栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

草刈

2007-09-27 13:15:35 | 雑記
妻が庭先の草刈をしてくれと言う。

それでは

と草刈機を出してきて、準備にとりかかる。

正式には刈り払い機と言うらしい。

銀行のATMの様な名前だ。

家の刈り払い機は、もう何年も使っていて

最近一発ではエンジンがかからない。

友人に聞いて、キャブクリーナーと言うものを買ってきて

燃料に混ぜてみた。

車と違って、刈り払い機には車検がない。

つまりメンテナンスもほとんどしていない。

農機具屋さんに持っていけば、やってくれるのだろうが

そこまで調子が悪いわけでもない。

簡単に言えば、燃料の通りを良くするキャブクリーナーだと思う。

そこで一つ疑問?

刈り払い機は混合燃料を使っている。

25対1という割合でガソリンとオイルを混ぜている。

これに、油を溶かすであろう、キャブクリーナーを混ぜると

どうなるか?

・・・

単なるガソリンのようなものになるのではなかろうか?

専門家でないのでよくわからん。

結果、調子がよくなった!

良くなれば、何も問題ない。

専門的なことは知らんでも、生きていけるもんだ?

キャブクリーナーを入れて、排気ガスの臭いが変わった。

ラジコンのエンジン排ガスのような臭いである。

なんとなく、楽しい。

エンジンもルンルンしているようだ。

これがエンジンがかからないとなると、

大汗である。

ベーゴマをまわすように、エンジンの後ろの方についている

ひもを力を入れて引っ張るのだが

草を切る前に息が切れてしまう。

むこうで妻が心配そうに眺めていたりすると

一応亭主の威厳にもかかわるので、大したことは無いと言う、そぶりをしながら

内心焦ってしまう。

自動車のエンジンのように

セルモーターがついていればよいのに

と思う事もあった。

なんだかすごい刈り払い機になりそうだ。

ターボモデルなんかもあったりして・・・

エンジンだけ強くなっても、先端についている

ノコ歯が切れなくては、片手落ちである。

8寸皿ほどの円盤にノコ歯がついているのだが

良いものには、ダイヤモンドチップがついている。

これが新しいと、切れる!

草に触るか触らないかと言う感じで切れていく。

合気道の達人が相手に触らず投げ飛ばすような感じである。

こうなってくると、

もっと草はないのか!

刈るところはもうないのか!

となるのだが、あいにく我が家の庭は狭い。

草を刈りながら考えた。

貸しヤギというのがあれば

草刈はいらないのではなかろうか?

どこかにありませんかな?