栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

漿(しょう)について

2011-02-22 09:15:30 | Weblog
パソコンのカードリーダーから写真が読み込めなくなった。

どうしたことだ?

しかたないので、外付けのカードリーダーを接続してカードを挿したら

読み込めましたが、こりゃ面倒だな。





そういうことをやっていたら、何を書くのか忘れちゃったじゃないか!(笑)



そうそう、泥漿(でいしょう)のことでありました。



この写真は泥漿を作っている途中。

泥漿と言うのは、まあ泥のことなんですが

液体と個体の中間みたいな状態というのが正しいのだろうか?

「風の谷のナウシカ」のコミックの6巻34ページ~35ページに

漿液(しょうえき)について書かれていますが



トロリとした物体です。

この泥漿が最適な状態であればその後の作業が快適に進む。

慣れないうちは先に水ガラスや水を入れて

それに粘土を入れるということをやったのだけれど

これでは水がはねて来て作業しにくい。

そしてその次に

攪拌と言う作業があるんだけれど



(攪拌機)

これも一晩くらい放置して、水がしみこんでから攪拌する方が

はるかに楽。

そういうことを失敗の経験から気づいてきたわけです。

力任せに硬い粘土を攪拌して

周りに泥は飛ぶは、攪拌機のモーターは痛めるは

筋肉痛になるは、良いことはありません。

粘土の種類によっても早くとけだすものと、時間がかかるものがある

なんだか人間みたいですな。

早く気づく人と、なかなか気づかない人といますなあ。

どっちが良いということではなく、生まれもっての個性なんだから

それぞれに対応したほうが良いはず。

なかなか溶けない粘土が、粘り強くて後で役に立つこともあるんだから。

さてカードリーダーはいったい何が原因なんだろうか?

また仕事が増えてしまった。(笑)