どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「シャレード」

2020年07月04日 | 映画
随分と昔に見て凄く面白かった記憶のあるオードリー・ヘップバーン主演の映画「シャレード」を鑑賞。
脚本が良く出来ていてヒッチコック映画とはちょっと違う感覚のサスペンス映画に仕上がっている。
完全に内容忘れてたので、どうなるのか?犯人は誰?とドキドキしながら見れました。だけど途中でいくつか印象深い場面やらを見て思い出す部分もあり切手のくだりは直前で思い出した。
だけど犯人が誰かはやっぱり忘れていました。見終わって楽しい気分になれる娯楽作でした。出演者も忘れてたけど豪華な面々でしたね。音楽もとても印象的。舞台がパリだったのも忘れてました。スクリーンプロセス合成の場面は背景が浮きまくってましたが今ならグレーディングだけでもう少し馴染ませれるなぁなんて見方してたら台詞が頭に入ってこなかったりしてました。全体的にパリのロケーション感は少なく感じました。ヘップバーンの表情大げさでいつもな明るい感じの芝居がなんか良かったです。キャラクターはちょっと嫌な感じもある役ですが彼女の芝居で憎めない役になってたと思います。




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「ナイトミュージアム/エジプト王の秘密」

2020年07月03日 | 映画

「ナイトミュージアム/エジプト王の秘密」を鑑賞。前2作を見てて3作目も基本は同じなんだろうなぁとは思ってましたがまぁ大筋では同じでした。
しかし最終章という感じの纏まりもあり家族の大切さ子供の自立と親離れのようなテーマも感じました。良かったのはシリーズ通してのメインキャストが再登場している所。今作がロビン・ウィリアムスの遺作になってしまったんですね。何だか寂しいものがあります。猿との別れの場面もしんみりさせられました。新たなキャストで太っちょの英国博物館の女夜警が出てきますが彼女のキャラクターも良かったです。世界観的に楽しかったのはエッシャーの絵画の中に入った場面とキャメロットの舞台の中に紛れ込む所が印象的。ヒュー・ジャックマンが本人役で出ているのも楽しい場面でした。

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「アルマゲドン」

2020年07月03日 | 映画
凄く久しぶりに映画「アルマゲドン」を鑑賞。主演のブルース・ウィリスにまだ髪があったりで随分と昔の映画だった事を実感。娘役のリブ・タイラーも若く綺麗でした。エキストラ的な役で松田聖子も出てましたね。懐かしいからと軽く見始めたら面白く見れて次々と畳み掛けるような展開に引き付けられました。尺が2時間半もあったので所々飛ばしての鑑賞でしたがラストは知ってる展開でも涙が溢れるベタなから感動を感じました。そこからエンディングの主題歌まではよく覚えてるけど良いですね。
古い映画だけど特撮も見応えあって良く出来てました。似たような映画がその後色々とあったから他のイメージも混ざったりもしてましたが印象に残る場面は多いです。脚本や演出の飽きさせない力技というか流れや展開は改めて凄いものがあるなぁと感心させられました。今になって知ったというか気がついたのは脚本はJ.Jエイブラハムが書いていたんですね。


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「プロムナイト」

2020年07月02日 | 映画
久しぶりに「プロムナイト」を鑑賞。
最初に見たのはテレビ放送だった筈。
部分的には覚えてるんだけど全体の内容やラストは忘れていたので再度犯人は誰だろう?とドキドキして見れました。前回DVDで見た時はなんかイマイチだった印象が強かったけど今日見直して見ると思ってたより良い映画だったように感じた。次に誰が殺されるのかとかは読めるのですが、予想以上になかなか殺されずジワジワとしつこく引っ張るので恐怖感というかア~殺される~ってドキドキゾクゾクするものがありました。殺人場面は特殊メイクとか凝った見せ方をしてないので拍子抜け感も一部ありましたが編集のカッティングの見せ方や積み重ねのイメージが実に計算されてて良かったです。
脚本の捻りや怪しい人物でのミスリードとか工夫が面白いです。犯人は誰だか後半まで分からず校長かと思ったが違って目のアップになった時にえ?!母親だったの!と確信しちゃったんだけど、マスクを取るとそれも違って○○○○だったっていう結末に。あ~そうだった!と思い出しつつ何だか救われない切なさみたいなものを感じれました。主人公にとっては最悪な結末でしたね。フォギーフィルターを使った撮影の夢のような映像も印象的。


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「ガール・オン・ザ・ラン」

2020年07月02日 | 映画
無名の頃のスティーヴ・マックイーンがエキストラ出演してたという映画「ガール・オン・ザ・ラン」を鑑賞。
1時間5分という短めの尺の映画だが「死霊の盆踊り」のようにセクシーな踊り子のダンスの場面でやたらと尺を水増ししてるような映画でした。白黒映像の照明がなかなか綺麗で踊り子も美人に見えて飽きずに見れました。
だけど本筋の内容は殺人事件が絡んだ真犯人探しの推理ものでもあり如何にして主人公とその恋人が無実を証明して助かるか?という物語。最後の方で矢継ぎ早に真相が説明されますが1度見ただけだとちょっと理解しにくくて何度か巻き戻しして見て理解出来ました。尺が短く展開もシンプルで飽きずに見れましたが全体的にはまぁまぁな印象の映画でした。そしてエキストラ出演してるマックイーンが何処に出てたのかは最後まで気が付かずでした。
後から早送りしながら確認すると前半の方で2箇所カーニバルの客のカップルとしてチラリと出ていたのが確認出来ました。背景でハンマーで叩くゲームをやって女の所へ行く場面と女と肩を組んで歩いてる後ろ姿で本当にエキストラ的に写ってました。


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「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー」

2020年07月01日 | 映画
中古レンタル落ちブルーレイで「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー」を鑑賞。劇場で観て以来です。劇場では中盤で睡魔に襲われてしまいちゃんとは見れていませんでしたが今日はちゃんと見れました。美術に造形にVFXや特殊メイク等ビジュアル面と音響面では文句無しの良く出来た映画でしたが話の内容はイマイチまどろっこしくて素直に楽しめない部分がありました。
アクションとか見応えありますが、まぁそこまで好みでも無い感じ。どちらかというと悪の側の女と魚男との恋や哀しい運命みたいな悪側の方の切なさみたいなものの方がグッと来るものがありました。キャラクターの面白さはあるけど次々と襲いかかる危機に対して映像では凄い事になってる割に案外あっさりと最終的には解決しちゃうという展開が繰り返される印象でした。
殆ど内容忘れていたので普通に楽しめはしましたが、やはりそこまで面白いとは思えない映画でした。映像やキャラクターはとても良かったんだけどね。




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「バニシング・ポイント」

2020年07月01日 | 映画
DVD持ってたけどブルーレイが安く売ってたので「バニシング・ポイント」を衝動買いしちゃう。初めて見た時はテレビ放送だったので日本語吹替版で鑑賞。吹替版も5.1chになってたのでエンジン音とかサラウンド感もあり、とても良かった。そして音楽も。
カーチェイスが凄くて撮影も美しく素晴らしい。結末は知ってたけど改めて見ると人生の道を走っているかのようでもあった。バニシング・ポイントからの選択肢の一つが見れた感じ。過去を振り返りつつ先の見えない未来に向けて生き急いでいるような主人公の生き様が不思議と共感出来るものもあり見入ってしまいます。感覚的に孤独感と自由と爽快感を感じれますが最終的には呆気ない結末でこんなに急展開だったっけ?って気もしました。
時代性というか空気感と広大なアメリカの風景と道が魅力的でした。そしてこの映画の主演とも言える車ダッジ・チャレンジャーも。そんな時代に走り抜ける気概というか反体制ながら正しい信念のようなものも感じれました。閉塞感のある社会の中で恋人を失い正義を失い自分の生きる時代はここじゃないような感覚で走り続けたのだろうか?色々と説明不足ではあるが想像出来る背景もあり主人公に共感出来る面もあるけど分からない面もありました。だけど印象深いものも残す迫力あるカーチェイスが見ものの映画でした。ヌードのバイク娘や街の人々に盲目のラジオDJも印象的。
アメリカの西部劇の馬の時代から「イージーライダー」でバイクの時代になり今作で車の時代になったような象徴としての存在感があったようにも思う。




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