どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ロマンティックじゃない?」

2022年04月16日 | 映画
太っちょだけど美人で憎めないユーモアの魅力ある女優レベル・ウィルソン主演のコメディ映画「ロマンティックじゃない?」を鑑賞。頭打ってラブコメ映画の世界に入り込んでしまうという内容でラブコメ映画のあるあるパターンを茶化しながら面白可笑しく展開する楽しい映画でした。突然ミュージカル仕立てになったり笑えます。
夢のような世界ですが主人公にとっては何か居心地悪くて本当に求めていたものを見つけ出すという最終的にはラブコメあるあるな物語になるのですが気持ち良く見れちゃいます。脚本が実に上手いし演じるレベル・ウィルソンの個性や魅力を良く出した映画に仕上がってました。
この手のラブコメはパターンではあるけど結構好きなものも多い。
モテない主人公が幸せを掴むというパターンですね。脇役にゲイの友人の無茶苦茶良い奴とかね。脚本と主役の魅力が活かせてるかどうかで良し悪しが決まる印象です。
今作は捻りも効いててコメディ要素強めで久々に楽しく見れるラブコメ映画でした。
現在レベル・ウィルソンは健康の為にダイエットして随分と痩せられたようですね。
太ってた時代の魅力が活かされた主演作でしたが今後も違った魅力で活躍する姿を見せて欲しいものです。





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「月影の下で」

2022年04月16日 | 映画
Netflixで映画「月影の下に」を鑑賞。題名は何だ?って感じでしたが予告編見て興味を持ったSF風な猟奇殺人事件を推理する刑事ものっぽい映画でした。冒頭から金のかかってそうな派手な見せ場があったりでスピーディーに物語が展開して惹き込まれました。しっかり作られた映画で脚本が良かった。時代を跨いだ物語が興味深く同じ役者がそれぞれの時代を演じています。風貌の変化とか違和感無く一応リアルタイムで全ての年代を知ってるので説得力も感じつつ見れました。刑事ものから後半はSF的な展開に突入してゆきますが薄らとは予感はしたものの驚きの結末が待っており家族の事とか年月の積み重ねが実に深みも増して感慨深いラストとなりました。
SFな内容ですが変に未来っぽいCGバリバリの見せ方では無く過去をしっかり描いていた点が良かったと思います。
なかなか良い映画で満足出来ました。






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「テイク・ミー」

2022年04月15日 | 映画
Netflixで映画「テイク・ミー」を5.1ch 大画面で鑑賞。昨日見た「運命のイタズラ」に何かちょっと似た内容で偽装誘拐犯が間違えて別人を誘拐しちゃったかも…って流れから本当の事件にも発展して…誘拐犯はそんな筈じゃなかったのに…どうしよう?マジで?とあたふたしちゃうという間の抜けたコメディ要素強めな憎めない映画でした。演じるのは知らない役者陣でしたが、どちらもとても良い芝居でキャラクターが活きていた。オチはまぁまぁでしたが最後は何か良い感じの後味も残し終わります。
中盤はちょっと怠いと感じたりツッコミ所もありましたがテンポ良く面白くは見れました。嫌いじゃない感じの憎めない一品。




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「運命のイタズラ」

2022年04月14日 | 映画
Netflixで予告編を見て気になった映画「運命のイタズラ」を5.1ch 大画面で鑑賞。
留守の金持ちの家に入った泥棒が帰って来た夫婦と鉢合わせしちゃって、さぁ大変!どうする?どうなる?って展開が面白く興味深い内容でした。夫婦は案外落ち着いてて泥棒の方があたふたしちゃって変で意外な展開を見せてゆきます。役者陣のキャラが活きてて微妙な緊張感とグダグダなユーモアも感じる時間がゆるりと流れてゆきました。何だか終着点が見えずどうなるんだ?って感じでしたが色々と歯車が狂ってゆき突然急展開を見せたりしました。
オチは書かないけど驚きの行動と結末に。
そうなるとは思いもよらなかったけど薄々そんな予感は少ししてはいたかな。
驚きや面白さはあったけれど説得力という点では微妙だったので何かスッキリとはせずでした。
奥さん役の女優さんが綺麗でした。今作の監督と結婚されたそうですね。そして監督はマルコム・マクダウェルの息子さんなんだとか!後で知って驚きました。
コロナ禍に撮影された映画だそうです。
なかなか見応えあるちょっと変わった良さと面白味のあるサスペンス映画でした。




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「地球の静止する日」

2022年04月12日 | 映画
中古ブルーレイで「地球の静止する日」を衝動買いしちゃう。早速画質だけでもチェックしようと見たら何故かカラーでリメイク版の「地球が静止する日」のディスクでした。タイトルが「の」と「が」の違いだけなので間違えたのか?翌日に店に行き正しいディスクと交換して貰いました。
リメイク版はテレビ放送で見てました。オリジナル版も過去に見てたと思ってましたが見てみるともしかしたら初だったかもな印象も受けました。ハリー・ハウゼンの「謎の円盤UFO」だったかコマ撮りUFOが出る映画と記憶が混在しちゃってました。
今作は古い映画というのもあり宇宙人とかチープです。だけど自作「油揚げの儀式」に出てくる宇宙人と同じく銀色の憎めない感じの味わいと良さがありました。
あまり特撮とか派手な見せ場も無く地味な印象で展開もタルい部分も多かったですが物語の筋や内容は実に真面目で良く出来ていた。考えさせらるものがありました。
現在のように戦争が起きてる状態ではこの映画の宇宙人の投げかけたテーマについて深みも感じれた。
ええかげんにせんと戦争や核を続けると宇宙全体で捉えると有害でしか無いので地球は滅ぼすぞ!よく考えろや!とのメッセージ。今の地球の国々で正しく解決出来るとは何だか思えないのが残念で恐ろしい所であります。
特典映像も充実していて制作ドキュメンタリーやテルミンやUFOについての解説に広島の原爆の生存者の証言映像とかとても興味深く地球規模での核戦争の脅威の恐ろしさ等が真剣に描かれていて、より作品に込められた想いが伝わってきました。








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「アンビュランス」

2022年04月11日 | 映画
レイトショーでマイケル・ベイ監督の新作映画「アンビュランス」を鑑賞。スクリーンでド派手なアクションの娯楽作を深い事考えずに観たいな!って感じで見たのですが相変わらずの激しいカメラワークやアクションのマイケル・ベイ節で期待通りの面白さを味わえました。だけど途中ちょっと長いなぁなんて思ったりはした。
話の内容は強引で無茶苦茶なんだけど分かりやすく最後も良い感じで纏まります。
音楽や音響効果も効いていて劇場で見れて迫力や面白さも倍増な感じでした。
そんなアホな?な展開も多いですが何か勢いに飲まれるような感じで見れる映画でした。






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「マザー/アンドロイド」

2022年04月11日 | 映画
Netflixでクロエ・グレース・モレッツ主演の「マザー/アンドロイド」を鑑賞。電磁パルスの影響だかでアンドロイドが暴走して人を襲うゾンビのような存在となった未来のお話で妊婦のクロエちゃんと夫が安全地帯に逃げようとする内容でした。
何も知らずに見始めたら惹き込まれてズルズルと見れましたが断片から分かる設定が所々で何で?みたいな部分もあり興味深くも後出しで都合の良い感じも多かった。
ネタバレになるから詳しくは書けないけど、先はある程度は読めちゃいました。最後の展開は読め無かったけど子供の将来を考えての行動は映画としては感動的には描かれますが、どうもその選択が正しいのか?という疑問が残りスッキリしませんでした。その行動が安全だという説得力が伝わって来なくて、それで良いのか?ってモヤモヤが。






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「ザ・ブルード/怒りのメタファー」

2022年04月10日 | 映画
VHSソフトは持っていて何度か見たクローネンバーグ監督の映画「ザ・ブルード/怒りのメタファー」を今回初めて高画質版で鑑賞。久しぶりだったので、かなり忘れていた部分もあり興味深くは見れたけどラストとか印象深い場面は覚えていたので衝撃は改めて感じられまではしませんでした。
だけど何とも微妙な切なさと恐ろしさのある内容です。しっかりと結末に向けて全貌が明らかになる展開に惹き込まれてゆきます。結構無茶な物語ですが不思議な説得力みたいなものも感じれてシリアスなホラーサスペンスとして見れました。
奥さん役の狂気を感じる眼力と表情が恐ろしいものがありました。
ラストの子供の表情からの腕の腫れものが不穏な後味を残します。




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「無頼ノ桜」

2022年04月09日 | 自主映画
久々に下北沢トリウッドに短編映画を観に行きました。下北沢久しぶり過ぎて随分と変わってて道迷ったり。成國監督の「無頼ノ桜」という映画。以前に見た「海にうかぶ月」の続編という事でダイジェスト映像の後に本編開始。撮影がしっかりしていて綺麗な映像のシネスコサイズのヤクザ物語でした。
役者陣の凄みのある芝居と人間味をちゃんと描いた脚本が見応えはあったけどラストの展開は正直必要だったかな?とも思えました。驚きはあったけど何かスッキリしないというか微妙な感覚が残りました。
前作と同じ役柄を同じ役者が演じているので分かりやすく見れたのだが1人だけ役が変わっていたので混乱して違和感を感じました。舞台挨拶トークで前作の主役を演じていた人は今回別の役をやってたのだとようやく理解したよ。
印象的で見応えのあった場面は最後の重みのある会話シーンでした。





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「ベルファスト」

2022年04月07日 | 映画
ケネス・ブラナー監督の幼少期を投影した自伝的な内容の映画「ベルファスト」をレイトショーで鑑賞。U2の音楽とかでベルファストという地名は覚えてましたが詳細は知らずにいました。キリスト教の宗派の違いによる暴動だったのですね。歴史的背景は複雑で理解出来て無い所もあるのですが子供視点で当時の事柄が描かれているのでそこで感じる現実を体験するように見る事が出来ました。もっと社会派の重いテーマの映画なのかと思ってましたが案外ノスタルジックな家族の物語だったという印象でした。カラーの現在のベルファストからモノクロの1969年の時代への導入が良かった。殆どモノクロの映画で久々にスクリーンで見るモノクロ映像は何だか素敵でした。劇中に出てくる映画や演劇部分だけはカラーになっていて虚構の世界の現実というか監督にとって大切だった救われたもののように描かれていて当時見た思い出や影響に愛情が感じられました。音楽の存在も重要でしたね。
当時を知る人にはより深くノスタルジックに面白く見れる映画だったとは思いますが僕は知らないので普通に良い映画だったなというくらいで大きな感動みたいなものまでは感じられなかったかな。
歴史的背景知らずに見た監督の自伝的な映画だとバリー・レヴィンソン監督の「わが心のボルチモア」って映画が詳細は忘れましたが良かった記憶があります。花火とか美しい映像だったな。





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「マッドライダー」

2022年04月07日 | 映画
80年代のアクション映画「マッドライダー」を鑑賞。「マッドマックス2」のパチモン的な映画でしたが改造車の武骨なアクションや意外な展開でなかなか面白く見応えありました。役者陣も良い顔付きでした。腕がモゲたり驚きの展開を見せますが実は○○だったとか変な設定があったりミニチュアで大爆発な場面が登場したり低予算だろうけど数々の見せ場を用意してくれてました。微妙にしょぼい感じもしちゃう面も目立つのですが何か憎めない娯楽作でした。クレジット見ると特殊メイクでジャネット・デ・ロッシの名前がありましたね。「サンゲリア」の特殊メイク担当の人ですね。





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「シャドウ・イン・クラウド」

2022年04月05日 | 映画
仕事終わりに久々に渋谷へ出てクロエ・グレース・モレッツ主演のグレムリン映画「シャドウ・イン・クラウド」を観に行きました。予備知識はあまり入れずに見たのですが殆ど1人芝居の展開で状況や情報がどんどん入ってきて謎の部分もあり興味深く面白く見れました。突然現れるグレムリンとか映画ならではのとんでもない展開やありえない流れが勢いを増してゆき、映画の嘘にどっぷり浸かって楽しんだもの勝ちというかワクワクと高揚感を味わえる可笑しくも不思議な胸アツな作品でした。
後半に進むに連れてその振り幅も増してゆきます。無茶苦茶だけど懐かしい映画のワクワクに満ちた時間を楽しめました。
音楽も80年代テイストのサウンドで好みでした。頼りになる格好良いクロエ・グレース・モレッツ大活躍のワンマンじゃなくワンウーマン映画でしたね。
僕の大好きな映画「グレムリン」に出てくるディック・ミラー演じるフターマンが劇中で言っていた第二次世界大戦中のグレムリンとはコイツだったのね!というグレムリンが登場しました。






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「パワー・オブ・ザ・ドッグ」

2022年04月04日 | 映画
今年のアカデミー賞で監督賞を受賞した映画「パワー・オブ・ザ・ドッグ」を5.1ch 大画面で鑑賞。予備知識無しで観たのですがなかなか話の筋に入っていけず惹きつけられるものも無く傍観してる感じで睡魔にも襲われたりもしましたが半分ぐらい過ぎた辺りから少しずつ興味深く見る事は出来ました。一体、どうなるのか?何が描きたいのか謎でしたが最後まで見ると話としては成る程と理解出来るものはありました。
そういう事かぁ〜とは思いましたが色々と理解出来てない部分もあるとは思います。
アカデミー賞獲る映画って僕とは趣味が合わないのが多いが今作もそこまで良い映画だとは思えませんでした。個人的にはジェーン・カンピオン監督の映画なら「ピアノ・レッスン」の方が全然良かったです。
今年のアカデミー賞の作品賞を獲った「コーダ あいのうた」は素直に良い映画だと思いましたが。




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「Mr.ノーバディ」

2022年04月04日 | 映画
「Mr.ノーバディ」という面白かったとの評判を聞くアクション映画を鑑賞。たしかに面白かった。話自体は御都合主義のアホみたいな展開で無茶苦茶なんだけど基本アクションやりたいだけな映画なので深い事考えずに見れば痛快で面白く見れます。
主人公にちゃんと感情移入も出来たしね。
やたら強い主人公ですが怪我もします。
悪者も極端に悪く全てが極端に展開するので先も意外性もあって興味深く見れた。結局はアクション映画の定番な流れなのですがちょっとした工夫や見せ方で面白さを活かしてましたね。






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「ザ・バブル」

2022年04月03日 | 映画
Netflixで「ザ・バブル」というコロナ禍の中、映画撮影をするドタバタを描いたコメディ映画を鑑賞。アイデアは面白いのですが映画界の最低で下らない面ばかりを強調して茶化してるのが段々とつまらなくも思えてくるものがありました。コロナ禍で一生懸命やればやる程、大変な目に遭う可笑しさや何とか頑張る姿の前向きな面白さのあるものを見たかったかな。沢山のキャラクターが登場する割に似たような設定ばかりだったのも残念。途中からはコロナとかあまり関係無い感じもしたり、どうでも良い世界感にも感じた。クルーの存在感とか無かったのも残念。
グリーンバックの撮影の様子とかは面白くは見れたけど。VFXをI.L.M.が担当していて必要以上のクオリティーで合成されていて見応えはありました。CGドラゴンも見事!1番印象に残った場面はドラゴンに威嚇されてカレン・ギランがオシッコ漏らす場面でした。その前後のやる気の無い彼女の芝居が可笑しかったです。
面白い所もあったけど脚本がイマイチだったかな。ちょい役で有名俳優が登場したりもしてました。







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