どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ゴーストハンターズ」

2021年05月18日 | 映画
久しぶりにブルーレイ出しで5.1ch の大画面にて「ゴーストハンターズ」を鑑賞。
何だか馬鹿っぽい無茶苦茶な映画なんですが見る毎に憎めなさを感じれて好きになれて来てる映画です。主演のカート・ラッセルがヒーローかと思いきや全く活躍しないドジなヒーローというのが最高です。その格好付けてる割にイケてない感が素晴らしく面白いのです。大爆笑なギャグというよりクスッと笑えるギャグが連発してアクション場面はしつこいけど可笑しさもあったりします。女優陣では大好きだった頃のキム・キャットラルが出てたり中国の変な妖術とかカンフーとかモンスターが出てきたり何でもありの映画です。リチャード・エドランドによる特撮も独特の味があり今見ても良く出来てました。変な中華的な美術も面白いです。
このくだらない面白さにハマると何度も見たくなる作品です。
音楽もとても良いですね。ちょっとテンポ的に怠い所もあるけど好きな映画となりました。
予告編のテンポ感やギャグの繋ぎとかはとても良く出来てて公開前には大いに期待させられたのを覚えてます。


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「スパイキッズ4:ワールド・タイム・ミッション」

2021年05月17日 | 映画
スパイキッズのシリーズは1~3までは見てましたが4は見て無かったので尺も短いしと「スパイキッズ4 :ワールド・タイム・ミッション」を見始める。子供向けの楽しい映画に仕上がってます。ダラッと見てたら一気に見れました。少し前まで長々と見ていたテレビシリーズのドラマでもテーマは家族というものでしたが今作も家族がテーマでした。分かりやすさではこちらの方が良かったです。今まで見てたシリーズは随分と忘れてますがキャストが一新されておりました。だけど旧キャストも成長した姿で登場したりして楽しませてくれました。
話の内容はユルいんだけどしっかりテーマを伝えて娯楽作に仕上げている点は流石です。色々なアイデア溢れる展開を見せてくれます。
だけど暫くすると殆ど忘れちゃうような気もします。
今作は劇場公開時には4Dとして匂い付き上映だったようですね。




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「ラヴクラフト・カントリー 恐怖の旅路」

2021年05月16日 | 映画
海外ドラマ・シリーズ「ラヴクラフト・カントリー 恐怖の旅路」全10話を数日かけて鑑賞。ラヴクラフトもの?って興味だけで内容とか全く知らずに見始めたのですが全く先の読めない展開で各話がそれぞれ違うジャンルの映画みたいで意外性があり、それらが繋がってゆくというドラマでした。
面白くは見れましたが人物関係が途中でこんがらがったりあまりに突拍子も無く現実離れした展開には可笑しくて笑えて楽しめたりドン引きしたり醒めたりもしながらの鑑賞でした。
全般的にVFXやCGの出来が素晴らしくて映像的に完成度の高い作品だと思いました。音楽の使い方なんかも色々な時代の曲が流れたりで良かった。
ただラヴクラフトのSFモンスターものだと思って見始めて1話の冒頭の場面での戦争場面で見せられ期待させられた世界観からはどんどん離れてゆきました。結局は家族の話で纏まるのですが人種問題や差別問題やジェンダー問題とかが前面に出し過ぎというか最初の方は良かったんだけど結局中途半端というかそういうの描いてる割に主人公側の方が人殺したり強かったりしてるので一体何が言いたかったんだ?みたいな感じもあり鼻につきました。
最後まで見ても何か全体的にしっくりこない意味不明感も残りました。
だけど予測出来ない展開を面白く見てゆく事は出来ました。




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「スクリーマーズ」

2021年05月13日 | 映画
昔レンタルビデオで見て詳細は忘れたけど面白かった記憶が残っている映画「スクリーマーズ」をブルーレイで5.1ch 大画面で久しぶりに鑑賞。
90年代初期のCGが映画に使われるようになった頃の特撮が安っぽくもありましたがマットペイントなんかは良い味出してました。特殊メイク効果とかロボット効果等アナログな効果がとても良くて見応えありました。ここが印象に残っていて好きだった所です。
案外歩いてるだけな場面の多い映画で中盤で少々ダレましたが好きな女優ジェニファー・ルービンが登場してからは物語も誰がスクリーマーズか?という疑心が緊張感を持って見れて誰なのか完全に忘れてたので面白く見れました。色々と考えると女が怪しいと予想したのですが、そうでは無さそうで良い感じで進みますが最後にドンデン返し的な展開が待ってました。
後半の脚本の展開が面白いです。後、スクリーマーズのデザインが良くて1号機の魚の骨みたいな奴は格好良かった。
どちらかというと低予算B級映画的な映画ですが憎めない面白さのある映画です。
特典ディスクに最近のジェニファー・ルービンのインタビュー映像が収録されてましたが相変わらず綺麗でした。






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「ランボー ラスト・ブラッド」

2021年05月11日 | 映画
劇場で公開初日に観て以来に「ランボー ラスト・ブラッド」を鑑賞。
ランボーが可哀想過ぎる内容で正直今作は今迄のシリーズとはちょっと違うというか釈然としないものが残る映画だと感じましたが見直しても大体は同じ感想でした。だけど内容知ってても中盤は胸苦しくなるようなキツい展開に泣きそうになり憎しみを共感出来て、その後の展開も知ってるから今度は気持ちも高ぶりながら怒涛の復讐劇を堪能はさせられました。だけど残るのはやっぱり虚無感なんですよね。
5.1ch のサラウンドヘッドホンで鑑賞したので音響効果や音楽の迫力があって盛り上がりました。後半だけ2回見ちゃいました。エンドクレジットの過去作の映像と音楽も色々と見てきた時代を思い返したりも出来て感慨深いものがありました。全作劇場で観ていて観た劇場だとかを思い出したりしました。
1堺東の劇場でキャノンボール・シリーズと3本立てで。
2南街シネマで夏の暑い日に2回続けて見た。
3鳥取県の合宿自動車免許教習所に行ってた時に地方の映画館で
4と5近所のTOHOシネマにて




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「バンブルビー」

2021年05月10日 | 映画
「トランスフォーマー」のスピンオフ映画「バンブルビー」を鑑賞。シリーズでもお気に入りの黄色い車のロボットをメインに80年代を舞台にした女の子を主人公にしたちょっと軽めの娯楽作に仕上がっていました。80年代懐かしのヒット曲が流れて敵味方も分かりやすく描かれているので深い事考えずに楽しく見れました。個人的には「ブレックファースト・クラブ」という映画をテレビで見たバンブルビーが最後に映画と同じポーズを取る所で何か感動しちゃいました。その後は「E.T.」のような別れの場面があったりと80年代を色々と連想させる良さを感じれたのが好感持てました。
CGも凄くて変身の時の効果音がとにかく好みでした。派手さでは他シリーズ作の方がもっと凄かったりしますが物語的には今作の方がなんか好感も持てて憎めない映画となっておりました。「トランスフォーマー」版の「E.T.」みたいな物語を青春映画に落とし込んだような映画でしたね。


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「ジェミニマン」

2021年05月09日 | 映画
劇場で何度も予告編を見たのだが何か見る気になれずスルーしていた映画「ジェミニマン」を鑑賞。普通に面白く見れる娯楽作ではありましたが先の読めちゃう定番なB級SFアクションというような物語でした。だけど技術的にはもの凄いものがあってウィル・スミスと若いウィル・スミスをCG技術で1人2役をやってるとかハイフレームレートの3Dで仕上げてあるとか、そこまでやる内容かと思える程のハイスペック作品でした。本来は劇場でフルスペックで見るべき作品でしたね。だけど公開時にそれが可能な劇場って日本であったっけ?
テレビで見てると何でも無い場面でも殆どが合成っぽく見えちゃう映像が何だか魅力に欠けた印象でした。
1人2役も凄く良く出来てたけどアクションシーンではどっちがどっちか分からなくなっちゃって何だかなって感じだったな。まぁ深い事考えずに見れば充分楽しく見れるアクション映画だったので良かったけどね。


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「日本沈没」

2021年05月09日 | 映画
タイトルは有名なのに見た事無かった映画「日本沈没」を遂に鑑賞。タイトル通り日本が沈没してしまうという救いようもない結末に向かう内容でした。それを特撮技術を使ってしっかり映像で見せてくれる凄い映画でした。
実際に災害が起きたらどうなるのか?どうするのか?のひとつの例を見せてくれました。古い映画だけど見応えがあり、よくこんなスケールの物語を映画化したなぁと驚きもありました。
CG時代にリメイクもされてますが、どうなんでしょう?
今作は昔の風景や人の多さがリアルに描かれておりドラマも見応えがあって飽きずに見れました。最後もベタなハッピーエンドでは無く希望も感じるけれど前途多難な結末で印象深くも考えさせられるものでした。
今、日本はコロナ禍で緊急事態宣言中という事で国の危機的な状況であるのに何か国のトップに緊張感や本気度が感じられないんだよなぁ。


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「ロジャー・ラビット」

2021年05月08日 | 映画
公開時に映画館で観て以来に映画「ロジャー・ラビット」を鑑賞。25周年記念版のブルーレイにて日本語吹替で。
実写とアニメの合成が見事で映像的に面白い見せ場が沢山の今見ても見応えある作品でした。CGじゃない2Dアニメでの立体感の表現とかアニメならではの誇張された動きの面白さがとても良くボブ・ホスキンスの芝居が素晴らしかったです。後でメイキング映像とかも見ましたが1人芝居でアニメの世界観の中で見事な芝居をしてました。
完全に忘れてましたが悪役はクリストファー・ロイドが演じていたんですね。実写なのに顔付きや風貌がまるでアニメみたいな存在感を出してました。極端な表情の可笑しさが良かったです。賑やかで騒がしいユニークな映画でした。やはり何か技術的な頑張りが今でも新鮮に楽しくも憎めなく見れるものがありました。色々なキャラクターが登場します。
物語的に無茶苦茶面白いとかそういうものでも無かったんだけど楽しめる映画でした。
特典映像で収録されていた短編映画3本もアニメならではの無茶苦茶な展開や動きが面白く楽しく見れました。
極端な程、勢いや面白さが増しますね。


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「海辺の映画館 キネマの玉手箱」

2021年05月07日 | 映画
大林宣彦監督の遺作映画「海辺の映画館 キネマの玉手箱」を鑑賞。3時間もあるやりたい放題な自主映画という感じの映画でそのエネルギッシュな映像と語りのバケツの水が溢れるような?無邪気な変わった映画でした。合成カットだらけで合成の荒が職業病のように気になって物語に入っていけず、もっとこうしたら良くなったのにとか色々と余計な事ばかり考えつつ見ちゃいました。だけど所々でそんなの関係無い程の映像的に面白い場面もあったりして凄いなぁと思ったり。映画の半分ぐらいは何だか良く分からないけど勢いだけで見てた感じでしたが2時間程してから前半との関係性や物語が一気に動き出して興味深く見れました。ようやく伝えたかった事ややりたかった事の全貌が見えてきて要所要所で伝わったり考えさせられたりしました。
だけど全体で見ると半分も理解出来て無いというかよく分からないまま眺めていた場面の方が多かった気もします。詩的な言葉やナレーションの語りって苦手なんですよね。
だけど何か凄い映画でした。お腹いっぱいです。


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「ヘルハウス」

2021年05月05日 | 映画
先日CG幽霊屋敷映画「ホーンティング」を見てCG等無い時代の幽霊屋敷映画「ヘルハウス」の方がもっと雰囲気もあって怖かったよなぁと思ったりして少し安くなったのもありブルーレイで買い直して高画質で見直す事にした。初めてテレビで見た時と同じく日本語吹替版で。
幽霊屋敷の雰囲気や美術が素晴らしい。時間帯で区切りテンポ良く展開する編集や脚本の構成も見事で緊張感が続き場面展開で解放され再び新たな緊張感が増してゆくという流れが日時のテロップと共に鳴る効果音と共に恐怖感を盛り上げてくれます。
役者陣のキャラクターや表情も素晴らしく独特のアングルやカメラワークで見せてくれました。今回は特にロディ・マクドウォールの芝居に惹き込まれました。ラストの怒涛の真相が暴かれる部分は見応えありました。
やはり凄い幽霊屋敷映画と言えばコレという感じのオカルト映画です。
ブルーレイは日本語吹替があるのが良かったがメニューも特典も付いてないのはちょっと残念。海外盤だと監督や出演者のインタビューとか収録されてるようです。


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「カリーナの林檎 チェリノブイリの森」

2021年05月05日 | 映画
「カリーナの林檎 チェリノブイリの森」という日本人監督の撮ったロシアの映画を鑑賞。美しい撮影に風景でロシアの人達の暮らしが自然に描かれていて興味深く見れました。展開は静かにゆっくり流れてゆくのですが主人公のカリーナという女の子の生き生きとした姿に惹き付けられて微笑ましい日常や笑顔を温かい気持ちで見れました。少女目線で理解出来ない苦しさや気持ちが伝わり健気に前を向く姿に共感出来ました。同時に大人達の現実についても考えさせられるものがありました。物語はジワジワと過酷な現実が描かれて悲しい展開へと向かいますが少女は常に健気で更に悲しさを増すけど何か救いのようなものも感じれるのは良かった。病院でのおばあちゃんの場面では涙が溢れてしまいました。
チェリノブイリの原発事故による悲劇を描いた映画ですが日本の福島原発事故にもそのまま当てはまるような事柄でもあるので色々と考えさせられます。
2020年編集版という事でエンドロールの後にどちらも今も強い放射線量を放出しているという事で測定器のメーターが写されていましたが、そのメーターの捉え方が勉強不足で分からずでメーターの赤でも黄色でもない青色の辺りの数値というのがどのくらい危険なものなのか?という疑問が残りました。
日本でも子供達がカリーナのような病気にならないように祈ります。
その為にどうしたら良いのか?現在、病気になってしまった子供ってどのくらいいるのだろう?と考えさせられました。
故郷や心の拠り所を失ってしまった子供は現実に沢山いると思います。


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「IP5 愛を探す旅人たち」

2021年05月04日 | 映画
公開時に劇場まで観に行き良かった記憶はあるのだが内容とか完全に忘れちゃっていたジャン=ジャック・ベネックス監督の映画「IP5 愛を探す旅人たち」のLDを購入して鑑賞。
見始めたら登場人物のキャラクターに惹き込まれてゆき何が起きるのか分からない流れを追ってるうちに感情移入させられているという興味深く飽きずに見れちゃう不思議で心が洗われるような気持ちで見るような映画でした。
撮影がとても美しく時に夢のような瞬間もありました。
イヴ・モンタンの存在感も素晴らしく愛や自然について少し哲学的に考えさせられもして何かジワジワと言葉にはしにくいけど理解出来るような片想いのような気持ちが染みました。今作がイヴ・モンタンの遺作となりました。
久しぶりに見れて感動とは違う染み入る良さを感じれました。
森の静けさのような素敵な映画です。


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「明日があるさ THE MOVIE」

2021年05月04日 | 映画
ハードオフの中古VHSソフトで懐かしの映画「明日があるさ THE MOVIE」を見つけて衝動買いしちゃう。
昔、仕事で関わってヘルメットに地球の写りを合成したのは覚えているが他に何やったっけ?って確認もしたくてね。初号試写以来に鑑賞。
夢を忘れないで頑張るという内容に素直に何か心温まる感じの映画でした。
吉本芸人が役名も同じで沢山出ています。20年程前の姿が若くて新鮮でした。脚本が良くて途中色々とギャグで脱線したりもしますが面白く見れて最終的には気持ち良く見終えれる娯楽映画に仕上がってました。
やたらとクレーンなのかカメラ移動の多い印象の撮影と柳葉敏郎のワンパターンな芝居がしつこくて気になったりもしましたが懐かしく見れました。
ロケットの合成とかもやってましたね。
DVDに変換しようとしましたがコピーガードがかかってて無理でした。


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「300 帝国の進撃」

2021年05月03日 | 映画
「300」の続編で気にはなってたけど見逃していた映画「300 帝国の進撃」をようやく鑑賞。VFXが素晴らしい作品で今回は血の描写がより派手になってました。殆どグリーンバック撮影なんだと意識しちゃって見てしまいましたが独特のトーンと合成の馴染みが見事です。前作程は物語的に胸熱くなるものは無かったけれど充分見応えある内容で飽きずに見れました。だけどちょっと字幕が頭に入ってきにくかった印象もありました。
エヴァ・グリーンが相変わらずの冷たく恐ろしい悪役ぶりも見せてくれてましたが劇画チックでもありましたね。


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