間の正体は誰?という犯人探しのような謎解きの面白さもありました。今迄の透明人間の表現の映像的な面白さは無かったけど見せない面白さはありました。
後半で透明になる秘密が明かされますがまぁそんな都合良くいかないだろ!みたいな突っ込み所も感じつつも人間ドラマの面白さに引っ張られていたので映画の流れに乗って見れました。
ただネットの動画で1番映像的には盛り上がる病院の廊下のくだりの所は見ちゃってたのでそこはネタバレしてたのは残念でした。そこ以外は何も知らずに見れたんですけどね。
僕も数年前に透明人間ネタの映画を作った事がありますがアイデア次第でまだまだ可能性のあるジャンルですね。


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「パリのランデブー」

2020年07月15日 | 映画
エリック・ロメール監督の映画「パリのランデブー」を鑑賞。自主映画みたいな手作り感のあるお洒落で憎めない感じのある3話のオムニバス作品でした。出ている女優さんが美人揃いでフィルムの美しい撮影の風景や衣装を眺めているだけでも案外飽きずに見れる独特の空気感と時間の流れがありました。会話の台詞が沢山あって全てが頭に入ってくる訳でも無く理解してないまま眺め人物関係も時々、勘違いで混乱したりの鑑賞でしたが、それぞれの話でオチのようなものもあり最終的には分かりやすく楽しめました。
映画全体でのテーマみたいなものはものの見方というか視点を変えて見る面白さや気付きだったように思います。
1話目は主人公の見た目が衣装によって大きく違い同一人物じゃないと勘違いしたりしてしまいましたがオチもきいてて好みのエピソードでした。
2話目はちょっと長くて退屈する会話も多かったけどロケ地が旅行で行った事ある場所があったりして旅行者気分で色々な風景を見れました。女優さんは魅力的ではありましたが性格は自分勝手で嫌な面がありましたね。オチはキツいけどありそうな感じもありました。
3話目は画家の話で偶然目にした女をストーカーのように追いかけて…というフランス人の積極性というか恋愛行動は凄いなと思いつつも、その背景やオチのちょっとした変化に何かほっこりする良さがありました。
視点の違いや変化を楽しむお散歩映画でした。


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「クローバーフィールド HAKAISHA」

2020年07月14日 | 映画
DVDで久しぶりに「クローバーフィールド HAKAISHA」を流し見する。
今見てもVFXは良く出来てて見応えありました。だけど冷静に見ちゃうとカメラずっと回してる絵面とか下手風に撮ってるけど絶妙に上手い撮り方しててタイミングも良過ぎ。なので飽きずに見れるから良いんだけど違和感も感じたり。最終的には酷い結末の物語ですが最後にちょっと幸せだった過去の映像で締め括られてて切ないけど少し暖かい感覚で見終える事が出来たようにも思います。途中で友人の女性が目から血を流して悲惨な最期になる一瞬を目撃しちゃう瞬間がショッキングでした。9.11のテロの後に作られてるが影響が強いと感じた。公開時は当時の事とかを思い出して見ちゃうものがありましたね。パニック災害を体験するように見れる映画で何が何だか分からない事態を混乱しつつ息付く暇も無く巻き込まれる興味深い作品。


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「ハンターキラー 潜航せよ」

2020年07月12日 | 映画
「ハンターキラー 潜航せよ」を鑑賞。潜水艦もの映画にハズレ無しというイメージが強く劇場に観に行こうとしてたんだけど時間があったので寄ったブックオフで「Uボート」という潜水艦映画のDVDを見つけて衝動買いしてしまい劇場に行かず家に帰ってDVDを見ちゃったので見逃してしまっていたのでした。やっぱり潜水艦もの映画は面白いですね。緊張感と人間ドラマが見応えあります。だけど今作はちょっと話のスケールが大き過ぎてハリウッド娯楽作という感じで面白いけれど現実味は少なく映画的な都合の良い展開の話だったように思いました。
楽しめたし、どうなるのか?とドキドキさせられる面もあり飽きずに見れましたが読めちゃう展開もありました。
新しめの映画だけどCGの出来はちょっとイマイチでしたね。肝心な潜水艦絡みのCGがね。それ以外のCGの方が良く出来てたと感じた。なので、ちょっと安っぽい印象もありました。
潜水艦映画としては「Uボート」の方が今でも完成度が高く面白かったと感じます。


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「エクスペンタブル・ミッション」

2020年07月12日 | 映画
DVD持ってだけどハズレ感が強そうで見て無かった映画「エクスペンタブル・ミッション」を鑑賞。結構豪華な役者陣が出てますがアクション好きな監督がアクション見せたくて作った自主映画みたいな印象の映画でした。
監督・制作・撮影・編集・アクション指導・グレーディングと1人でやってるみたいだったから、やっぱりそんな感じだったんだろうと思います。
自主映画だと思うと凄いしアクション場面や編集の拘りは感じれて良かったけれどアクションのビデオコンテを延々と見せられてるような印象もあり音楽で盛り上げてはいるけど何か1パターンで飽きも来るものがありました。アクション映画好きには響くものはあったかもですが僕はあまり好きでも無い感じのものがありました。
主演俳優の頑張りは良かったし脇を固める豪華俳優達も存在感を発揮していたけど直ぐに居なくなったり大して意味のない役柄だった気がしました。
アクションへの情熱は感じれて憎めない反面、それだけ感のある映画でした。
原題はSKIN TRAFFICでした。




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「バックトレース」

2020年07月11日 | 映画
スタローン主演の知らなかった映画「バックトレース」を鑑賞。う~ん、何というか最終的にはスタローンが美味しい所を持ってゆく展開はあったけど全体的には活躍せず都合のよい設定で無茶苦茶な内容の物語でした。正直ハズレ感満載の映画でした。主演はどちらかというとマシュー・モディーンの方でしたね。脚本がイマイチだったし安易な展開でした。豪華俳優の無駄使いだった印象。午後のロードショーとかテレビ放映されたら、ぼけっと何か食べながら見て楽しむ分には楽しめる映画ではあったけどね。




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「アウトサイダー」7.8.9.10話

2020年07月11日 | テレビ
海外ドラマ「アウトサイダー」を最終話まで鑑賞。面白くは見れたけれどS.キングのいつもな感じの結末の内容で目新しさみたいなものは無かったな。
だけど、そんなキングの超自然な内容に引きずり込む説得力というか持って行き方は流石です。後半は人が死に過ぎな感じもありましたけど色々と伏線は効いていた。ピンぼけの多い映像の演出は謎が判明して行くにつれてピントも合ってくるのだと思ってましたが終始同じで途中で飽きも来ました。謎で引っ張る演出が多く興味はそそるが結局後半に急に展開して想像の範囲内のオチで終わっちゃうのでした。
なんか纏まった感はあるけど前半の色々な伏線というか興味を引いた事柄はそのまま放置された印象です。
暫くすると忘れちゃいそうな気もしてます。キングの他の作品を知らずに初めて見たならば驚きもあったかもですが全体的には期待以下だった感じでした。


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「アウトサイダー」3.4.5.6話

2020年07月10日 | テレビ
海外ドラマ「アウトサイダー」の3.4.5.6話を鑑賞。どんどんS.キングらしい展開になってきましたね。面白くなってきましたがピンぼけの映像と暗い場面とスローな間がやはり鼻に付きちょっと疲れるものもありました。
でもこの先どうなるのか気になるし楽しみではあります。明確な犯人とかって判明しないような気もしてきて色々と想像は出来ますが何か新しいものか驚きや人間ドラマとしての感動のようなものを期待しています。
各登場人物の顔と名前をしっかり覚えておらず似た人物はピンぼけや暗い画面だと誰なのか直ぐには認識出来ずで結構混乱して内容についていくのが困難でした。最近どんな映画見ても役と名前がなかなか入ってこなくなってる気がします。頭の老化でしょうか?
良くないですなぁ。


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「アウトサイダー」1.2話

2020年07月09日 | テレビ
久しぶりに海外ドラマを鑑賞。スチーブン・キング原作という事で興味が湧いたのですが内容とか全く知りませんでした。見始めて画面が暗い場面が多く見にくいなぁ。ピンぼけを狙いにした場面が多いなぁ。ゆったりしたイメージショットが多いなぁ。となかなか話が見えて来なくて入り込みにくかった。結構シリアスな映画だと思って見てましたがキングらしい超自然的な何かの予感も出てきて先が読めません。そんなピンぼけ画面のようにはっきりとしない事柄が徐々に明らかになってゆく展開に段々と興味と面白味が出てきました。そんな所で第一話は終了。続けて第二話を見ると冒頭から意外な展開があり驚かされた。人が予想以上にどんどん死んじゃいますね。そして更に謎が出てきたり判明したりの展開に面白くなってきました。シリアスなドラマとしても見応えあるのですが、何だかキングっぽい超自然な力も関係してそうな気配。悪霊とか呪いとかそっち方面のオチに結局は行くのでしょうか?なんか真面目に納得できる真相や真犯人を知りたい気もしてますが力技でキングらしい展開を信じさせられて何かを感じさせて貰えれば良いのだけど、さぁこの後はどうなる?と楽しみであります。




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「最強のふたり」

2020年07月07日 | 映画
公開時から気になっていたフランス映画「最強のふたり」を鑑賞。実話を元にしたシリアスな内容ですがコメディ要素と温かい人情味があり楽しく見れる映画でした。最初の方は何だか自分勝手な主人公の物語だなぁと抵抗も少しありましたが段々とありのままの正直な付き合いが見ていて気持ちの良い部分もありキャラクターに感情移入も出来ました。しかし、おおよその展開は先は読めましたけど。ダスティン・ホフマンに似た主人公は何であんなに大金持ちだったんだろう?黒人の主人公の役者はとても良い芝居してました。ハリウッドで今作はリメイクもされましたね。


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「ウルフガイ 燃えろ狼男」

2020年07月06日 | 映画
「ウルフガイ 燃えろ狼男」という千葉真一主演の映画を鑑賞。話の内容が無茶苦茶というか荒唐無稽で狼男アクションものかと思ったりもしたけど変身する訳でもなく意外な設定やら殺しの場面が出てきます。当時の東映映画らしいエロとグロが混ざったアクション映画でした。やたらと赤い血とおっぱいが沢山出てくる映画です。
今風に言うと日本版の「ウルヴァリン」みたいな部分もありました。
けれど狼に襲われたような殺しは呪いの力によるもので「呪怨」みたいなものですかね。結構内容的に酷い話が展開します。
低予算の為に直接表現出来ないような所のイメージ映像や編集が斬新というか面白さがあり、逆に今ではあまり直接表現しないようなエロやグロがストレートに描かれているのが良かったです。千葉真一のアクションは仮面ライダーとか見てるようなアクションでしたが結構沢山見れます。独特の眼光鋭い表情とアクションは彼ならではの良さがありましたね。
時代性を感じる映画でこの手の東映B級映画と呼ばれるものが大好きな人が周りには多いです。
当時の日本の風景や背景のポスターや看板なんかも興味深く見れました。
なんか独特の懐かし感も感じれました。


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「怪獣総進撃」

2020年07月05日 | 映画

子供の頃に見てとても印象に残っていた怪獣が沢山出てくるお気に入り映画「怪獣総進撃」をブルーレイで鑑賞。
後にVHSとかでも見直した筈なのですが話の内容は完全に忘れてました。
怪獣達が活躍する場面で見せ場が真ん中と最後と2つあるのは覚えてましたが…。見始めると案外人間ドラマの方にも引き込まれる面もありテンポ良く進み面白く見れました。だけどやはり見所は怪獣が沢山出て数々の特撮場面でのミニチュアの破壊や最後の怪獣大プロレスのような戦いでした。火薬の爆発がワクワクするものがあり怪獣の戦いには各怪獣達のそれぞれの個性ある鳴き声が入り混じり、その音と戦いを見てるだけでも更にワクワクさせられました。大好きなキングギドラも登場してそれを皆でやっつけるのも良い。人間の活躍もあり全体的に見せ場の多い娯楽作でした。バラゴンが殆ど活躍しなかったのはちょっと残念でしたがゴジラは活躍してくれました。

 

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「ひつじのショーン UFOフィーバー!」

2020年07月05日 | 映画

仕事で公開前から何度も見た映画「ひつじのショーン UFOフィーバー!」ですが感想は公開前だったから書けなかったけど、公開もされて随分経ったので記そうと思います。コマ撮りアニメの拘り感じる映画ですがSFチックにCGなんかやイフェクトも結構使ってる映画でもありました。話の内容は過去のSF映画へのオマージュ等も沢山入った愛ある物語でした。面白かったけど話は飛躍し過ぎな感じもあったように思います。僕はSF映画も好きだから良かったけど。UFOの効果音とか僕の映画「油揚げの儀式」と同じ音源が使われていたり親しみも感じれた。音楽は別のSF映画の曲を彷彿させられるものが多かった。ベタだけどホロリとさせられるE.T.みたいな展開もありましたね。数々のギャグというか見せ場が次々と展開して楽しく見れる映画でした。

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「ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム」

2020年07月05日 | 映画
続編の方を先に見ていたけど面白かったので気になってた第1作の映画「ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム」を鑑賞。内容はこちらの方が纏まりがあって温かいものもあり全体的に良かった。台詞は無く映像だけで進行するサイレント映画みたいな面白さと効果音や音楽でも見せる楽しい映画です。ミニチュアとかの街とかも良く出来てて見応えありました。動きも面白く数々の子供っぽい悪戯心のような楽しさに溢れてます。アナログなコマ撮りアニメの魅力が発揮された拘り感じる映画でした。


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